2007年04月13日

古くて新しい課題、「日中友好」。

 最近、山岸凉子のマンガ『日出処の天子』を再読した。
 中高生のころ、マンガ雑誌『LaLa』 を購読していた。ちょうど連載中だったので、リアルタイムで読んでいたのだが、きちんと通しで読んだのは、初めてだ。

 主人公は、厩戸王子(聖徳太子)で、当時の朝廷における権謀術数や、蘇我氏と物部氏の戦さなど、史実に基づいた内容も、えがかれているのだが、SF的というか、超常的というか、かなり不思議な解釈も入っている。

 また、講談社学術文庫で、桶谷繁雄の『金属と日本の歴史』を読んだ。

 古代から明治維新のころまで、日本における銅や鋳鉄、鋼鉄などの歴史について、「当時の技術ではこうだった」とか、「このような過程で技術が進化した」といった内容が書かれている。
 たとえば、東大寺 盧舎那仏像(奈良の大仏)は、こんな手法でつくられたのではないか、といった検証とか。
 日本刀は、実際にはどうやってつくるのか、とか。
 技術面から歴史を見る機会はなかなか無いので、おもしろかった。

■日中だけの問題ではない、
アジアのリーダーとして、他の地域に負けぬように


 それらの本を読んで、再認識した。
「やはり、古代において、中国っていうのは、圧倒的な先進国であり、超大国だったのだなあ」
と、しみじみ思った。
 我が国にとっては、文字も、コメも、仏教も、鉄も、すべて、海の向こうの大陸から(半島経由も含めて)来たのだ。
 何千年、何万年という両国の長い歴史で考えると、この小さな列島に住む人々が、かの大きな国に対して優位性を持っていた期間は、最近の、ほんの百数十年のことなのだなあ、とあらためて認識した。

 別に卑下するつもりはないのだが、客観的事実としての認識だ。

 聖徳太子の手紙に、
「日出づる国の天子、日没する国の天子に書をいたす。つつがなきや…」
とあるように、対等なパートナーとして。
 日中は、アジア域内の大国どうし、リーダーシップが求められている国として、パートナーシップを取っていかなければ。
 でないと、拡大するEUや、ひとり超大国として力を振るうアメリカ合衆国を中心としたアメリカ経済圏、台頭するロシアを中心とした東欧・中央アジア、中東、アフリカといった、他の経済・文化エリアに負けてしまう。(と、鼻息荒く思っているw)




posted by 田北知見 at 18:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2007年04月05日

これ以上、「悪役」にならなくても。

 きょうも、AFP BBの写真とニュース記事を貼り付けてみた。



 とりあえず、良かった。
 領海侵犯か、そうでなかったかはともかく、英兵の拘束を続けると、イランが「悪役」扱いされて、イランのためにもならないと思っていたので。

■「イスラム」について。

 ちょうどいま読んでいるのが、司馬遼太郎の対談集『日本人の顔』。
 そのなかに、カイロ大学客員教授や、イラン王立哲学アカデミー教授を歴任した、黒田寿郎氏との対談がある。

 掲載誌は、『週刊朝日』1980年1月11日号。
 イラン革命が起きたころで、対談のお題は「イラン革命の文明的背景」となっている。お二人の、イスラムの文化、歴史、考え方についての考察が語られていて、参考になる。

■砂漠と岩山、遊牧と隊商の人々に合致

 私自身のイスラム体験(?)といえば、エジプト、シリア、ヨルダンを旅行したことがあるくらいだ。
(インドネシアとマレーシアも旅行したことがあるが、リゾートが主だったので、その時は、あまりイスラム文化に触れなかった)

 その数少ない経験から、私なりに、思ったことがいくつかある。

 ひとつは、
「イスラム教は、砂漠や岩山ばかりといった、過酷な自然に合致している宗教らしい」
ということだ。

 見渡す限りの、砂漠と岩山。バスで何時間も走ったって、砂漠と岩山が続くのだ。
 夏は(あるいは、昼間は)暑く、日差しが刺すようにキツい。冬は(あるいは、夜は)寒く、雪が降り、気温は零下となる。
 そのなかを、遊牧や隊商を組んで移動する。
 自然も、仕事も、かなり厳しい。
 何か、心身を厳しく律するもの、精神のよりどころとなる、強く絶対的な存在が、必要となるのではないか、と思ったのだった。

