2012年04月13日

「ケルトの女性たち」の美しい歌声から・・・連想株――銘柄ウォッチ






田北知見の銘柄ウオッチ 先日、サイモン&ガーファンクルの歌う『スカボロ・フェア』を久し振りに聴きたくなったので、とりあえずネットで検索をかけてみたところ、ケルティック・ウーマン(Celtic Woman=ケルトの女性)というグループの歌に行き当たった。アイルランド出身の女性4人(時期等によって人数やメンバーが変わるらしい)グループで、歌を基本に、時によって1人がヴァイオリンなどで伴奏をつける場合もあるようだ。

 デビューは10年くらい前らしく、国許だけでなく、アメリカでアルバムがビルボード世界音楽チャート1位となるなどヒットしたそうだ。また、日本でもコマーシャルソングに使われたり、オリンピックで日本人選手がフィギュアスケートの音楽に使ったりと、かなり有名なグループのようだ。私は不勉強で知らなかったのだが・・・。

 いくつか動画を見てみたところ、歌も素晴らしいが、バックに流れているイメージ映像にも心を惹かれた。アイルランドの荒々しい海と断崖、みずみずしい緑の草地、独特な形をしたケルト十字、ケルト的な石積みの遺跡、等々・・・。そうした映像を眺めながら美しい透明な歌声を聴いていると、心がしみじみして来るのだった。

 連想銘柄を見てみた。

★東芝〈6502〉(東1)

 日本ではケルティック・ウーマンのアルバムはEMIから出ているようなので、そこからの連想で東芝<6502>(東1)を入れる。13日終値は2円高の340円。単位1000株。PERは約22.2倍、PBRは約1.8倍となっている。チャートは3月19日と同21日につけた年初来高値383円から反落し、続落トレンドで来ている。340円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングか。ただ、信用倍率は6倍台の買い長となっており、目先の上値は重そうに見える。しかし中期チャートでは安値圏にあるので、拾っておいて中期で上昇するのをジックリ待つのも一手かもしれない。

★ニチイ学館〈9792〉(東1)

 「アイルランド→英語→英会話」という連想で、ニチイ学館<9792>(東1)を入れる。同社は医療事務の講座・派遣事業で有名だが、英語講座などもあり、また、最近では「英会話教育事業に本格参入」といった材料もある。今月から英会話スクール『COCO塾』(ココジュク)を首都圏などにオープンし、初年度92校の展開を予定しているそうだ。

 ニチイ学館の13日終値は39円高の1124円。単位100株。PERは約15.5倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは昨年3月につけた上場来安値545円を底に、凸凹しながらも上昇トレンドを形成している。本日13日は一時1129円の年初来高値まで買われる場面もあった。今後の地合いにもよろうが、押し目小すくいで上値追いの局面か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。



posted by 田北知見 at 16:55 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年04月06日

カルティエ、公式サイトの映画ばりの動画から・・・連想株――銘柄ウォッチ








田北知見の銘柄ウオッチ フランスの宝飾品ブランド、カルティエのインターネット公式サイトで『カルティエのオデュッセイア(冒険・放浪の旅)』(L´ODYSSÉE DE Cartier)という動画を見た。パンテール(パンサー=豹)が、ヨーロッパ各地や中国、インドなど、さまざまな場所へ行き、ロシア風の貴族が乗った馬車と一緒に雪の上を走ったり、龍や象と会ったり、クラシックタイプの飛行機に乗ったり・・・といったさまざまなシーンを編集した、ブランドのイメージフィルムだ。

 同ブランドでは昔から、貴金属と宝石で豹をかたどった指輪やブレスレットなどの商品シリーズがあり、また、インドの王族からの注文に始まったという腕時計のシリーズなどもある。そうした商品群のイメージをインスパイアした内容となっている。

 このようなイメージ動画は多くのブランドで制作・掲載しており珍しくはないのだが、今回驚いたのは、その質の高さだ。撮影には本物の豹が使われており、この道数十年というベテラン動物トレーナーが指導。しかも、動物虐待にならないように、撮影は細心の注意を払って行なわれ、撮影期間中は定期的に獣医師の診断を豹に受けさせたという徹底ぶりだ。また、音楽は著名なプロが作曲したオリジナル曲で、録音はヨーロッパの名門スタジオで行なわれたという。また、映像や音楽だけでなく、CGや効果音も映画ばりのレベルとなっているのだ。

 さすが老舗名門ブランドはやることが違う・・・と感心するとともに、もちろんそれらの経費も商品に乗っているわけで、そうした高い商品を、イメージ代も含めて買いたいという顧客が多く存在するのだなあ・・・と思ったのだった。

 動物からの連想で医薬品銘柄と、CGからの連想でIT系銘柄を見てみた。

★武田薬品工業〈4502〉(東1)

 製薬で国内首位の武田薬品工業<4502>(東1)を入れる。6日終値は40円高の3550円。単位100株。PERは約21.6倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは昨年11月25日につけた直近安値3020円を底に、中期で上昇トレンドとなっていたが、今年3月26日に年初来高値3790円をつけて以降は、地合いの軟化もあり反落している。中期で見ても安値圏にあり、拾い時と見る。3800円フシ上抜けを目指す。

★ディー・エヌ・エー〈2432〉(東1)

 携帯向けゲーム『モバゲー』事業などを行なっている、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)を入れる。6日終値は9円安の2384円。単位100株。PERは約11.0倍、PBRは約3.9倍となっている。チャートは1月19日につけた上場来安値1750円から反発したものの、2月に2800円ラインでダブルトップを形成して以降は出直り局面。軟調な地合いに負けずジリ高トレンドを維持している好チャートで、まずは2800円フシ上抜けを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年03月30日

一面の田んぼから住宅街へ・・・不動産セクターで銘柄を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ ある日、買い物帰りに家の近所を歩いていたところ、80歳代くらいの未知の女性から声をかけられた。というか、大きな声で「あらまあ・・・」みたいなことをつぶやいておられたので、道を尋ねられたか、何か困っていて助けてほしいことがあるのではないかと思い、「え?」と聞き返したのだった。

 その女性はにこにこ笑いながら、「いえね、何十年ぶりかにこのあたりに来てみたんだけど、家とマンションばかりで様子がずいぶん変わっているので驚いてしまって・・・」と言う。何十年ぶりかは聞きそこねたが、話の感じだと、30年とか50年くらいかもしれない。

