2011年07月08日

誕生日プレゼント…から連想して、サービス業セクターの銘柄を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 7月は私の誕生日がある月なので、いつも行っているデパートやエステサロンや飲食店などから、いろいろなご案内をいただいた。ポイントカードを持っている、あるデパートは「お誕生月の1ヵ月間、当店でお買い物をすると1日につき○○ポイントをサービスします」とか「お誕生月に使えるクーポンをさしあげます」等。あるエステサロンからは粗品のしおりとともにパンフレットが郵送され、「次回サロンへお越しの際には、△△の無料施術をプレゼントします」という。ある飲食店からは「お誕生日のお祝いとして、ささやかなプレゼントをご用意しました。…ぜひお越しください」というご案内状が来た。

 来店の動機づけが目的だとは分かっているが、やはりうれしい気がする。「1年間、がんばった自分にご褒美」ということで、実際はとくに何もがんばったわけではないのだが(笑)、いそいそとデパートやエステや飲食店へ行ってしまうのだ。

 そこから連想して、サービス業セクターで優良株を探してみた。

★テイクアンドギヴ・ニーズ〈4331〉(東1)

全国に約60の直営店を持ち、ハウスウェディング事業を行なっている、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)を入れる。8日終値は170円安の6130円。単位1株。PERは約8倍、PBRは約0.5倍と割安水準になっている。チャートは5月25日につけた直近安値4695円から反発し、以降はモミ合いながらもジリ高トレンドで来ている。まずは次のフシである6500円ライン上抜けを目指す。震災の影響はほぼ終息、海外展開も進めているなど買い材料もある。

★ニチイ学館〈9792〉(東1)

医療事務受託、介護事業、関連人材教育・派遣事業などを行なっている、ニチイ学館<9792>(東1)を入れる。8日終値は3円高の703円。単位100株。PERは約11.4倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは3月15日につけた年初来安値545円を底に、上昇トレンドで来ている。この1ヵ月ほどは700円ライン前後でモミ合っているが、そろそろ上放れと行きたい。中期で800円ライン回復を目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。



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2011年07月01日

「近所のパートさん」、その後から連想――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 以前、「近所にあるスーパー内にあるクリーニング屋さんの、パートタイマーさんが似た雰囲気の女性ばかりで…」という内容を書いたことがある。いつも行っているクリーニング店で、店頭受付を行なっている女性パートさんが、シフトで数人いらっしゃるのだが、皆、見た目や雰囲気が似ているのだ。これは店長さんの「好み」(一緒に仕事をする上で、やりやすそうな人、接客に良さそうな人という意味で)なのだろうなと思ったのだった。

 しかし、その原稿を書いてから後、しばらく通ってそれぞれの人と接しているうちに、だんだん個性が掴めてきた。私はいつも、バラバラな時間帯に衣類を持って行ったり、取りに行ったりするので、どのシフトの人の接客も受ける機会があるのだ。人によって、愛想はいまひとつだが、仕事はシッカリする人、愛想は良いのだが調子が良く、仕事はてきとうな人、愛想は良くも悪くもなく、仕事がイヤそうな人など、いろいろなキャラの人がいると分かってきた。パッと見は似ていても、当然といえば当然だが、やはりそれぞれの個性があって、やはり人間っておもしろいと思うのだ。

 「パートさん」から連想して、スーパー銘柄を見てみた。

★イオン〈8267〉(東1)

 GMS(大規模総合スーパー)などを全国展開するイオン<8267>(東1)を入れる。1日終値は2円安の966円。単位100株。PERは約19.3倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートはこの約1ヵ月、下値900円ラインで底を打ち、ジリ高トレンドを形成している。まずは1000円フシまでの戻りを目指す。信用倍率は約0.6倍の売り長で、買戻しにも期待できそうだ。ゴールドマンサックス証券は6月21日付けのレーティングで投資判断「買い」、目標株価1100円とした。

★イズミヤ〈8266〉(東1)

 関西を地盤に、スーパーを約90店を展開するイズミヤ<8266>(東1)を入れる。1日終値は2円安の326円。単位1000株。PERは約34.7倍、PBRは約0.3倍となっている。チャートは6月17日につけた直近安値300円からの反発局面。まずは次のフシであり26週移動平均線でもある、300円台央が目標となりそうだ。板を見ると買い気がやや優勢。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年06月24日

味噌とまいたけのコラボから連想――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、スーパーでマルコメの「液みそ」を使った料理のレシピをもらった。液みそとは、だし入りの味噌だが、従来の半固体タイプと違って液状なので溶けやすく、味噌漉しなども不要で、いろいろな調理にも使いやすいというもの。ペットボトルに入って売られている。なるほど、便利な商品だと思った。

 レシピには「雪国まいたけとのコラボ」とあり、「雪国まいたけと小松菜の味噌バター炒め」「雪国まいたけの味噌かき揚げ」など、簡単にできておいしそうな料理が並んでいる。また、まいたけには「うまみ成分のグアニル酸が多く含まれている」ことなども紹介されていた。

 他の商品分野でのコラボはいろいろ見たことがあるが、野菜の会社と味噌の会社のコラボは、少なくとも私は今回、初めて見た。「企業各社は勝ち残りをかけて、いろいろ需要掘り起こしの努力工夫をしておられるんだなあ」と改めて実感したのだった。

 雪国まいたけと調味料連想銘柄をウォッチしてみた。

★雪国まいたけ〈1378〉(東2)

雪国まいたけ<1378>(東2)の24日終値は5円高の465円。単位100株。PERは約20.1倍、PBRは約2.5倍となっている。チャートは1月17日につけた年初来高値586円から反落し、以降は続落トレンドとなっていた。下値460円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングと見たい。まずは次のフシであり26週移動平均線でもある、500円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

★永谷園〈2899〉(東1)

調味料・味噌汁などからの連想で、永谷園<2899>(東1)を入れる。24日終値は12円高の843円。単位1000株。PERは約20.4倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートはこの1ヵ月ほど、凸凹しながらも、下値800円ラインから800円台央へとジリ高トレンドで来ている。信用売り残が増えているので、買い戻しにも期待しつつ、もうしばらくトレンドが続くと見たい。地合いにもよるが、中期で880円ラインまでの戻りも視野に入りそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年06月17日