 そしてもうひとつ、そうした環境のなかで、
「不思議な運に巡り合って助かった」
とか、逆に、
「運悪く、大変な目に遭った」
という、不思議な経験が、時折、あったのではないか、と勝手に推測した。

 そんな時、人々は、人知の及ばない、大いなる神のような存在を感じずにはいられなかったのではないか。
 イスラムでいうアッラー。日本や中国でいう「天」。「天網恢恢疎にして漏らさず」とかの「天」だ。
 西欧風の、「個人と契約して、いい子にしてれば、天国へ行ける」(←乱暴な解釈ですみません)という神ではなく、もう少し、アジア的な、自然を受け入れるタイプの人々が考える神様。

 3つ目は、国家でも、部族でも何でもいいのだが、人々を「たばねる」ために、厳しい宗教が必要だったのではないか、という点だ。

 なにせ、数千年にわたって、遊牧や通商を行なってきた人々だ。
 たとえば、日本人のように、約2000年にわたって、皆で協力して田んぼ仕事をやってきた、という民族とは違うのだ。
 独立心が強く、てんでんばらばらで、誇り高い人々。
(というか、そうでないと、遊牧や通商は成り立たない。逆に、田んぼ仕事は、皆で、または皆と、同じことをしなければ、うまくいかない。)
 そういった人々をたばねるには、かなり厳しいシバリが必要だったのではないか、と、これまた勝手に、私は推測したのだった。
posted by 田北知見 at 14:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2007年03月29日

桜も良いが、桜もちも好きだ。

 きょうは暖かい。(少なくとも、東京都中央区は。)
 桜も、かなり咲いている。(同上)
 春! という感じがする。(同上)

 最近、桜もちに凝っている。
 私が好きなのは、ツブツブ、ツヤツヤの「道明寺」タイプ。ふかふかのクレープふう巻きタイプの「長命寺」タイプよりも好きだ。

 調べてみたところ、「道明寺タイプが関西、長命寺タイプが関東」という説と「道明寺タイプが関東、長命寺タイプが関西」という説があるのだが、…どっちが本当なのだろうか…? ものすごく、どうでもいい話だが…(笑)。

 ところで、最近、時々、和菓子を食べるようになった。

 デパ地下で、見た目がかわいいのに惹かれて買ってみたら、かなり美味しかったのだ。

 春は、桜もち。
 上記のタイプのほかに、最近食べて美味しかったのは、白玉というか団子の上に、桜風味のピンク色のあんが掛かっているもの。見た目もかわいくて良かった。

 夏は、ゼリー菓子。
 たとえば、透明のカップに、うすいブルーの、ラムネ味の超やわらかゼリーが入っていたり。
 金魚鉢ふうの形をした小さい透明カップに、透明ゼリーが入っていて、なかに、小っちゃい金魚の形の砂糖菓子とかが入っていたり。

 秋は、栗饅頭。混ぜ物が少なくて、ホントにシッカリと栗の味が楽しめたり。

 最近のスイーツは、和菓子に限らず、甘さ控えめ、ボリューム控えめ、見た目もかわいくて、美味しい。季節感も、楽しめる。
posted by 田北知見 at 15:13 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2007年03月28日

外資系投資ファンドについて。

 今週の『ニューズウィーク日本版』の第1特集は、
「ファンド嫌いが日本をダメにする
 〜三角合併、M&A、敵対的買収〜
 島国経営では大再編は生き残れない」。

■アメリカ自画自賛(笑)

 記事には、
「あくまでM&A鎖国にしがみつく経営者の保護主義を野放しにすれば、日本企業は世界的再編から取り残され、日本経済そのものも沈むことになる」
といった内容が書かれている。

 その記事は、私には、アメリカ式の、
「弱肉強食 金持ち総取り 敗者と貧乏人は一生貧乏 競争激烈資本主義」
社会はすばらしい、と言っているように見えた。(イヤ、ホントはそんな内容ではないのだがw)