 その方がおっしゃるには「私がここらに住んでいた頃は、あたり一面、田んぼばかりだったのよ」と。私はこのあたりには数年前から住み始めただけであり、縁もゆかりもない土地なので、昔のことはよく知らないが、以前、近くの百貨店で、この地域を写した昭和20〜50年代の写真展を見たことがある。今は交差点等が整備され、店舗やオフィスビルが並ぶ駅前すらも、当時は泥道で個人商店がポツポツある程度だったようだ。

 たぶん日本全国どこでも、大都市圏・近郊のベッドタウンや住宅街は、そんなものなのだろうな・・・とは思う。しかし、現在住んでいる所で、実際に昔のことを知っておられる方に話を聞くと、ちょっと歴史を実感するようでおもしろいなあ・・・と思ったのだった。

 連想して、不動産セクターで銘柄を見てみた。

★レオパレス21〈8848〉(東1)

 単身者向けアパートの建築請負事業と賃貸事業等を行なっている、レオパレス21<8848>(東1)を入れる。30日終値は9円安の281円。単位100株。PERは約19.8倍、PBRは約1.5倍となっている。チャートは昨年12月27日につけた直近安値150円を底として、上昇トレンドを描いている。今後の地合いにもよろうが、220円フシまでの押し目を待って拾い、300円フシ上抜けを目指す。

★日本空港ビルディング〈9706〉(東1)

 羽田空港ターミナルビルを持ち、施設管理運営事業、物品販売事業等を行なっている、日本空港ビルディング<9706>(東1)を入れる。30日終値は6円高の1089円。単位100株。PBRは約0.9倍となっている。チャートは昨年6月6日と同7日につけた年初来安値791円から反発。この9ヵ月ほどは上値1200円ライン、下値1000円ラインの間で推移している。今後の地合いにもよろうが、1050円ラインの押し目を待って拾い、1200円フシ上抜けを狙ってみる。

 2012年3月期連結業績予想は前年比減収、営業減益、経常・純損失計上を見込んでいるが、『会社四季報』には、2013年3月期は前年比増収、営業増益、経常・純損益は黒字転換との予想値が出ている。また、羽田空港国際線旅客ターミナルのホテル事業参画(2014年秋開業予定)などの材料も出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:57 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年03月23日

「高価なダメージジーンズ」から連想して、ファッション関連株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 国内外のファッションブランドなどのサイトを見ていて、最近気づいたことがある。それは、「ジーンズは、汚れてボロボロになっているように見える商品のほうが高額な傾向にある」という法則(?)だ。「ダメージ(damage=損傷)ジーンズ」とか、「デストロイド(destroyed=破壊された)ジーンズ」等という言い方をするそうだ。完成品のGパンを、わざと色落ちさせたり、部分的に削ったり、ほつれを作ったりした物だ。

 あるアメリカの有名ジーンズブランドの商品では、手作業で時間をかけてデニムにウォッシュ加工などを施して風合いを出し、カッコいいほつれや穴をつくった物(むろん新発売の新品)が、約30万円で出ていた。ジーンズ1本に約30万円を出せる人が普通にいるらしい点は、さすがアメリカだと思った。また、同じくアメリカの別の総合ファッションブランドでは、レギュラータイプのジーンズが1万円くらいだとすると、手の込んだダメージが入ったジーンズは1万数千円〜2万円くらいで販売されている。


 上記の文とは関係ないが、ファッション関連銘柄を見てみた。

★ユナイテッドアローズ〈7606〉(東1)

 ファッションや雑貨のセレクトショップを約170店、展開しているユナイテッドアローズ<7606>(東1)を入れる。23日終値は10円高の1697円。単位100株。PERは約14.2倍、PBRは約3.2倍となっている。チャートは昨年3月15日につけた年初来安値950円を底に、調整を挟みながらも上昇トレンドで来ている。現在の1700円ラインは高値圏だが、信用倍率は約0.4倍の売り長となっており、買い戻しが入ると見たい。今後の地合いにもよるが、13週移動平均線であり、ひとつのフシでもある1600円ラインの押し目を待って拾い、1700円フシ上抜けを狙ってみる。出店・業績とも堅調に推移しており、買い安心感も充分だ。

★ニッセンホールディングス〈8248〉(主市場大1)

 アパレル、インテリアなどのカタログ通販、ネット通販事業を行なっている、ニッセンホールディングス<8248>(主市場大1)を入れる。23日終値は6円安の414円。単位100株。PERは約7.3倍、PBRは約0.8倍と割安水準にある。チャートは昨年12月29日につけた直近安値335円を底として、調整を挟みながらも上昇トレンドを描いている。UCCホールディングスとの資本業務提携といった好材料もあり、中期で500円フシ奪回を目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:32 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年03月16日

明治時代のスゴイ女子教育者から連想して、教育関連銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、初めて矢嶋楫子(やじま・かじこ、1833−1925)のことを知った。明治・大正期の女子教育者である。ちなみに何で知ったかというと、いただき物の野菜を包んでいた新聞紙の見出しでたまたま見かけて興味を惹かれ、料理の手を止めてその記事を読み入ってしまったことによる(笑)。

 矢嶋楫子は東京・千代田区にある私立中高一貫校『女子学院』の初代院長であった。同校は明治初期に外国人によって設立されたキリスト教系の女子校だ。・・・というと、お堅い修道女のような校長先生をイメージするが、さにあらず。現在の熊本県益城町に生まれ、地元で結婚したものの、夫は酒乱。10年耐えた後、離縁を宣言し、病の兄を世話するために上京した。その時すでに39歳だったというから、当時としては、いや、現代としても、かなり思い切りの良い女性だと思うのだが、どうだろうか。

 上京後、教員免許を取得したというからすごい。賢くてガッツのある女性だったのだろう。また、その頃、妻子ある10歳年下の書生と恋愛し、子供を産んだそうだ。このあたりも違う意味ですごいと思う。その後、教師となり院長となった。さらに、禁酒、廃娼、女性参政権を訴える社会運動にも身を投じた。1921(大正10)年、88歳の時には米ワシントン軍縮会議に参加し、平和を願う日本女性1万人の署名を大統領に手渡し、世界中に報道されたという。