現代美術展を見て来た。百貨店株を見てみた。−−銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 東京・日本橋の日本橋島屋で20日まで開催の『ジパング展〜31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。』を見て来た。現在の日本(の一断面など)を描いたと思われる、現代絵画、映像、立体などの作品が展示されていた。百貨店の催事という位置づけだからか、難解な作品はほとんどなく、私のような素人が見ても「ああ、この作品はたぶん、あのことについて描いているのではないか」とか、「こういうことを言いたいのではないか」と想像できるような作品が多かった。ただ、私の想像が合っているか間違っているかは分からないが。

 最も気に入ったのは、山口晃の『山乃愚痴明抄』。一見、日本画の屏風絵か襖絵のように見えるのだが、実はキャンバスに油彩で描かれている。画面の一隅には、マンガで作者のボヤキ(?)が描かれており、おもしろかった。

また、池田学の描いたブッダの作品も、とても好きだと思った。奈良の大仏の何倍もあろうかと思われる大きな仏像(摩崖仏?)と、その周囲でいろいろなことをしている沢山の人が描かれた作品だ。大仏は、左手の親指と人差し指で輪をつくるような形の印を結んでいるのだが、私にはそれが「OK」とか「グッド」のしるしに見えた。大仏様が「人はそれぞれの持ち場で頑張っているし、頑張ってない人もいる。賢明な人もいるし、愚かな人もいるし、いろいろな人がいる。でも、うん、それでいいんだよ」と慈悲深く言いつつ、ただ人々を見守っているような気がしたのだった。

百貨店銘柄をウォッチしてみた。

★高島屋〈8233〉(東1)

 高島屋<8233>(東1)の17日終値は1円高の489円。単位1000株。PERは約11.7倍、PBRは約0.5倍となっている。チャートはこの2ヵ月ほど、直近高値の500円台央から続落トレンドとなっていたが、490円フシにあたり、ここ数日は反発のきざしが出ている。まずは550円フシまでの戻りを目指す。

★三越伊勢丹ホールディングス〈3099〉(東1)

 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)の17日終値は22円安の705円。単位100株。PERは約105.38倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートはこの半月ほど、底値圏の700円台前半でモミ合いが続いている。材料難でもあり、中期でジックリ、リバウンドを待つ姿勢で、底値小すくいの場面か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年06月10日

久しぶりに中継放送を見て、「プロ野球銘柄」――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 久しぶりにプロ野球をテレビで見た。待合室でついていたテレビが中継放送をやっていて、かなり長い待ち時間があったため、5イニングくらいジックリ見ることができたのだった。私はスポーツには関心が薄いため、プロ野球は3〜4年ほど前に球場で見たのが最後だし、テレビでは、ニュースなどの映像でたまたま見たようなケースを除けば、きちんと試合を見るのは10年ぶりくらいかもしれない。

 一番の感想は、「最近のプロ野球のテレビ中継は、私のようなド素人が見ても楽しめるようにつくられているんだなあ」ということだった。まず、解説は丁寧で分かりやすい。ちなみに私が見た時は、江川卓氏だった。江川氏の顔をテレビで見たのも久しぶりだ。

 そして、各選手の簡単なデータが画面に出るので、「そうか、この選手が今の主砲なんだな(単なる「4番打者」ではなく、「主砲」)」と分かれば、たとえば「2死、走者1、2塁」という時にその選手がバッターボックスに立つと「1発長打が出るか?」とドキドキする。たとえば「足が速く、盗塁が得意な選手」だと分かれば、その選手が塁に出ると「盗りに行くかも」とワクワクする。また、ピッチャーの投げた球種やゾーンなども画面に出るので、そうした面からも楽しめた。

 プロ野球に限らず、ゲームをはじめとしたどの娯楽分野もそうなのだろうが、今の時代は、コアなファンを大切にしつつも、どれだけ広い層からお客を取り込めるかが勝負なのだろう。だからテレビ放送でも、こうした「楽しんでもらうための工夫やサービス」をこらしているのだろうなあ、と思ったのだった。

 「プロ野球銘柄」を見てみた。

★日本ハム〈2282〉(東1)

 北海道日本ハムファイターズの日本ハム<2282>(東1)を入れる。10日終値は17円高の1092円。単位1000株。PERは約14.7倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは5月31日につけた直近高値1144円から反落し、続落トレンドで来ていたが、ここへ来て反発。まずは1150円フシまでの戻りが目標となりそうだ。野村証券が5月27日に出した投資判断では「買い」、目標株価1500円とされた。また、今期2012年3月期連結業績予想は前年比増収増益。さらに、東洋経済新報社の6日付け『四季報速報』では、次期2013年3月期も増収増益との予想値が出ており、業績面からも買い安心感がある。

★ヤクルト本社〈2267〉(東1)

 東京ヤクルトスワローズからヤクルト本社<2267>(東1)を入れる。10日終値は32円高の2211円。単位100株。PERは約27.6倍、PBRは約1.7倍となっている。チャートはここ数日、2100円台後半を中心にモミ合っていたが、本日は上放れ。この勢いでまずは2300円フシまでの戻りを目指す。今期2012年3月期連結業績予想は前年比増収増益。また、8日付けの『四季報速報』には、会社側予想値より上ブレした予想値が出ており、さらに次期2013年3月期は増収増益と観測されている。業績面からも買い安心感のある銘柄といえそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年06月03日

宮沢賢治の作品にも出てきたエピソードから…「鳥」銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、なにげにパソコンを眺めていたら、席のすぐ近くにある窓に突然「ゴツン」と何かが当たってきて驚いた。見ると、窓ガラスにぶつかってきたのは、どこからともなく飛んできた鳥だった。スズメのようだったが、もう少し大きいようにも思えたので、別の種類の鳥かもしれない。その鳥は、もう一度、窓ガラスにゴンと体当たりをした後、羽をバタバタさせてから「あ、ここにはガラスがあるんだ」と気づいたようで(たぶん…w)、そのままどこかへ飛び去って行った。

 窓は高さ1.2メートル、横幅1.7メートルくらいの普通のサイズで、とくに大きくもないし、ガラスは特段きれいに磨き上げているわけではないのだが(笑)、まあそういうこともあるらしい。