 というか、ふだんから同誌は、経済にしろ政治にしろ軍事にしろ、アメリカ自画自賛記事が多い(笑)。
(もちろん、アメリカに、すばらしい点、見習うべき点が多々あるのは事実だ。私にとっても、憧れの国のひとつだ)

■どうしても「欲張り」に見えてしまう、外資系ファンド

 私自身はどうしても、企業取材が多いせいか、企業寄りの考えになってしまう。
 つまり、外資系の投資ファンドというと、「グリーンメイラー」や「ハゲタカ」をイメージしてしまうのだ。

 たとえば、ある複数のファンドは、日○コーディアルグループ株が「上場廃止か?」と報道されて、株価が1000円台前半まで下がった時に買ったくせに、シ○ィが1350円でTOBをかけたら、
「安すぎる。○興コーディアルグループ株には、2000円(前後)の価値がある」
と、○ティに「提言」したり。

 ある別のファンドは、ノー○ツが予定している28円の配当金を「安すぎる」と、10倍以上の300円にするよう「提言」したり。

 もちろん、ファンド側はファンド側なりに計算したうえで「提言」しているのだろうが、それにしても。

 ノーリ○は、あす29日に定時株主総会をひらく。26日のロイター通信によると、ファンド側は、同総会で大幅増配を提案する予定だそうだ。

 あす29日は株主総会の会社も多いようだ。

 注目の、サッ○ロホールディングスの総会もある。
 実質、米系有名ファンドに対する買収防衛策が諮られるもようで、その成否は、サッポ○ホールディングスだけの問題ではない、と、注目されている。

■会社は誰のためにあるのか

 一時期、「会社は誰のためにあるのか」というテーマが話題になっていた。

 ビジネス系の物書きなら、「経営者のためにある」とか、「株主のためにある」とか言うべきなのだろう。

 世間では、創業者やワンマンオーナー社長が、「オレの会社だ。どうしようとオレの勝手だ」みたいな主張をするのをよく見かけるし。
 出資者(株主等)が、「大事なお金を出すのだから、それなりの見返りを求めるのは当然」と主張するのもわかる。

 が、私はやはり、会社は、そこで、ひたいに汗して働く人々と、その商品やサービスに、需要を持ち、対価を支払っている顧客のために、あるのだと思う。
 製品やサービスを創出する人と、お金を払う人が存在しなければ、会社は成り立たない。当たり前だけど。
posted by 田北知見 at 16:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2007年03月16日

ライブドア裁判の判決。堀江被告は、
だました投資家にお金を返して、
裸一貫から出直すというのは、どうだろう?

 3月16日午前、東京地裁はライブドア前社長の堀江貴文被告に対し、証券取引法違反(偽計・風説の流布、有価証券報告書の虚偽記載)で、懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。

 報道によると、証券取引法違反の罪だけに問われた被告への実刑判決は異例だという。

 以前このブログで、2006年6月5日、村上世彰の件の時に、『〜について思ったこと』カテゴリで『潔い人、しぶとい人』と題して、私も少し触れたが、やはりちょっと「見せしめ」っぽいニオイを感じなくもない。

 堀江被告は即日、控訴した。

■株式投資ちゅうのは、きびしいものなのだが…

 もちろん、シロート目には、堀江被告は「有罪」だと思う。
 同被告側は、裁判で「知らなかった」「こっちこそ被害者だ」という線で押しているようだが、やはり、社長だったのだから、実際に自分が手を触れて(汚して)いなくても、監督責任のようなものはあると思うので。

 それに、庶民感情としては、やはりムカつく。
 ライブドア株のせいで虎の子を失って、途方に暮れている人は多いのに、堀江被告は(違法ではないとはいえ)裁判期間中に海外旅行したりと、結構いいご身分でないの、と、思ってしまう。

 しかし一方で、個人株主・機関投資家が、
「粉飾などの違法行為でつり上げた株価で株を買わされ、損害を受けた」
として、損害賠償請求の訴訟を起こしていることに対しても、私はなんだか、「うーむ…」と思ってしまう。「株式投資とは、そんなものじゃないか?」と思うので。