 社会のシバリのキツい時代に、これだけのことを成し遂げた女性がいるのだと思うと、なんだか元気が出てくる。明治〜大正期の女子教育者としては、明治政府初の官費米国女子留学生であり津田塾大学の開学者として知られる津田梅子(1864−1929)や、同留学生で、帰国後は看護婦教育所の設立などに尽力した大山捨松(1860−1919)についてはある程度知っていたつもりだが、まだまだ知らないスゴイ女性がたくさんいるんだなあ、とうれしくなったのだった。

 連想して、教育関連銘柄を見てみた。

★明光ネットワークジャパン〈4668〉(東1)

 小中高校生向けの個別指導塾『明光義塾』を直営とフランチャイズで展開している、明光ネットワークジャパン<4668>(東1)を入れる。全国に約1900教室がある。16日終値は33円高の775円。単位100株。PERは約10.8倍、PBRは約2.4倍となっている。チャートは昨年10月17日につけた直近安値612円を底に、上昇トレンドで来ている。今年2月28日に直近高値790円をつけてからは調整局面。今後の地合いにもよるが、26週移動平均線であり、ひとつのフシでもある700円ラインの押し目を待って拾うのが無難そうだ。

★東京個別指導学院〈4745〉(東1)

 小中高生向け個別指導塾を展開している東京個別指導学院<4745>(東1)を入れる。首都圏など大都市圏を中心に約200教室がある。16日終値は1円安の164円。単位100株。PERは約58.6倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは今月に入ってから160円台を中心にモミ合っている。今後の地合いにもよるが、150円ラインの押し目を待って拾い、180円フシまでの戻りを目指してみる。今期2013年2月期の配当予想は未発表だが、同社の配当利回りは例年高め。前期は8月中間末と2月通期末それぞれ3円の年間計6円予想だった。現在の株価で利回り約3.7%の計算になる。押し目拾いで配当取りを狙うのも一手か。

前期2012年2月期業績予想は前年比減収、営業・経常減益、純利益は2ケタ増益予想となっているが、『会社四季報』には、今期2013年2月期は前年比増収増益との予想値が出ている。筆頭株主はベネッセホールディングス<9783>(東1)で、約62パーセントを保有している。また、2011年11月末で利益剰余金45億8200万円、有利子負債ゼロ、2011年2月末でキャッシュフローの現金等は53億9900万円と、財務面からも買い安心感がありそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:50 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年03月09日

「長崎ちゃんぽん」から連想して、外食株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 時々、ふと「長崎ちゃんぽん」を食べたくなる。そういうことがある人って結構いらっしゃいますよね。ふと「今日はカレーが食べたいなあ」と思ったり、夜中に突然、肉まんを食べたいという衝動にかられたりとか。私の場合、それが長崎ちゃんぽんなのだ。茹でたちゃんぽん麺に、白っぽいコッテリしたスープ、上に野菜などの具がたっぷり載っている、『リンガーハット』などの飲食店で出されている「ちゃんぽん」である。

 たぶん、出身地の山口県の地元や、若い頃にしばらく住んでいた九州一円に店舗が多く、食べる機会がよくあったからだろう。子供の頃や若い頃に食べた物は、ノスタルジックな気分(?)も含めて、ある程度の年齢になってからも好み続ける・・・傾向にある気がする。

 大人になり、関東に住むようになってしばらく食べる機会がなかったのだが、いま住んでいる場所からクルマで少し行ったところに『リンガーハット』の店舗を発見したので、時々行くようになった。関東のお客向けにアレンジしてあるのか、あるいは最近のヘルシー志向に合わせているのか、記憶にある味よりも、スープが少しサッパリしているように思う。また、同じくヘルシー志向に合わせているのか、「野菜たっぷり」という点が強調されている。

 リンガーハットの銘柄ウォッチをしてみた。また、外食株をもうひとつ見てみた。

★リンガーハット〈8200〉(東1)

 長崎ちゃんぽんの『リンガーハット』、とんかつの『浜勝』を合わせて約600店、展開しているリンガーハット<8200>(東1)を入れる。9日終値は2円安の1048円。単位100株。PERは約232.9倍、PBRは約2.3倍となっている。チャートは2月23日につけた直近高値1105円から反落し、以降は1050円ライン前後でモミ合いが続いている。2月決算の権利落ち後の出直り局面。1040円ラインの底値を待って拾い、1100円フシまでの戻りを待つのも一手か。

 今期の配当金はまだ分からないが、ここ2期ほどは8月中間末と2月通期末の年間計で10〜11円となっている。また、株主優待として「100株以上300株未満で税込み1050円相当の優待券」などがある。底値で仕込んで配当・優待を狙うのも一手かもしれない。

★ドトール・日レスホールディングス〈3087〉(東1)

 喫茶『ドトール』や『エクセルシオールカフェ』、パスタの『洋麺屋五右衛門』などを展開しているドトール・日レスホールディングス<3087>(東1)を入れる。9日終値は3円安の1069円。単位100株。PERは約16.9倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは2月14日につけた直近高値1093円から反落したものの、リバウンドトレンドを描いている。地合いの良さを反映し、2月決算の権利落ち後もすぐに反発した格好だ。今後の地合いにもよるが、ひとつのフシであり13週移動平均線でもある、1040円ラインの押し目を待って拾い、1100円フシ上抜けを目指す。

 今期配当金はまだ分からないが、ここ数期は8月中間末と2月通期末にそれぞれ13円、年間計26円だった。現在の株価で利回り2.4%の計算となる。また、株主優待として「100株以上で2500円相当の自社製品詰め合わせ」などがあるようだ。配当・優待狙いで保有するのもアリだろう。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 15:53 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年03月02日

ボサノヴァの名曲『イパネマの娘』から・・・「ブラジルの日本企業」株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ ある日、地図をたまたま眺めていたら、ブラジルのリオデジャネイロに「イパネマ海岸」があることを知った。そう、ボサノヴァの名曲『イパネマの娘』で歌われているイパネマである。昔、子供の頃に親のLPレコードで(時代を感じますね・・・)聴いていたが、それがどこにある地名なのかは知らず、だいたいボサノヴァ自体、「ラテン諸国か南米のどこかの音楽かな?」くらいの認識しかなかった。

 それをきっかけに、リオやブラジルのことを少しネットで見てみた。まず、『イパネマの娘』の音楽をネット経由で聴き、歌詞の内容を初めて知った。内容は「イパネマビーチを歩いている、若く美しい女性。彼女はなんて素敵なんだ」というようなことらしい。また、原曲のポルトガル詞版だけでなく、女性歌手アストラッド・ジルベルトが歌った英語詞版がアメリカでも大ヒットしたそうだ。