 そういえば、宮沢賢治の名作『セロ弾きのゴーシュ』に、郭公(かっこう)が、主人公のゴーシュの家の窓ガラスに何度もぶつかるシーンがあったなあと思い出した。鳥がガラスにぶつかる習性(?)があることを、宮沢賢治も知っていたんだろうな…と思ったりしたのだった。

 社名に「とり」のつく銘柄で、優良株を探してみた。

★酉島製作所〈6363〉(東1)

 ポンプの大手メーカー、酉島製作所<6363>(東1)を入れる。3日終値は18円安の1110円。単位100株。PERは約17.5倍、PBRは約1.0倍となっている。チャートは5月2日につけた直近高値1303円から反落し、以降は続落トレンドで来ている。今後の地合いにもよろうが、下値フシ1100円ラインにあたり、そろそろリバウンドのタイミングと見たい。まずは次のフシであり13週移動平均線でもある、1200円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

★鳥居薬品〈4551〉(東1)

 JT<2914>(東1)グループで、医薬品の製造・販売事業を行なっている鳥居薬品<4551>(東1)を入れる。3日終値は20円安の1538円。単位100株。PERは約34.1倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートはこの2〜3ヵ月ほど、上値1670円前後、下値1510円前後のボックス圏を形成している。底値の拾い時と見て、まずは上値1650円フシ上抜けを目指す。今期配当金は9月中間期末、2012年3月通期末それぞれ20円の年間計40円予想。現在の株価で利回り約2.6%の計算となる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年05月27日

平山郁夫の画文集『西から東にかけて』を読んで――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 平山郁夫の画文集『西から東にかけて』を読んだ。日本画の大家である平山氏(1930−2009)が、ヨーロッパ、中東、インド、東南アジア、中国などの各地へ行き、仕事をした際の経験談や回想が綴られ、風景や遺跡などの素描が添えられているものだ。

 私のイメージでは、日本画家というのは「静」のイメージが強い。とくに平山氏のような大家ともなるとそうだ。が、この本を読むと、平山氏は若い頃から晩年まで、かなりの奥地にも多く出向いて、遺跡などの写生などもたくさんしていらっしゃったようだ。それだけでも尊敬に値すると思った。さらに、文を読むと、それぞれの土地や人や文化に対して、素直に尊敬の念を抱き、暖かい目で見ておられるのを感じた。

 平山氏の作品が多くの方々に好まれるのは、作品自体の素晴らしさもさることながら、そうした、ご自身の人となりが画面ににじみ出て、それで好まれるのではないだろうか…、などと、この本を読んで思ったのだった。

 本のタイトルから連想して、社名に「西」と「東」のつく銘柄で優良株を探してみた。

★河西工業〈7256〉(東1)

 自動車インテリア部品のメーカー、河西工業<7256>(東1)を入れる。27日終値は11円高の400円。単位1000株。PERは約6.1倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートはこの2ヵ月ほど、400円ライン前後でモミ合っている。モミ合い上放れで、まずは次のフシである450円ライン奪回を狙ってみる。ただ、信用買い残が大きく膨らんでいる点、今期2012年3月期連結業績予想は未定としている点など、気になるところもある。押し目小すくいでジックリ待つのが無難か。

★関東天然瓦斯開発〈1661〉(東1)

 天然ガス生産事業、地方都市ガス事業を行なっている関東天然瓦斯開発<1661>(東1)を入れる。27日終値は5円高の449円。単位1000株。PERは約15.2倍、PBRは約0.4倍となっている。チャートは3月25日につけた年初来高値595円から反落し、続落トレンドで来ていたが、450円フシにあたり、ここ数日はリバウンドのきざし。まずは次のフシ500円ラインまでの戻りを目指す。ただ、筆頭株主が東京電力である(約2割保有)点と、今期2011年12月期連結業績予想が前年比減収減益である点は気になる。しかし中期チャート見ると現在は安値圏にあり、今期連結業績予想は2月に発表した当初予想が据え置かれている。地合いにもよろうが、もうしばらくは小幅リバウンドトレンドが続くと見たい。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年05月20日

今まで知らなかった世界を垣間見て、「おしゃれ銘柄」――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ ここ最近、ネットでおしゃれ関連サイトを見ることにハマっている。何かの折に、たまたまバナー広告をクリックしてヤフーショッピングサイトに入ったのがきっかけだった。ちょっと検索をかけると、いながらにして、洋服、バッグ、靴、アクセサリーをはじめとしたさまざまな商品がたくさん見られる。ヤフーオークションサイトやコメ兵などのサイトでは、ブランド物でもユーズド品が安く購入できるようで、今まで知らなかった世界(?)を垣間見たようでおもしろい。

 また、日本ではあまり知られていないブランドや、日本未入荷の商品を専門的に扱うサイトを見るのも楽しい。過日ウィリアム英王子と結婚したケイト・ミドルトン(キャサリン夫人)さんが愛用しているというイギリスのブランドのワンピースを見た。ほかにも、有名セレブ(女優さんやミュージシャンなどの具体的な名前が挙げられている)が愛用しているというバッグやアクセサリー、ファッション業界で注目されている新進モデルが愛用しているというブランドなど、いろいろ出ていておもしろい。これまた、今まで知らなかった世界を垣間見るようで楽しいのだった。

 上記から連想して、アパレルなどの銘柄を見てみた。

★しまむら〈8227〉(東1)

 実用衣料・ファッション衣料店を全国で約1650店展開する、しまむら<8227>(東1)を入れる。20日終値は50円安の7510円。単位100株。PERは約12.9倍、PBRは約1.3倍となっている。株価は3月15日につけた年初来安値5680円から反発し、以降は上昇トレンドの好チャートとなっている。7400円ラインの押し目を拾い、中期で次のフシ8000円ラインを目指す。信用倍率は約0.4倍の売り長となっており、買い戻しにも期待してみる。

★ワコールホールディングス〈3591〉(東1)

 婦人下着トップのワコールホールディングス<3591>(東1)を入れる。20日終値は1円安の991円。単位1000株。PERは約35.5倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートはここ数日、2011年3月期連結業績予想の下方修正などを受け、底値圏の990円台でモミ合っている。まずは次のフシであり13週移動平均線でもある、1050円ラインまでの戻りが目標となろう。