 弊社のベテランは、
「この業界に入って数十年、一夜にして大金持ちになった人をたくさん見てきた。そして、同じくらいの数、首を吊った人を見てきた」
と言う。(えーと…、多分、ものの例えで、実際に首吊り現場をたくさん見たという意味ではないと思うが…)

 それを聞いた当時、私はこの業界に入ったばかりだったので、
「なんちゅう恐ろしい(きびしい)業界に入ってしまったんだ…」
と青ざめた。

 もちろん、上記の訴訟は、「粉飾などの違法行為による」というところがキモだというのはわかるが。
「損害を受けた資金が、少しでも戻ってくれば…」
と思う気持ちはわかる。一部だけでも、戻ってくるといいね、と思う。

 私個人としては、昔アメリカであった、O・J・シンプソン裁判みたいになればいいな、と思っている。刑事で無罪、民事で有罪だ。

 懲役刑は気の毒なので、そこは無罪。あるいは、執行猶予。
 で、だまされた気の毒な投資家にお金を返して、堀江被告は裸一貫からやりなおす。
 そういうのは、どうだろう?
posted by 田北知見 at 18:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事ネタいじり

2007年02月19日

水ぬるむ

 2月も末に入る。うちの近くの路地で、梅の花が満開だったり、沈丁花のいい香りがしたり。今冬は、もともと暖冬だけれども、「水ぬるむ」って感じはする。

 政治・経済・社会面でも、「雪どけ」って感じがする。イヤ、暖冬で、もともと雪は降ってないけど。

 6カ国協議再開。
 安倍政権の、フリーターの就職支援、パートタイマーの正社員との待遇是正についての施策打ち出し。春闘関係も、一部大手企業で良い感触。大手優良企業が出産・育児支援策を実施したり。
 消費も、少〜し好転のきざしがあるらしい。

 やはり、社会は平和なほうがいいし、多くの人が「どうせ頑張ってもしょうがない」と絶望するような「格差固定社会」ではないほうがいい。
posted by 田北知見 at 13:59 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2007年01月18日

金利と為替

 報道によると、日銀はきょう18日にひらいた金融政策決定会合で、政策金利の引き上げを見送った。政策金利(無担保コール翌日物金利)の誘導目標を年0.25%前後に据え置く。公定歩合は現行の年0.4%で据え置いた。
 伸び悩んでいる個人消費や、物価の動向を見極めたいとの慎重論が、過半を占めたもようだ。
 ただし、正副総裁を含めた9人の政策委員のうち、据え置きに賛成6、反対3だったため、2月以降は利上げの可能性が観測されているという。

■では、低金利のデメリットとは?

 「景気拡大」の恩恵(賃金への反映など)を受けていない人が多数を占めるなか、また、企業によっては、業績好転がようやく見えたという状況にある会社も多いなか、上記の判断は適切だと思う。
 原油価格や商品市況も一服しているため、利上げによる円高誘導も、まだそれほど必要ないのだろう。

 また、一般的に金利の上昇は株価の下落を招くといわれているので、株式業界の者にとっては、朗報といえそうだ。

 逆に、デメリットは何か。
 低金利のデメリットについて、シロートなりに調べてみた。
 人によっては、
「低金利とは、個人から、国や大手企業への所得移転に、ほかならない」
という。
 また、
「低金利の恩恵を受けるのは、大手企業や大手銀行がほとんど。日本の企業の9割以上が中小企業であり、雇用労働者の約7割が中小企業で働いていることを考えれば、格差を拡大・固定化するだけではないのか」
とも、指摘されている。

■金利と為替

 そのほかのデメリットとして、キャリートレードなどにより、
「海外への資金の流出を招く」
という点もあるそうだ。これは数年前から指摘されている。

 先般、トレイダーズ証券が主催した、外国為替セミナーへ行き、榊原英資・元 大蔵省(現 財務省)国際金融局長・財務官の講演を聴いた。
 それによると、
「低金利は、キャリートレードにより、海外への資金流出、ひいては円安を招いている」
ということだった。