 さらに、ネットの画像でイパネマ海岸を見てみた。ちょっとハワイ・オアフ島のワイキキビーチのような感じで、弧を描いている美しく長い浜である。海水浴客や売店などが多く出て、ごったがえしている点や、観光客もたくさん来ている代表的な観光名所である点などもワイキキビーチっぽいと思った。ただ、ハワイと違うのは、無許可と思われる行商的な物売りがいることや、すぐ近くにファベーラと呼ばれるスラム街があること。経済発展著しい新興国の一角とはいえ、やはり格差が大きかったり、途上国的な面もまだまだあるのだろう。

 そういえば、2016年8月にはリオデジャネイロ・オリンピックも開催予定だ。画像を見る限りでは、どこか素朴さを感じさせる今の良い面を残しつつ、うまく経済発展してくれればいいなあ、と、あまりブラジルとは関係ない極東の島国の人間(私)は思ったのだった。

 ブラジルで事業展開している日本企業の銘柄を見てみた。

★王子製紙〈3861〉(東1)

 製紙大手の王子製紙<3861>(東1)を入れる。ブラジルには王子製紙グループが約4割を出資するパルプの製造販売会社や子会社などがある。王子製紙の2日終値は4円高の410円。単位1000株。PERは約18.2倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは2月6日につけた直近安値366円を底に、上昇トレンドで来ている。信用倍率は約0.8倍の売り長となっており、買い戻しも期待できそうだ。まずは430円フシ上抜けを目指す。大和証券キャピタル・マーケッツは2月7日付けのレーティングで「2」(アウトパフォーム)、目標株価(6〜12ヵ月)440円とした。

★日産自動車〈7201〉(東1)

 自動車メーカーで国内2位の日産自動車<7201>(東1)を入れる。ブラジルにはグループ会社のルノーの工場があり、日産車に特化した工場も建設中で、同国内でのシェア拡大を図っているという。そういえば、カルロス・ゴーン社長の出身地もブラジルだ。日産自動車の2日終値は9円安の818円。単位100株。PERは約12.3倍、PBRは約1.2倍となっている。

 チャートは昨年9月26日につけた年初来安値614円を底に、凸凹しながらもジリ高トレンドを描いている。とくにこの2ヵ月ほどは地合いの良さも背景に、600円台後半から800円台前半へ上昇してきた。今後の地合いにもよろうが、今は様子見が無難か。700円台央までの調整を待って拾い、800円台央までの戻りを目指すのも一手だろう。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:52 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年02月24日

花粉の季節到来。薬局・ドラッグストア株を見てみた。――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 少し暖かくなり、日照時間がやや長くなってきたなあ・・・と思っていたところ、気がついたら花粉の飛ぶ季節が到来していた。外を歩いている時、窓を開けている時、ふいに鼻がムズムズしてくしゃみが何度も出たり、鼻水が垂れそうになる。困ったものだ。私の場合、注射や薬をあまり使いたくないし、そこまでひどくはないので、投薬も通院もせず、くしゃみも鼻水も出るにまかせている。ただ、ティッシュペーパーの消費量が上がってしまう点のみが問題だ(笑)。

 出かけると、同じ立場の方々がマスクなどで完全武装(?)をしていたり、つらそうにハンカチなどで鼻と口を押さえている光景を目にする。また、以前、この時期に眼科医へ行ったことがあるが、普段より患者さんが多く、見たところ花粉症で来院している人もかなりの割合でいるようだった。そして、この時期は多くのドラッグストアで専門のコーナーが設けられ、服用薬やマスク、目薬、点鼻薬などさまざまな商品が積まれている。統計の取り方にもよるだろうが、私が見たデータでは、日本では2〜4割くらいの人が花粉症の症状を持つのだそうだ。

 薬局・ドラッグストア株を見てみた。

★日本調剤〈3341〉(東1)

 調剤で国内2位の日本調剤<3341>(東1)を入れる。全国に約400の薬局等を展開している。24日終値は7円高の2535円。単位10株。PERは約9.5倍、PBRは約1.3倍となっている。チャートは今月に入ってから、業績予想の下方修正を嫌気され、2500円台前半を中心とした安値圏でモミ合っている。PERも割安水準であり、悪材料出尽くしで底値の拾い時と見る。まずは26週移動平均線であり、ひとつのフシでもある、2700円ラインまでの戻りを目指す。

★サンドラッグ〈9989〉(東1)

 本社が東京都府中市にあり、関東を中心にグループで東北から九州まで約490店を展開している、ドラッグストア大手のサンドラッグ<9989>(東1)を入れる。24日終値は22円安の2282円。単位100株。PERは約12.4倍、PBRは約1.7倍となっている。チャートは昨年7月1日と同26日に年初来高値2588円をつけて以降、続落トレンドとなっていた。が、今年1月19日につけた直近安値2220円と2月16日につけた2228円でダブル底を形成したと見る。まずは2400円フシまでの戻りを目指す。

 業績は順調。今期2012年3月期連結業績予想は売上高3900億円(前年比8.1%増)、営業・経常・純利益は同2ケタ増益を見込んでいる。また、『会社四季報』には、会社側予想値より上ブレした予想値が出ており、次期2013年3月期も増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:38 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年02月17日

「タイ古式マッサージ」にハマりそうな予感・・・タイ連想株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、「タイ古式マッサージ」というものに行った。東南アジアのタイの伝統的なマッサージだそうで、日本国内にもそうしたサロンが多くあるらしい。私が行った家の近所のサロンでは、日本人向けにアレンジしてあるのか、日本や中国式の指圧のようなマッサージの施術と、首や背中、脚の付け根などを強く伸ばしてストレッチやヨガのような体勢を取らせて身体をほぐす施術とを組み合わせた内容となっていた。

 首や背中や脚などをかなり強く押されたり引っ張られたりするので、「ええっ、こんなに強く伸ばすの?」と驚いたが、施術後は血行が良くなって身体がほぐれたような爽快感があった。私の場合、とくに首が凝りやすいので、ストレッチの他に、首にタイガーバームのような清涼感のあるクリームを塗られてマッサージされたのが気持ち良かった。