 同社には「接触冷感素材を使用した男性用ステテコ『冷やテコ』」や、「通気性が55%アップした『さら肌ブラ』」などの製品があり、節電クールビズ関連としての買い材料も出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年05月13日

「日本企業の良さ」から連想して、サービス業銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 最近、日本メーカーの化粧品に凝っている。以前は欧米系のブランド商品を使っていた。私はバブル世代なので、少し高くてもブランド物がほしいと思ってしまうのだ(笑)。が、たまに海外旅行をした際に免税店で買うと意外に安く、「普段はずいぶん割高なお金(関税など)を払っているんだなあ」と思っていたのだった。

 そこで最近はなるべく日本メーカーの商品を買うようにしている。いくつかのメーカーの物を買ってみたが、どの店頭でも、どの店員(美容部員、ビューティーアドバイザーなど)さんも、きちんと接客をしてくれて、お肌の状態やお手入れなどについてもキメ細かく説明してくれる。それって当たり前なのかもしれないが、これまで、一部の外資系メーカーの一部の店員さんからひどい接客をされた経験のある私としては、技能や能力にバラツキがなく、高品質で粒ぞろいの人材を見ると、感激してしまうのだ。

 日本企業の強みは商品力だけでなく、キメ細かいサービスにある、とはよく言われることだが、こうしたことから見ても、「なるほどそのとおりだ」と思ったのだった。そこから連想して、サービス業セクターで銘柄を探してみた。

★NECフィールディング〈2322〉(東1)

 コンピュータ保守会社で国内最大級というNECフィールディング<2322>(東1)を入れる。13日終値は3円高の898円。単位100株。PERは約9.07倍、PBRは約0.65倍と割安になっている。チャートは昨年12月につけた直近高値1080円から反落し、以降は続落トレンドで来ていた。900円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングか。まずは次のフシであり13週移動平均線でもある950円ライン、さらに震災前の1000円台までの戻りを目指す。

 今期2012年3月期連結業績予想は前年比微増収、営業・経常・純利益はそれぞれ2ケタ増益を見込んでおり、業績面からも買い安心感がある。また、今期配当金は9月中間・3月通期末それぞれ20円の年間計40円予想。現在の株価で利回り約4.5%の計算となる。

★TAC〈4319〉(東1)

 会計士などの「資格の学校」事業、公務員講座などを行っているTAC<4319>(東1)を入れる。13日終値は前日終値と同額の299円。単位100株。PBRは約1.4倍となっている。チャートはこの1ヵ月ほど、底値圏の300円ライン前後でモミ合っている。そろそろ上放れと行きたいところだ。まずは震災前の水準である340円ライン奪回が目標となろう。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年05月06日

文学のきびしさ…から連想して、出版・製紙株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 朝日文庫の『戦争文学を読む』という本を読んだ。川村湊・成田龍一の両大学教授がホスト役となり、何度かに亘り、毎回ゲストを1人招いて、戦争(日中戦争・太平洋戦争)を題材にした文学作品などについて鼎談した内容を本にまとめたものだ。川村教授の専門は文芸評論・日本近代文学、成田教授の専門は歴史学・近現代日本史。ゲストは上野千鶴子教授や、作家の井上ひさし氏、高橋源一郎氏など。鼎談はおおむね1998〜99年に行なわれたものだ。

 テキストとして取り上げられたのは大岡昇平『レイテ戦記』、井伏鱒二『黒い雨』などの有名どころが多いが、あまり一般には知られていないものの、文学的には高く評価されている作家の作品群についても多く触れられた。また、島尾敏雄、大江健三郎、三島由紀夫らが「戦争」をどのように書いていたかなど、作品ではなく、作家という切り口から語られた内容もあった。

 対談集や鼎談集なら、私にも読みやすそうだと思って読み始めたのだが、やはり専門家のお話だけに、視点が高めで、それでいて緻密だった。一般的には評価が高い(と私は思っていた)作品や作家についてさえ、内容を吟味され、冷徹な評価が下されている。私はそれを読んで「文学・文芸というのは、きびしいものなのだなあ」と、当たり前のことを、今さらのように思ったのだった。

 上記の文から連想して、出版銘柄と、そこからさらに連想して、製紙銘柄を見てみた。

★昭文社〈9745〉(東1)

 地図出版、ガイドブック大手の昭文社<9745>(東1)を入れる。6日終値は1円高の615円。単位100株。PERは約15.2倍、PBRは約0.4倍となっている。チャートはこの1ヵ月ほど、610円台前後でモミ合っている。そろそろ上放れで、まずは次のフシであり、13週・26週移動平均線の間の650円ラインを狙いたい。現在のところ、2011年3月期連結業績予想は前年比微増収増益の従来予想を据え置いている。

★王子製紙〈3861〉(東1)

 製紙業界ツートップの一角である王子製紙<3861>(東1)を入れる。6日終値は7円高の377円。単位1000株。PERは約14.1倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートはこの2ヵ月ほど、上値400円ライン、下値330円ラインで三角保ち合いを形成しているように見える。業績や今後の地合いにもよるが、上放れで400円ライン上抜けを目指す。また、信用倍率は約0.5倍の売り長となっており、買い戻しにも期待してみる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年04月29日

「近所のパートさん」からの連想で、スーパー銘柄を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ いつも行っている近所のスーパーの中にあるクリーニング店では、何人かのパートタイマーさんが交代で働いている。もちろん皆さんきちんと接客してくださるのだが、おもしろいと思うのは、全員の見た目の雰囲気が、どこか似ているような気がする点だ。だいたい40〜60代くらいの女性で、小柄、ちょっと美人でメガネをかけている。賢そうで上品な雰囲気だが、どこか親しみやすさを感じさせる面もある。顔のつくりが似ているわけではないのだが、同じタイプの人のように、私には見えるのだ。店長さんか、マネージャーさんか社長さんの「好みのタイプ」なのだろうか?(笑)と思ったりもする。