 キャリートレードとは、金利の安い通貨、たとえば今なら日本円で資金調達をして、別の、たとえばアメリカなど、金利の高い国の通貨で運用するものだ。たとえば、低金利の国の通貨を売り、高金利の通貨を買って持ち続ける。
 人によっては、
「今は日本が世界1低金利だから、円で外貨を買えば、すなわちそれはキャリートレードになる」
という人もいる。
 どおりで、円が安くなるわけだ。
posted by 田北知見 at 18:16 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年12月22日

2007年度 税制改正大綱と、財務省の予算原案に
見る、「格差拡大」について

 今月半ばに、与党の「2007年度 税制改正大綱」と、財務省の「2007年度 予算原案」が相次いで発表された。

■税制も、予算も……

 私は、税制についても、財政についても、門外漢だ。

 が、税制改正大綱の内容については、減価償却制度の見直しなど、マスコミで報道されているとおり、
「減税は、企業先行」
ということは、わかる。

 一方で、
「定率減税の全廃で、個人にとっては所得税、住民税の税負担が増える」
「低所得者にとってやさしくない、逆進性のある、消費税率引き上げの議論が本格化」
など、個人には厳しい内容ということも、わかる。

 2007年度予算の財務省原案についても、医療・介護、出産・育児、教育、経済活性化、再チャレンジ、防衛などの予算増が一見、目立っている。

 が、よく見ると、たとえば「フリーター、ニートの自立支援施設拡充」は、ほんの1億円程度の増額で、「焼け石にお湯」って感じがする。
 その割には、防衛関連は数百億円規模で増えてたりして。
 そして、年金は「払うほうは増額、もらうほうは減額」傾向が続いている。

■「美しくない国、ニッポン」へ?

 こうした税制、予算を見ていると、
「経済成長優先」
「人間の暮らしは、ないがしろ」
という姿勢は、高度成長期以来の日本の伝統(?)を踏襲しているなあと思う。

 が、当時と現在の違いは、
「個人の生活は、低所得層にとって、ますます厳しく」
という、格差の拡大、固定化方面へ進んでいることだろう。

 安心して住み続けられない、美しくない国、ニッポン。
 ……には、なってほしくないのだが。
posted by 田北知見 at 17:34 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年12月12日

雨・・・・・・

 雨が降ってきてしもうた・・・。洗濯物、ベランダに干しっぱなしじゃ・・・トホホ・・・。
 天気予報は「雨」。わかっとったんじゃが、「夕方までなら、もつかも」って思ってしもうたんじゃ。「篠沢教授に、全部」っていうような、無謀な賭けじゃった・・・。
(きょうはブルーになってしまったので、山口弁にしてみました。←だからなんなんだw)
posted by 田北知見 at 15:41 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年12月07日

「正義はわれにあり」?

 今朝の日経新聞などの報道によると、アメリカ連邦議会の超党派 諮問機関『イラク研究グループ』は6日、報告書をまとめ、ブッシュ大統領に提言した。
 提言のおもな内容は、イラク駐留米軍の戦闘部隊を2008年3月までを目標に撤収すること、イラン、シリアとの直接対話を求めることなどだ。
 これを受けて、ブッシュ大統領は「すべての提案を真剣に考慮したい」と表明した。

 その後のインターネットのニュースサイトによると、当事者のイラク側も、シリアなどの中東諸国も、英国などの関連諸国も、この報告書の内容を、おおむね「歓迎している」もようだ。

 アメリカにも中東にも全く関係のない、一日本人の私としても、
「イラク、早く平和になるといいね」
と、報告書に対する「歓迎の意」を表したい(笑)。

■アメリカって、昔から……

 私はアメリカの歴史には不案内なのだが、先日、読んだ本で『リトル・ビッグ・ホーンの戦い』と、その後の『ウンデッド・ニーの虐殺』について初めて知り、
「ああ、そうか、アメリカって、昔から……」
と納得した。

 前者は、1876年に米モンタナ州のリトル・ビッグ・ホーン河流域で起きた、アメリカ連邦政府の騎兵隊と、先住民インディアンの戦いだ。
 従来の研究では、騎兵隊の生き残りからの聞き取り調査くらいしか史料がなかったため、「白人側にとっての悲劇」「先住民の連合軍が、騎兵隊を一方的に虐殺した」という通念になっていたらしい。
(最新の戦跡考古学の調査によって、騎兵隊側の戦術のまずさ等から、自滅に近い状況だったということが判明した)