 以前、香港へ旅行した時には、かなりの強さで押す足ツボマッサージを何度も経験したし、台湾へ旅行した時に、うつぶせになったお客の背中に施術者が全身をかけて乗り、足でお客の背中をグイグイ踏むタイプのマッサージも経験したが、このタイ古式はそれ以上の強さだった。しかしクセになりそうな気持ち良さだ。

 タイに進出している企業の中で優良銘柄を探してみた。

★ホンダ〈7267〉(東1)

 自動車で世界7位、二輪車で世界首位のホンダ<7267>(東1)を入れる。タイには日系自動車メーカーの進出が著しく、「アジアのデトロイト」とも呼ばれているらしい。ホンダの17日終値は68円高の2950円。単位100株。PERは約23.8倍、PBRは約1.2倍となっている。チャートは11月22日につけた年初来安値2127円から反発し、以降は凸凹しながらも上昇トレンドで来ている。3000円フシにあたり、いったん調整があるかもしれないが、中期チャートで見ればまだ高値圏というほどでもなさそうだ。2800円ラインの押し目を拾い、中期で3200円フシまでの戻りを狙ってみる。

★ヤマハ〈7951〉(東1)

 楽器メーカーのヤマハ<7951>(東1)を入れる。タイでの活動は二輪車のヤマハ発動機<7272>(東1)のほうが有名なようだが、ヤマハもタイに楽器の輸入販売事業等を行なっているグループ会社サイアム・ミュージック・ヤマハがある。ヤマハの17日終値は18円高の734円。単位100株。PERは0倍(今期純利益がゼロ予想のため)、PBRは約0.6倍となっている。

チャートは昨年2月3日につけた年初来高値1137円から反落し、中期続落トレンドで来ていた。今年2月2日に今期連結業績予想の下方修正を発表し、同7日に初来安値663円をつけて以降は反発。悪材料出尽くしでリバウンドトレンドに入ったと見たい。まずは800円フシ上抜けを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年02月10日

広告画像の話題から、化粧品株を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ ネットのクリスチャン・ディオールの化粧品サイトで、ソフィー・マルソーのコマーシャル動画と、そのメイキング動画を見た。現在40代とは思えない透明感と美しさだ。10代のデビュー当時、雑誌の写真で初めて見た時に「うわー、なんてかわいいんだ」と目を奪われてしまったが、その後約30年経っても変わらない美しさだ。フランスの女優さんは、若い頃のイザベル・アジャニーや、ジュリエット・ビノシュ、オドレイ・トトゥなど、大人になっても透明感とかわいさのある人が結構いるなあ・・・と思い、同時に、カトリーヌ・ドヌーヴやジャンヌ・モローのような大人の色気を持つ女優さんも一系統としてあり、それはそれでステキだなあ・・・などと悦に入っていた。

 ところがその後、ネットのニュースで「英広告基準局が『過度の修正』、『美しすぎるジュリア・ロバーツ』掲載禁止」との記事を見かけた。報道によると、仏ロレアル系の化粧品ブランド『メイベリン』で起用された米女優のジュリア・ロバーツと、同じく『ランコム』で起用されたスーパーモデルのクリスティ・ターリントン(いずれも40代)のファンデーションの広告写真が「修正のしすぎで誤解を招く恐れがある」として、雑誌への掲載が禁止されたそうだ。

 同局の意図は「過度の修正で製品の効果を誇張しすぎている」「この手の修正によって理想像を描いた写真が、美に対する概念をゆがめている」という。確かに、あまりにデジタル処理されすぎた不自然な画像はどうかと思うし、加齢によるシワは、それはそれで自然な美しさがあると思うので、無理な修正はしなくてもいいのではないか。・・・と思うのは、私自身が年齢を重ねており、加齢を否定的に見ていないからだろうか。この報道が関係あるのか分からないが(ちょうど契約期間が過ぎただけかもしれない)、後日見たところ、冒頭に述べたソフィー・マルソーの動画が掲載終了していたのだった。

 上記の文とは関係ないが、化粧品銘柄を見てみた。

★花王〈4452〉(東1)

 トイレタリーで最大手、化粧品で国内2位のメーカー、花王<4452>(東1)を入れる。10日終値は16円安の2008円。単位100株。PERは約19.9倍、PBRは約1.9倍となっている。チャートはこの1年ほど、上値2200円ライン、下値2000円ラインの間でボックス圏を形成している。現在は底値圏の買い時と見て拾い、まずは2100円フシまでの戻りを目指す。

★ポーラ・オルビスホールディングス〈4927〉(東1)

 化粧品4位のポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東1)を入れる。10日終値は8円高の2047円。単位100株。PERは約15.8倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートは昨年9月26日につけた上場来高値2344円から反落し、続落トレンドで来ていたが、12月6日につけた直近安値1845円で底を打った様子だ。まずは2100円フシ上抜けを目指す。

また、今期2012年12月期の配当・優待は未発表だが、前期の配当金(中間20円、期末25円の年間計45円)を現在の株価で計算すると利回り約2.2%、同優待(100株で6000円相当のオルビス化粧品、またはポーラ美術館入場チケット4回分など)で約2.9%の計算となる。今期以降についてはまだ発表されていないが、前期と同様の内容であれば、配当・優待目的での中期保有も良さそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 17:12 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年02月03日

コンタクト店での対応から連想して、サービス業セクターで優良株を探してみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 私は数年前からずっと、2週間おきに使い捨てるタイプのコンタクトレンズを使っており、定期的にコンタクトレンズ店へ通っている。先般、コンタクトレンズを買いにいったところ、提携眼科医の処方・・・というか対応に少し疑問点があったので、店舗の担当者さんに内容を問い合わせてみた。窓口の人に「店長さんか責任者さんと話がしたい」と言ったところ、店長不在ということで、20代くらいの女性担当者さんが話を聞いてくださった。

 その方は私の話を丁寧に聞いてメモを取った上で、店長を通じて眼科医に確認を取ると約束してくれた。後日、再来店したところ、きちんと眼科医のレスポンスを伝えてくださり、いろいろ気遣いのある言葉を言われた。接客業だから当然といえば当然かもしれないが、きちんとした対応をしてもらい、私は「これからも安心してこのお店に来ることができる」と思ったし、「やはりサービス業は接客のよしあしで会社やお店の印象までが違ってくることがあるなあ」と、今さらながらに思ったのだった。

 サービス業セクターで優良株を探してみた。

★クックパッド〈2193〉(東1)