 そういえば、いつも行っている歯科医院もそうだ。50代くらいの男性歯科医師(院長先生)が1人でやっておられる医院なのだが、何人か働いている歯科衛生士さんが、やはり皆、似た雰囲気だ。20代の若い女性ばかりで、キツイ茶髪(かなり明るい色の髪)、ちょっとギャル風メイクだが、ハキハキしていて仕事はきちんとできる。院長さんの「好みのタイプ」なのかな?と思ったことがある。

 もちろん、「好み」といっても、みょうな意味ではなく、「一緒に仕事をする上で」とか「お客(患者)さんに対して、きちんと接してくれそうだ」などという意味で…だが。上記のこととはあまり関係なく、クリーニング店がスーパーにあることからの連想で、スーパー銘柄を見てみた。

★エコス〈7520〉(東1)

 本社は東京都昭島市にあり、東京、埼玉、茨城などで食品スーパー約70店舗を展開するエコス<7520>(東1)を入れる。28日終値は3円高の436円。単位100株。PERは約17.7倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートは3月15日に上場来安値301円をつけたが、その後は反発。この1ヵ月ほどは440〜420円の間でモミ合っている。中期で見れば安値圏にあり、拾い時か。まずは450円フシ上抜け、中期で500円台回復を目指す。14日に発表された2012年2月期連結業績予想は、営業収益、営業・経常利益は前年比増収増益、純利益は黒字転換を見込んでいる。業績面からも買い安心感がありそうだ。

★カスミ〈8196〉(東1)

 本社は茨城県つくば市にあり、茨城県を地盤に、埼玉、千葉などで食品スーパーを約140店展開するカスミ<8196>(東1)を入れる。28日終値は3円高の430円。単位100株。PERは約93.5倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートは3月15日に年初来安値355円をつけたが、その後はリバウンド。以降は上下波動を描きながらも下値抵抗線を切り上げてきている。まずは震災前の450円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

 4月11日に発表された2012年2月期連結業績は、営業収益・営業利益は前年比増収増益を確保するものの、経常・純利益は震災による特別損失計上などで同減益が見込まれている。しかし13日付けの東洋経済新報社『四季報速報』によると、次期2013年2月期は増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年04月22日

柴犬の「おうちが決まりました」から連想して、ペット関連株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 私がよく行っている百貨店で、上階にペットショップを設けている店舗がある。グッズなどを販売しているのだが、もちろん同時に、「売り物」の子犬や子猫が置かれている。だいたい5〜10匹くらいだろうか。ガラス越しに、ムクムクした小さい犬や、フワフワしたチビ猫が動き回っているのを眺めているだけで癒されるので、いつも機会があれば見に行っている。(お店側からすると、買わずに見てるだけの冷やかし客なので、ありがた迷惑だろうが…申し訳ない…。)

 やはり流行なのか、洋犬・洋猫が中心だが、私のお気に入りは和犬の柴犬だ。すごく小さい時には丸顔で耳も垂れていたのだが、少し成長すると、鼻先が長く(顔が細長く)なり、耳もピンと立つようになった。見た目のイメージで男の子だと思っていたのだが、説明書を見ると女の子だと分かった。「売り物」なので、それぞれの子について、犬種・性別・しつけがどこまで進んでいるか等の説明書が掲示されているのだ。

 しかし先日行ってみると、その柴犬の姿が無かった。説明書には「おうちが決まりました」と書かれていた。私は「ああ…おうちが決まったんだね、良かったねえ」と思ったが、もう会えないのだと思うと、ちょっとさびしかった。どちらにしても、うちでは飼えないので、仕方がないのだが…。

 ペット関連銘柄を見てみた。

★ユニ・チャーム〈8113〉(東1)

 生理用品やおむつで有名だが、ペットケア用品でもトップクラスのユニ・チャーム<8113>(東1)を入れる。22日終値は25円安の3105円。単位100株。PERは約17.6倍、PBRは約2.9倍となっている。チャートはこの1〜2ヵ月、上値3100円ライン、下値3000円ラインの間でモミ合っている。3050円ラインの押し目を待って拾い、ボックス圏上抜けの3200円ラインを狙ってみる。20日付けのゴールドマン・サックス証券のレーティング(投資対象期間12ヵ月)では、投資判断「買い」継続、目標株価3700円とされた。

★中部飼料〈2053〉(東1)

 飼料販売量は首位級で、グループ会社でペットフードの製造販売も行なっている中部飼料<2053>(東1)を入れる。22日終値は1円安の565円。単位100株。PERは約18.8倍、PBRは約0.5倍となっている。株価は15日に下方修正を発表したことなどから600円台から500円台央に下落し、ここ数日は560〜580円の付近で推移している。今後の地合いや業績にもよるが、ここは押し目の拾い時と見て、600円台奪回を待つ場面か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年04月15日

体を動かす爽快感…スポーツクラブ関連銘柄を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ この1〜2ヵ月、体を動かす機会をつくっている。おもに中高年の女性を対象としたジムに入会したのだ。1回30分間のみ、1日おきに通うというシステムなので、私のように体を動かすことが苦手な者でも行けそうだと思ったのだった。会費がリーズナブルな面も、行きやすいと思った理由のひとつだ(笑)。

 学生時代にすら、スポーツらしいスポーツをしたことがなかったので、インストラクターさんから、たとえば「腕の筋肉を動かして…」といったようなことを言われても、腕をどう動かしていいのか、それ以前に、私の腕には筋肉らしき物はない…贅肉ならあるが…などと困惑することも多い。しかし、短時間とはいえ、無心に体を動かした後は、ちょっとした爽快感のようなものが感じられて、それはそれで楽しいのだった。

 上記から連想して、スポーツクラブ関連銘柄をウォッチしてみた。

★セントラルスポーツ〈4801〉(東1)

 フィットネスクラブ業界で売上高2位のセントラルスポーツ<4801>(東1)を入れる。15日終値は2円高の882円。単位100株。PERは約25.3倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートは3月15日につけた年初来安値756円から反発し、以降は上下しながらも、下値抵抗線は切り上げてきている。しかし中期でみれば、おおむね上値900円ライン、下値850円ラインのボックス圏で動いている。850円ラインの押し目を待って拾い、900円ラインを待つのが無難か。

★コナミ〈9766〉(東1)