 その後、米国内では反 先住民感情が高まり、1890年には、米サウスダコタ州の先住民居留地 ウンデッド・ニーで、女性や子供を含む、無抵抗の先住民150人(一説には、500人)が、騎兵隊により虐殺された。

 私はこの話を読んだ時、

● 先住民:「リトル・ビッグ・ホーンの戦い」→「ウンデッド・ニーの虐殺」
● 日本人:「ハワイ 真珠湾の奇襲」→「ヒロシマ、ナガサキの原爆」
● 中東:「9.11テロ」→「イラク空爆」ほか、「ブッシュ、中東諸国にケンカ売りまくり」

 …歴史は繰り返すというが、まさしく…と、思ったのだった。

 でも、日本も、人のことは言えない。
 「シベリア出兵」だって、「満洲事変」だって、「日中戦争」だって、「真珠湾奇襲」だって、名目はすべて「自衛行為」か、「現地の治安維持に貢献」「現地の邦人保護」だった。
 誰もが、いつも、「正しいのはおれのほうだ」と思っているらしい。
posted by 田北知見 at 16:56 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年12月05日

瀬戸内寂聴、延暦寺の住職へ

 きょう、ヤフーニュースで、
「滋賀県大津市の比叡山 延暦寺が4日、同宗の尼僧で作家の瀬戸内寂聴さんを、延暦寺の一山非法人寺院『禅光坊』の住職に迎えることが内定したと発表した」
というニュースを見た。(たぶん、新聞とかテレビでも報道されているだろう)

 一山非法人寺院って、なんだろう? 延暦寺の塔中みたいなものだろうか?
 報道によると、
「一山非法人寺院住職は、同宗や延暦寺の発展、護持に功績があった人が就任する名誉職で、女性では初めて」
ということなので、よくわからないが、とにかく、おめでたいことらしい。

 ヤフーニュースのアクセスランキングのトップに一時、入っていた。やはり瀬戸内氏は人気のある作家なのだなあ、と思った。

■京都の寂静庵と
比叡山 延暦寺の思い出(というほどでもないが…)


 何年か前、京都に行った時、嵐山のほうだったと思うが、『寂聴庵』の案内板を見かけて、
「おお…、ここが…」
と思ったことがある。入り込みはしなかったが。
 田んぼや家のある、静かな地域だったと記憶している。

 別の時に、比叡山 延暦寺へ旅行したことがある。
 本堂(といって良いのかな?)をはじめとして、いくつかのお寺をまわった。
 深い山の中で、お寺によっては、ほとんど人がいなくて、静かで、とても良かった。
 お堂の周りに、ふかふかの苔がむしていて、大きな杉(とか、なんかその手の、山の中っぽい木々)が林立している。お堂の中から、読経が聞こえてくる…。

■カッコイイ尼さん(?)

 瀬戸内寂静の作品も、瀬戸内晴美の小説も、読んだことはない。私の好みとは、ちょっと違うので。

 ただ、雑誌とかのインタビュー記事を何度か読んだことがある。
 恋愛のすすめ、みたいな内容で、寂聴は、
「若い人も大人も、不倫でも何でも、どんどん恋愛すればいいわ。…あら、尼がこんなこと言っちゃ、まずいわね。ホホ…」
みたいなことを言っていた。突き抜けた、カッコイイおばさんだなあと思った。

 得度して「寂聴」になる前は、かなり情熱的かつ奔放な恋愛生活を送っていたと、聞いた(読んだ)ことがある。
 ジャンジャン恋愛して、とことん恋愛道(?)を極めて、
「もう、いいか」
と思ったら、サッパリと剃髪して尼になる。これもカッコイイ。
 とも思ったけれど、
「いやあ、凡人ではなかなか真似できないよね…」
という気もする。
posted by 田北知見 at 17:12 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年11月09日