 料理レシピ専門サイト最大手のクックパッド<2193>(東1)を入れる。3日終値は17円安の1525円。単位100株。PERは約22.6倍、PBRは約6.3倍となっている。チャートは昨年10月5日につけた直近高値2023円から反落し、続落トレンドで来ていた。が、1月20日につけた直近安値1500円で底を打ったと見たい。底値圏の買い時と見て、まずは次のフシであり26週移動平均線でもある、1700円ラインまでの戻りを目指す。

 業績は好調。今期2012年4月通期業績予想は前年比2ケタ増収増益を見込んでいる。『会社四季報』には、会社側予想値よりも上ブレした予想値が出ており、また、次期2013年4月期も増収増益との予想値が出ている。昨年7月の第1四半期末で利益剰余金20億3300万円、有利子負債ゼロ、昨年4月の前通期末で現金等34億3900万円と、財務面も堅そうだ。筆頭株主は佐野陽光社長だが、他の大口株主には信託口なども並んでおり、こうした面からも手堅い銘柄であるとの印象を受ける。

★ディー・エヌ・エー〈2432〉(東1)

 モバイル向けゲームなどのサイト『モバゲー』を運営する、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)を入れる。3日終値は143円高の2237円。単位100株。PERは約9倍、PBRは約3.7倍となっている。チャートは8月19日につけた年初来高値4330円から反落し、続落トレンドで来ていたが、1月19日に上場来安値1750円をつけて以降は反発に転じている。とくに今月に入ってからは、中国のインターネット検索最大手『百度』(バイドゥ)との業務提携やカナダでの現地法人設立発表などが材料となり、にぎわっている。まずはひとつのフシであり26週移動平均線でもある、2900円ライン上抜けが目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 17:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年01月27日

寒い冬にジム通い・・・スポーツクラブ株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 私事で恐縮だが、昨年3月からジムに通い始めて、もうすぐ1年になる。健康のことを考えて入会したものの、若い頃からスポーツどころか運動らしい運動をほとんどしたことがないため、自分でも「続いても半年、早ければ1ヵ月くらいで行かなくなるのではないか」くらいに思っていた。なので、「あれ?思ったより長く続いているなあ」と、自分でも驚いているというのが正直なところだ。

 私が行っているのは中高年の女性向けに特化したところなので、あまり難しい内容のことを求められないし、スタッフの方々は厳しい指導等はせず、あくまで「会員さんの健康管理をサポートする」という雰囲気だ。また、毎月のようにさまざまな企画を実施して、会員のモチベーションを保つような工夫もされている。だから通いやすかった、という面が大きい。ただ、そのために、スタッフの方々は結構大変そうだが・・・。

 などと思っていたら、今日たまたまネットでコナミスポーツクラブの入会キャンペーンのバナー広告を見かけた。そうそう。私の行っているジムでも、常に会員募集の企画を行なっており、それも大変そうだなと思っていつも見ているのだ。やはりどうしても自然減(退会者)はあるので、一定の規模を維持するために、常に入会募集を行なう必要があるのだろうと思う。

★コナミ〈9766〉(東1)

 コナミスポーツクラブの運営事業などを行なっているコナミスポーツ&ライフを傘下に持ち、ゲームコンテンツ事業で有名なコナミ<9766>(東1)を見てみる。コナミの27日終値は42円高の1924円。単位100株。PERは約14.2倍、PBRは約1.3倍となっている。

 チャートは昨年9月9日につけた年初来高値2906円から反落し、以降はモミ合いながらも続落トレンドで来ていたが、本日27日に直近安値1856円をつけて以降は反発。1800円フシにあたり、そろそろリバウンドに転じるタイミングと見たい。まずは26週移動平均線であり、ひとつのフシでもある2400円ラインまでの戻りを目指す。1月13日付けのモルガン・スタンレーMUFG証券のレーティング(投資期間12〜18ヵ月)では、投資判断「オーバーウェイト」、目標株価2700円とされた。

★綜合警備保障〈2331〉(東1)

 コナミスポーツに体操競技や水泳でオリンピック級の選手が結構在籍していることから連想して、同じく、柔道やレスリングでオリンピック選手を輩出しており、警備サービス業界2位の大手である綜合警備保障<2331>(東1)(ALSOK)を入れる。27日終値は5円安の859円。単位100株。PERは約16.2倍、PBRは約0.6倍となっている。

 チャートは昨年11月29日につけた直近安値791円を底に、凸凹しながらも上昇トレンドとなっている。中期で950円フシまでの戻りを目指す。報道等によると、レスリングの女子55キロ級で吉田佐保里選手、同63キロ級で伊調馨選手がロンドン五輪の代表に決まっており、そうした面からの動意づきも期待してみる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 17:06 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年01月20日

積雪から連想して、鉄道株を見てみた――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ これを書いている今、関東各地では雪が降っている。報道によると、本州の南沿岸を低気圧が通過した影響で、20日に東京都心と横浜で初雪を観測したそうだ。私のいる地域では現在のところ積雪はさほどでもないが、東京23区内でも積もっている地域があると報じられている。

 暖かい室内にいて、窓から雪模様を眺めたり、ネットの画像やテレビの映像で雪景色を見るだけならとてもステキだが、仕事や用事で出かける方々は大変だ。また、関東では積雪はニュースになるほどレアな出来事だが、北日本のように冬の積雪が日常となっている地域では、「雪」に対する認識はまた異なるだろう。

 積雪で思い出すのは、だいぶ以前、ちょうど今のように雪が降っている時に、バス会社に勤めている方とお会いした際に聞いた話だ。その方は事務職で、その日は休日だったのだが、「今日みたいな天気の日は、もし何か手伝えることがあれば会社に行かなければと思う」と言っておられた。雪が降るとバスの運行に支障が出てダイヤが乱れたり、いろいろ不測の事態が起きることもあるため、事務職や休日の人でも動員されることが実際あるそうだ。また、社員の側としてもそれが当然の務めだと考えている、というようなお話だった。

 私の受けた印象では、「仕事だから」という意識と同時に、「バスの運行に支障があると、人々の生活に支障が出るから」という意識、つまり、社会や地域への貢献とか、ちょっと大げさかもしれないが、社会インフラを動かし、支えているのだという意識が、そこにはあるように思えた。バスだけではなく、鉄道、電気、ガス、水道、郵便、銀行、等々・・・。さまざまな分野で、責任感と使命感をもって仕事をしておられる方々のおかげで、私たちは安心して生活できるんだなあ、と、これまた大げさかもしれないが、思ったのだった。