 ゲームで有名だが、傘下にはコナミスポーツクラブがあり、スポーツ施設では業界首位のコナミ<9766>(東1)を入れる。15日終値は10円高の1501円。単位100株。PERは約16倍、PBRは約1.1倍となっている。チャートは3月15日につけた年初来安値1293円から反発し、以降は三角保ち合いを形成しているように見える。保ち合い上放れで、まずは上値1600円ライン上抜けを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年04月08日

震災で報道された企業のその後をウォッチしてみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 東北地方太平洋沖地震の発生から約1ヵ月が経った。被災者の長引く避難生活、原発事故による放射性物質の恐れ、余震といった課題はあるものの、地域によっては幾分 落ち着きを取り戻してきたように思う。私が住んでいる関東の1地域では、近所のスーパー等を見る限り、品目等によってはまだ欠品が続いているものの、だいぶ品物が出まわるようになった印象だ。中長期ではまだまだ多くの課題が山積しているが、私もできるだけ平常時と同じように生活することで、国民の1人として復興の一端を担えればと思う。

 ところで、震災当初すぐに被災が大手マスコミ等から取り上げられた企業のその後はどうなっているだろうか、とずっと気になってウォッチしていた。その中から、千葉県市原市の千葉製油所が大規模な火災となったコスモ石油<5007>(東1)、宮城県多賀城市の多賀城研究所が被災・孤立したと報じられたフクダ電子<6960>(JQ)の株価等を見てみた。

★コスモ石油〈5007〉(東1)

 8日終値は1円高の263円。単位1000株。今のところPERは約12.4倍、PBRは約0.7倍となっている。株価は3月15日に年初来安値180円まで売られたものの、その後、反発。モミ合いながらも下値抵抗線は切り上げてきており、一時は震災前の280円ラインまで戻す場面も出ている。復興関連として石油株が物色されたことなども背景にあるようだ。ただ、信用倍率は約0.6倍の売り長となっており、今後の調整局面を狙う向きも、あるいは業績の下方修正発表等があれば、そうした場面で下げると見る向きも多いようだ。中長期ではともかく、短期では、押し目と見て拾い、280円フシまでの戻りが目標となりそうだ。

 東洋経済新報社の『四季報速報』等によると、同製油所内では、25基のLPガスタンクのうち13基が焼失・損傷したものの、火災は同タンク地域と周辺のみで、石油精製設備は残っているという。

★フクダ電子〈6960〉(JQ)

 8日終値は47円高の2560円。単位100株。PERは約11.4倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは3月15日に年初来安値2000円をつけたものの、その後は反発し、この2週間ほどは上値2600円ライン、下値2500円ラインの間でモミ合っている。チャート的には高値圏。復興銘柄として医療機器関連株に物色が入っている面もあるようだ。2400円台の押し目を待って小すくい程度が無難か。

 同社の発表によると、震災直後に多賀城研究所に孤立したと報じられた約200人は3月12日には全員無事に脱出した。また、それ以外の販売・サービス・生産拠点は被害がほぼ無かったこと、義援金2000万円、支援品として救護マットや人工呼吸器などを被災地へ届けたことも発表されている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年04月01日

「復興」材料株からピックアップしてみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の発生から3週間以上が経ち、最近は震災・津波よりも、福島県の原発事故による放射性物質の影響や、東京電力による賠償、同社の今後の経営等の行方について話題にのぼることが多くなっているようだ。こうした話題やニュースなどを基に、東京電力<9501>(東1)は連日のようにストップ安や新安値更新となっている。

 一方で、日経平均をはじめ、多くの銘柄は震災直後の急落から戻り足となっている印象だ。「復興」関連の材料で買い戻されている面もあるだろう。ただ、ほとんどの企業は、まだ被災・停電などの影響を織り込んだ修正業績予想は出しておらず、それらが発表された時に市場はどう反応するのだろうか、とも思う。

 現在、「復興」関連材料の出ている銘柄をピックアップしてみた。

★東芝〈6502〉(東1)

 4月1日に、「岩手県北上市にある半導体製造子会社の岩手東芝エレクトロニクスでは、4月11日から一部ラインで生産を再開する」と発表した、東芝<6502>(東1)を入れる。なお、同社では、影響を最小化するため、一部製品についてはすでに大分工場や姫路半導体工場、加賀東芝エレクトロニクスで対応しているという。

 東芝の1日終値は4円安の403円。単位1000株。PERは約17.1倍、PBRは約2.2倍となっている。震災直後は原発関連株売りの流れなどから、ストップ安が続く場面もあり、3月16日には年初来安値309円をつけた。以降は反発し、ここ数日は400円ライン前後でモミ合っている。今後の材料・市況にもよるが、チャートを見る限りでは、25日あるいは26週移動平均線であり、次のフシである450円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

★ホンダ〈7267〉(東1)

 3月31日に「現在、生産活動を休止している埼玉製作所 狭山工場(埼玉県狭山市)、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の四輪完成車工場での生産を、4月11日から再開することを決定した。これにより、すべての国内の生産拠点での生産活動が再開することとなる」と発表したホンダ<7267>(東1)を入れる。また、海外生産用部品については、4月4日から海外生産拠点向けの生産・出荷を再開するという。

 ホンダの1日終値は75円安の3050円。単位100株。PERは約10.2倍、PBRは約1.3倍となっている。チャートは2月17日につけた年初来高値3745円からの調整局面だったが、震災などの影響で続落し、3月15日には年初来安値2820円をつけた。以降は反発し、3000〜3200円のレンジでモミ合っている。下値3000円ラインで拾い、上値3200円ラインで利益確定するのも一手か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年03月25日

「被災地の物流」に取り組む企業をウォッチしてみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ NHKの『クローズアップ現代』は、ここ数回、東北関東大震災について、いろいろな角度からの内容で行なっているが、その中で3月22日放映の『被災者に届け 緊急支援物資』が印象に残った。被災地・被災者に、食品・石油製品・医薬品などの物資を搬送・配送・配布する上での課題や、実際に企業等が行なった施策などを紹介していた。

 放映されたのは、ローソン、石油連盟と出光興産、医薬品卸売会社のメディセオ仙台支店などの取り組みだったが、もちろん他に多くの企業がかなりの努力をしておられるのだろうと思う。むろん一番大変なのは被災者の方々だし、被災地の役所やボランティアの方々が頑張っておられることに対しても頭が下がる思いだ。