ブッシュ政権の蹉跌

 きのうの日経夕刊2面の見出しに、
・「好景気」強調も空振り
・勤労世帯 薄い恩恵
・「低賃金上げ」民主に支持
とあった。
 日本のニュースだと思ったら、アメリカの中間選挙のニュースだった(笑)。

 米中間選挙での、民主党の圧勝が伝えられている。
 9.11テロ以降……いや、ブッシュ大統領が就任直後にイラクの空爆を開始した時から、全く関係のない、極東に住む一日本人の私でさえ、
「なんか、アメリカ、やばくない?」
と思っていた。

 また、私は政治や税制のことは全くわからないが、それでも、ブッシュ政権下での、米国内の右傾化、保守化、カネモチ優遇化(お金持ちに有利になるような減税や税制改正や、ウォルマートのような労働者ないがしろ企業が国の施策で後押しされていることなど)は、新聞や雑誌の報道で伝わってきていた。

 外交のことも、私には難しいことはよくわからないが、それでも、ブッシュ政権は、仮想敵国を探しては中東諸国にケンカを吹っかけたり、パレスチナ問題で露骨にイスラエル支持を押し付けようとして関係諸国を辟易させたり、といった風に、無理を重ねているように見えた。

 最近になってようやく、米国内でも「イラク戦争は間違っていた」「9.11テロ以降の保守化は行き過ぎだった」という声が出てきているようで、私も、
「やっぱり、そうだよねえ」
と、ひと安心していた。
 中間選挙の結果にも、米国内のそうした民意がハッキリ表れている。

 開票後、ブッシュ米大統領はラムズフェルド国防長官の辞任を発表した。
 イラク戦争と中間選挙惨敗の責任をなすりつけて切り捨てようとしているかに見える。
 けれども、ブッシュ政権は、小手先の切り張りだけではどうにもならないほどの失策続きだったように見える。

 とはいえ、アメリカには尊敬すべき点、良い点がたくさんあり、今回、その威力を発揮した二大政党制もそのひとつだろう。
 うらやましい。
 日本には、そうしたチェック機能は存在しない。太平洋・日中戦争の時も、バブルの時もそうで、誰かが「こうしろ!」と大声で言うと、全員がレミングのようにワーッとそっちへ向かって走る。
 きのう総務相が発表した、NHKへの「命令」についての報道を見て、むかし存在した「大本営発表」という言葉を思い出したのは、私1人ではないはずだ。
posted by 田北知見 at 14:55 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2006年10月18日

気の毒だが、1人ひとりにも責任はある、と思う。

 今朝、通勤電車で読んだ朝刊に、北朝鮮の声明として「安保理決議は米国のシナリオに沿った宣戦布告」「堂々たる核保有国になった今日、誰かの圧力や脅しに屈服するというのは話にもならない」「われわれは平和を望むが、戦争を恐れない。対話を望むが対決にも常に準備している」と報道されていた。

 強気だなあ、と見るべきなのだろうが、私には、なんだか北朝鮮が「助けてくれ」と悲鳴をあげているように聞こえた。
 もう自力ではどうしようもできない国の、「もう、どうにでもしてくれ」という悲鳴に聞こえた。

 日本が昔、国際連盟を脱退した時、盧溝橋事件から日中戦争の泥沼に突入した時、ハワイの真珠湾に奇襲の空爆をかけた時、こんな感じだったのではないか、と思った。

 当時の日本と同様、無辜の国民は気の毒だと思うが、そんな国にした責任も、国民全員に少ーしずつある、ということも事実だろう。

 このあと、どうなるのだろうか。何か起きるのだろうか。
 そしてその「何か」が起きた後は? 金正日はヒットラーやムッソリーニのようになるのだろうか、それとも「ヒロヒト」のようになるのか、フセインのようになるのか。韓国と北朝鮮は、東西ドイツのようになるのか、チェコとスロバキアのようになるのか。

 ところで、きょう発売のニューズウィーク日本版を読んでいたら、北朝鮮の今後のシミュレーションのひとつに、「東京に核爆弾」云々と出ていた。ふざけるな。日本がそんなに何度も核爆弾を受けてたまるか。と思ってしまった。

posted by 田北知見 at 13:28 | 東京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

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