 上記の話から連想して、鉄道株を見てみた。

★西日本旅客鉄道〈9021〉(東1)

 北陸、近畿、中国をおもな営業エリアとしている、西日本旅客鉄道<9021>(東1)(JR西日本)の20日終値は10円高の3150円。単位100株。PERは約15.4倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは1月4日につけた直近高値3385円から反落し、続落トレンドで来ている。3100円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングと見る。まずは3400円フシまでの戻りを目指す。

★阪急阪神ホールディングス〈9042〉(東1)

 阪急・阪神の私鉄、不動産、百貨店、ホテルなどを展開している、阪急阪神ホールディングス<9042>(東1)の20日終値は5円高の329円。単位1000株。PERは約15.5倍、PBRは約0.9倍となっている。株価は昨年11月29日につけた直近安値309円から反発。以降は、モミ合いながらもリバウンドトレンドとなっている。まずは340円フシ奪回が目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:30 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年01月13日

アイスホッケーチームの試合速報から、スポーツ連想株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、たまたま機会があって、NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ=北米プロアイスホッケーリーグ)のチームの公式サイトを見た。驚いたのは、前日の試合結果が掲示されるとともに、ハイライトシーンが動画で数分間、画像が数十枚もアップされていたことだ。さらに、プロのスポーツライターによる解説・・・たとえば「この試合の、3つの勝因とは」等といったような内容の分析記事も掲載されている。

 普段、日本国内のプロ野球やJリーグなどのメジャースポーツさえほとんど見ないので、「今のプロスポーツは、ファンに対するサービスが、こんなに至れり尽くせりなのか・・・」と驚いてしまったのだ。それとも、スポーツファンが多く、またネットサービス先進国のアメリカだからだろうか。テレビのスポーツ専門チャンネルなども、アメリカが最初に作ったのではなかったか。

 以前、プロ野球のテレビ中継を久し振りに見て、「今の解説は昔に比べてとても懇切丁寧だし、画面にいろいろなデータや情報が出てくるので分かりやすくなっているんだな」「ファン層を増やそうと一生懸命なのかもしれないなあ」などと思っていたのだが、もともとスポーツファン層の厚いアメリカでは、さらに先へ進んでいるような印象を受けたのだった。

 スポーツ連想銘柄を見てみた。

★ハブ〈3030〉(JQ)

今年はロンドン五輪開催の年ということから連想して、英国風パブ『HUB』『82』などを約70店、展開するハブ<3030>(JQ)を入れる。13日終値は1万7800円高の20万9800円。前日の12日に2012年2月通期業績予想の上方修正と増配を発表したことが材料となり、一時は年初来高値22万8000円まで買われた。とはいえ、現在の株価でPERは約12.4倍、PBRは約1.5倍と、割高感・過熱感はさほどでもない。また、単位1株の売買しやすさも魅力となっている。チャートはこの3〜4ヵ月ほど、安値圏の12万円ラインから上昇トレンドで来ており、現在は高値圏。18万円ラインあたりの押し目を待って拾うのが無難か。なお今期末配当金は6200円予想。現在の株価でも利回り約2.9%の計算となる。

★日本マクドナルドホールディングス〈2702〉(JQ)

 上記のホッケーチームの動画は、最初は無料サービスでそのまま見られるが、同じ動画を2度以上見ようとするとコマーシャルが入り、それを見なければ先へ進めない設定になっているようだ。私が見たのはたまたまハンバーガーのCMだった。マクドナルドのCMではなかったが、そこから連想して、代表的なハンバーガー銘柄のひとつ、日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ)を入れる。13日終値は3円安の2077円。単位100株。PERは約20.3倍、PBRは約1.8倍となっている。

 株価は12月26日に年初来高値2142円をつけた後、12月決算の権利落ちにともない反落。しかし再びジリ高トレンドで来ており、出直り局面となっている。まずは2100円フシまでの戻りを目指す。または、株主優待を目当てに長期保有もアリかもしれない。100株保有で優待食事券1冊(ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券6枚)など。なお、今期配当金はまだ出ていないが、前期を含めてここ数期の配当金は30円となっている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:24 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年01月06日

海外サイトをつらつら見るに・・・ネット通販連想銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 趣味で海外のネットサイトを見ていると、「やはり日本とはちょっと感覚が違うなあ」とか「こういう感覚は、日本と同じなんだ」などと思うことがいろいろあって楽しい。例えば、先日見た、オーストリアの大手著名美術館のサイト。「バロック美術」のページに、なぜか、すご〜く変な顔をしたおじさん達の石像・銅像の画像がいくつも掲載されていた。

変な顔というのは、ギュッと目をつむって口をすぼめた顔とか、眉を大きく上げた、驚いたようなおどけたような顔とか、ムッとして下唇を突き出した顔とかだ。私はドイツ語も英語もサッパリ読めないので、なぜこんな変顔の像がいっぱいあるのか不明なのだが、1700年代にこういうリアルな像がつくられていたのだと思うと面白いし、それをわざわざサイトに掲載している美術館もすごいと思った。

 また、アメリカのアパレルブランドのサイト。ネット通販のページには、いろいろな絵柄や言葉がプリントされているTシャツが並んでいた。その中の1枚に、女性が2人、スニーカーをはいて楽しそうにジョギングしているイラストと「sole sisters」という言葉がプリントされている物があった。「soul sisters」、つまり「親しい友人あるいは姉妹どうし」という言葉からのシャレで、「sole」、つまり「未婚の」女性どうしの友情とか、スニーカーの「靴底」と引っ掛けて、ジョギング仲間といったような意味なのだろう。

 他には、イギリスの写真家さんのサイトにあった「経歴紹介」のページ。箇条書きではなく、文章で丁寧に書かれているのだが、最初に書かれていたのは、「僕の人生はとても平凡なので、普通に書くと2〜3行で終わってしまうが、それではちょっとまずいので、がんばっていろいろ書いてみようと思う」といったような意味のことだった。その言葉に、写真家さんの暖かくて謙虚な人柄がにじみ出ているように思えて、軽いユーモアに笑っただけでなく、何か自然に笑みがこぼれてしまった。ちなみにサイトに掲載された見本作品も、みょうなケレン味のない、美しい自然をとらえた写真ばかりだった。