 番組では、物流について詳しい九州大学大学院の星野裕志教授が出て、たとえば地域ごとに支援物資などの物流センターのような場所をつくり、物資の分野ごとに分けて置き、必要な物を必要な場所へ届ける、というようなシステムはできないものかとの提言がなされていた。分野ごと、支援元(企業、自治体など)ごとに、個別に長距離運送し、さらに被災地や避難場所ごとにいちいち届けていては効率が悪い。企業が普段行なっている物流システムのような形ができれば良いと言うのだ。実現可能性はともかく、「確かにそうだ」と、目からウロコが落ちるような思いがした。

 放映された企業のうち、ローソンと、メディセオを傘下に持つメディパルホールディングスの銘柄診断をしてみた。

★ローソン〈2651〉(東1)

 ローソン<2651>(東1)の25日終値は35円高の3990円。単位100株。現在のところPERは約16.9倍、PBRは約2倍となっている。チャートは震災後の15日に年初来安値3200円をつけたが、以降はリバウンドトレンド。震災前の4000円ラインまで戻してきた。

 震災の業績などへの影響はまだ分からず、下方修正等が発表された時に「織り込み済み」となるか「想定より下方で失望売り」あるいは「悪材料出尽くし」となるのか。今のチャートを見る限りでは、3900円台の押し目小すくい、中期で4200円フシまでの戻りが目標となりそうだ。

★メディパルホールディングス〈7459〉(東1)

 傘下に医薬品卸のメディセオ、一般用医薬品や日用品のパルタックなどがあるメディパルホールディングス<7459>(東1)。医薬品卸では国内首位という。25日終値は24円高の714円。単位100株。今のところはPERは約43.5倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは中期で続落トレンドとなっていたが、3月15日に年初来安値573円をつけた。以降は反発し、下値抵抗線を切り上げてきている。

 震災後にはメディセオの釜石支店が壊滅的な状況にあるとの発表もあり、業績への影響等も確認中とのこと。しかしチャートは底値圏で買い時との見方が大勢なのか、信用買い残がかなり増えており、上値の重石になりそうだ。底値と見て買い、中期で900円フシまでの戻りを待つのも一手か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年03月18日

震災のニュースや経験から気になった銘柄をウォッチしてみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 11日に起きた東北地方太平洋沖地震から1週間以上が経ち、報道の焦点は、被災地の支援・復興や、福島県の原子力発電所の事態収拾、首都圏の計画停電などに移った感がある。一方、経済面では、株安・円高や、製造・流通などへの震災の影響が話題になっている。また、ニュースなどでは、被災された方々の悲しい体験や、あるいは復興に向けて勇ましく立ち上がる人々の姿がレポートされている。「人間は、こうした時に、その人の本性が表れるのだろうか」と、大げさかもしれないが思ったりした。

 話は変わるが、私が住んでいる関東の町には、いくつかの大型店舗がある。本社が東京にあるような全国展開の店舗が多い。が、震災後の対応は店舗によってだいぶ違っていた。いくつかの店舗はすぐに店を開け、少しでも消費者の役に立とうという姿勢が伝わってきた。大きめの余震があった時には、店内にいる係の人が「広い通路に出てください」とお客に声をかけるなど、安全面も配慮されていた。

 しかし、あるショッピングモールはそうではなかった。震災後は数日間、ガッチリと閉鎖し、しかも防犯のためか、店は開けないのに夜間も大量の明かりを煌々と灯していた。消費者が困ろうが、首都圏は節電が必要だろうが、お構いなしというように見えた。「こうした時に、本性が表れる」のは、人だけでなく、企業にもいえるのかもしれないと思ったのだった。

 震災のニュース等を見て気になった銘柄を見てみた。

★セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉(東1)

 上記の「消費者の役に立とうとする姿勢が伝わってきた」店舗のひとつがイトーヨーカ堂だったことから、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)を入れる。18日終値は31円安の1942円。単位100株。PERは約15.6倍、PBRは約1倍となっている。チャートは昨年11月につけた直近安値1800円台を底に上昇トレンドで来ていたが、今年3月1日につけた直近高値2328円から反落。調整局面にあったところへ、震災の影響もあり、15日には上場来安値1755円をつけた。以降はリバウンドの傾向が見えており、まずは2100円フシまでの戻りが目標か。信用倍率は約0.7倍の売り長となっており、買い戻しも期待してみる。

★ファーストリテイリング〈9983〉(東1)

 被災地への義援金として、柳井正 代表取締役会長兼社長が個人で10億円を寄付と報じられた、ユニクロのファーストリテイリング<9983>(東1)を入れる。同社はさらにグループ5社で3億円、全世界のグループ従業員約4万7000人の有志から1億円、加えて、支援物資として防寒衣料など7億円相当を寄贈すると報じられた。

 ファーストリテイリングの18日終値は620円高の1万0240円。単位100株。PERは約20.5倍、PBRは約3.7倍となっている。チャートは昨年11月から今月上旬まで、1万2000〜1万3000円の間でモミ合っていたが、先週末から下落。15日には年初来安値8800円をつけた。以降は見直し買いなども入っているようで、反発の動きが出ている。まずは1万2000円ラインまでの戻りが目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年03月11日

大きな地震に遭った経験から、あらためて防災株を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 11日の午後2時46分ごろ、宮城県三陸沖を震源とするマグニチュード8以上の大きな地震があり、各地で甚大な被害が発生した。関東でも震度6などの強い揺れがあり、私自身もかなり大きな揺れを感じ、パソコンが机上から倒れ落ち、室内の物が散乱するなど、そうとう恐ろしい思いをした。また、長時間に亘ってけっこう大きな余震が何度もあり、これも怖かった。もちろん、酷い被害に遭われた方々とは比べるべくもないが…。(心からお見舞い申し上げます。)

 こういう時に思うのは、月並みだが、「大自然の前には、人間なんて小さいものだ」ということだ。圧倒的な揺れや大きな動き…たとえば、建物の倒壊などに対しては、逃げようがない。せめて、防災や、災害を想定した準備をするしかないのだろう。

 耐震・免震関連銘柄を見てみた。(参考ページ

★オイレス工業〈6282〉(東1)

 ベアリングメーカーで国内シェア5割、免震装置で首位というオイレス工業<6282>(東1)を入れる。11日終値は36円安の1559円。単位100株。PERは約15.1倍、PBRは約1倍となっている。チャートは昨年10月12日につけた年初来安値1206円を底に、上昇トレンドとなっている。ただ、今月に入って以降は調整局面。1500円ラインの押し目を拾い、まずは前の高値1700円ラインまでの戻りを目指す。

★構造計画研究所〈4748〉(JQ)

 構造設計や関連技術コンサルティング事業などを行なっており、免震・制振・耐震技術にも定評のある、構造計画研究所<4748>(JQ)を入れる。11日終値は40円高の700円。単位100株。PERは約12.2倍、PBRは約1.3倍となっている。チャートは2月4日につけた年初来安値613円から反発し、以降は凸凹しながらも下値抵抗線を切り上げてきている。600円台央の押し目を拾い、700円台央までの戻りを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年03月04日

手軽に海外気分。輸入酒・食品連想株を診断――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 時々、海外からの輸入食品を多く販売している店舗へ行き、手軽に「外国気分」を楽しむことがある。たとえば、近所にある『やまや』の店舗。酒類専門店の全国チェーンだが、外国の食品の売り場スペースが3分の1くらいを占めている。もちろん、中心は日本酒、焼酎、ビール類や直輸入ワイン等の酒類だ。しかしその他に、ヨーロッパのチョコレートや紅茶、ハーブティ、パスタ、パスタソース、東南アジアのエスニック味のスープや麺類など、食品の種類がけっこう豊富なのだ。

 他には『カルディ コーヒーファーム』にもよく行く。キャメル珈琲(本社・東京、非上場)が全国で約200店を展開しているコーヒー豆店だ。こちらも店舗によるのだろうが、私がいつも行っている店舗では、コーヒー豆のほかに、輸入ワイン、輸入菓子、外国のチーズや生ハム、調味料などもかなり多く置かれている。

 近所のお店に行って、数百円〜数千円の買い物をして、ちょっと外国気分を味わう。日常の彩りとして、楽しいと思うのだ。

 やまやと、同社がイオングループということから、イオンの銘柄診断をしてみた。

★やまや〈9994〉(東1)

 酒類専門店を全国で約260店、展開しているやまや<9994>(東1)。4日終値は7円安の938円。単位100株。PERは約7.7倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは昨年10月29日につけた直近安値671円から反発し、以降は上昇トレンドで来ている。現在の900円台央は高値圏。また、信用倍率は約15倍と、かなりの売り長となっており、カラ売り銘柄の様相を呈している。今は様子見が無難か。800円ラインあたりの押し目を待って拾いたい。業績は好調でPER・PBRともに割高感はないので、中期では1000円ライン奪回も視野に入ろう。

★イオン〈8267〉(東1)

 総合スーパーで、ジャスコ、サティなどの『イオン』統一化が話題のイオン<8267>(東1)。4日終値は2円高の1028円。単位100株。PERは約13.7倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートはこの半年ほど、900円ラインから1100円ラインへの上昇トレンド。1000円ラインの押し目を拾い、上値1100円フシまでの戻りを目指すのが無難か。シティグループ証券のレーティングでは、投資判断「2M」(中立・中リスク)、目標株価1050円とされた。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

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2011年02月25日

「郵送のアンケート」から連想して、サービス業銘柄――銘柄ウォッチング

田北知見の銘柄ウオッチ 以前、生命保険会社から「アンケートのお願い」が郵送されて来たことがある。私が加入しているのは、外資系でもネット系でもない、日系の、昔ながらの生保レディ(営業職員)さんが来てくれたり、事務職員さんが対面で対応してくれる保険会社だ。アンケートは数ページにわたるもので、回答を返送したところ、お礼の図書カードが送られてきた。

 先日行った百貨店の化粧品カウンターでは、担当してくれた美容部員さんが新人だったためか、カウンセリングと商品販売後に、アンケートハガキを渡された。ハガキには番号が振られており、私の名前や販売店名・担当者名などを記入しなくても、アンケートに答えてハガキを投函するだけで良いらしい。もちろん宛先は最初から印刷されているし、切手を貼らなくても届くようになっている。こちらも外資系ではなく国内メーカーだ。

 どちらも、「郵送」ということがキモなのだろう。今はアンケートにしろ販売にしろ、ネットが全盛だが、中高年を中心に、ジックリ接客してもらいたい層は確実に存在する。上記の企業としては、そうした層に丁寧に働きかけることで、顧客をしっかり囲い込みたいのだろうと思った。もちろん、一方では「ネットで気軽に」というニーズもガッツリ取り込みつつ。

 上記の内容とは関係ないが、連想してサービス業セクターで優良銘柄を探してみた。

★新日本科学〈2395〉(東1)

 前臨床試験受託などを行なっている新日本科学<2395>(東1)を入れる。25日終値は6円高の373円。単位100株。PBRは約1.4倍となっている。チャートは1月25日につけた直近高値421円からの反落局面となっている。370円フシにあたり、そろそろ反発の頃合いと見たい。まずは400円フシまでの戻りを目指す。今期2011年3月期連結業績予想は営業・経常・純損失計上の見込みだが、『会社四季報』には、次期2012年3月期は好転するとの予想値が出ている。

★ジャパンベストレスキューシステム〈2453〉(東1)

 総合生活トラブル解決サービス『生活救急車』を全国展開するジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)を入れる。ガラス・水まわり・カギのトラブル解決サービス事業、バイク・自動車のトラブル解決サービス事業、コールセンターの運営から出動までを代行する緊急出動付きコールセンター事業、トラブルに備えた生活会員『安心入居サポート』事業などを行なっている。

 25日終値は300円高の7万1200円。単位1株。PERは約14.9倍、PBRは約2倍となっている。チャートはこの4ヵ月ほど、上値7万4000円ライン、下値6万7000円ラインの間で推移している。7万円ラインの押し目を拾い、7万4000円ラインまでの戻りを目指すのも一手か。また、今期2011年9月期の配当金は、3月中間末500円、9月通期末1000円の年間計1500円予想。現在の株価で利回り約2.1%の計算となる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 17:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

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