 上記のサイトとは関係ないが、連想して、ネット通販銘柄を見てみた。

★セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉(東1)

 セブン−イレブン、イトーヨーカドーなどを展開し、通販事業も行なっている、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)を入れる。6日終値は8円安の2142円。単位100株。PERは約14.7倍、PBRは約1.1倍となっている。チャートを見ると、この1年ほどは、震災前後を除いて、上値2300円ライン、下値2000円ラインのボックス圏を形成している。2100円を切ったあたりで下値拾いをし、上値2300円ラインを待って利益確定を計るのも一手か。

★ザッパラス〈3770〉(東1)

 携帯電話向けコンテンツ配信、モバイルコマース事業を行なっている、ザッパラス<3770>(東1)を入れる。6日終値は400円安の7万7900円。単位は1株なので、売買しやすさも魅力だ。また、PERは約6.8倍と割安水準、PBRは約1.3倍となっている。株価はこの1年ほど、14万円ラインから中期で続落トレンドを形成してきた。しかし昨年11月24日につけた上場来安値6万6000円で底を打った模様だ。以降は反発している。中期で9万円フシまでの戻りを目指す。今期の2012年4月通期末(通期)配当金は4200円予想。現在の株価で利回り約5.4%の計算となる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 17:05 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2011年12月30日

戦時中のソ連を舞台にした小説から・・・「食料品」セクター−−銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ デイヴィッド・ベニオフ(田口俊樹 訳)の小説『卵をめぐる祖父の戦争』を読んでいる。まだ途中までしか読んでいないのだが、面白いし、泣ける小説でもある。舞台は戦時中、ナチスドイツの侵攻・包囲下にある、ソ連のレニングラードだ。主人公というか語り手は、ユダヤ系ロシア人の17歳の少年。彼が後年、孫に当時の回想を語るという形で物語は進んでいく。

 敵の包囲網のせいで、市内は食べ物も燃料も物資も、何もかも不足している。日本も戦時中(と戦後しばらく)は同様の状態だったので、そうした話はたくさん読んだことがあるが、・・・このレニングラードの話は、人肉食や略奪を主人公が見てしまうシーンなどもあり、かなりキツい。回想(語り)が始まって最初の7行を読んだだけで、涙が出てきた。少しだけ引用すると、「あんなにひもじかったことも、あんなに寒かったこともない。(中略)実際、1941年の6月にドイツ軍が侵攻してくるまで、わしらは自分たちのことを貧乏だと思っていた。それが冬になる頃には、6月がもう楽園みたいに思えたもんだ。」

 そして、ロシアの寒さ。読んでいるだけで、骨の髄まで冷えびえとしてくる。しかし、物語じたいはどこか明るく、前向きさを感じさせる。主人公の相棒役の青年が明朗だからだろうか。でも、たぶん結末は・・・(涙)。

 充分に食べ物のある現代の日本に生まれたことへ感謝しつつ、食料品セクターの銘柄を見てみた。

★ロック・フィールド〈2910〉(東1)

 サラダ主体の惣菜店『RF1』や『神戸コロッケ』を展開している、ロック・フィールド<2910>(東1)を入れる。12月30日終値は9円安の1279円。単位100株。PERは約12.9倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートは6月8日につけた直近安値1154円から反発し、以降は凸凹しながらも下値抵抗線を切り上げてきている。このままジリ高トレンド維持で、9月30日につけた直近高値1320円上抜けを目指す。

 業績は好調。今期2012年4月通期業績予想は、売上高は前年比8.1%増の500億8600万円、営業・経常・純利益は同2割内外の増益を見込んでいる。『会社四季報』には、次期2013年4月期も増収増益との予想値が出ている。また、今期末配当金は記念配10円を含んで32円の予想。現在の株価で利回り約2.5%の計算となる。大口株主には、岩田弘三社長のほか、自社取引先持株会、自社社員持株会、生保、地銀、信託口などが並んでおり、堅そうな印象だ。

★ジャパンフーズ〈2599〉(東1)

 飲料受託生産の最大手で、水宅配事業なども行なっている、ジャパンフーズ<2599>(東1)を入れる。12月30日終値は前日終値と変わらずの770円。単位100株。PERは約6.2倍、PBRは約0.6倍と割安水準にある。チャートは7月29日につけた直近高値845円から反落し、モミ合いながらも続落トレンドで来ていたが、11月15日と同17日につけた直近安値740円で底を打ったもよう。このままリバウンドトレンド維持で、ここ半年ほどの高値フシ850円ラインを目指す。

 業績は堅調。期中に品質不良品の廃棄にともなう損失、固定資産の減損損失、投資有価証券評価損を特損計上したものの、震災特需もあって、現在のところ、今期2012年3月期業績予想は前年比増収増益との予想を変更していない。大口株主には伊藤忠商事、東洋製罐、アサヒ飲料や、信託口、自社従業員持株会、地銀などが並んでおり、こちらも堅そうな印象で、買い安心感を感じさせる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2011年12月23日

寒い冬に温泉で暖まって来た…から連想して、給湯器とガス銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 過日、北関東の温泉へ1泊2日で行って来た。草津や伊香保といった大きな有名温泉地ではなかったが、鄙びているというほどでもなく、館内のあちこちにさりげなく花が活けられていたり、重厚感のある絵画や焼き物が飾られているものの、ゴージャスすぎず質素すぎず、落ち着いた雰囲気で良かった。

夕食は囲炉裏(いろり)の炉端で取った。地鶏やタラバガニなどを炭火で炙って食べるのだが、それだけでなく、前菜の盛り合わせ、刺身、おひたし、カルパッチョ、そして〆めのツミレ鍋や焼きおにぎり等いろいろな料理が出てきた。炭火焼きはもちろんおいしかったが、私には刺身のおいしさが印象に残った。地元産の鱒(ます)や鯉(こい)などで、脂っぽさや生臭さが全くなく、とても上品な味わいだった。そして、竹筒で温めた日本酒。お酒が良いせいか、燗酒特有のムッと来る感じもなく、おいしく飲めて至福の時を過ごしたのだった。

温泉から連想して、給湯器とガス銘柄を見てみた。ガス・石油関連株は、震災以降、節電ムードなども背景として注目されている分野でもある。

★リンナイ〈5947〉(東1)

 厨房機器、暖房、給湯器などガス器具のトップメーカー、リンナイ<5947>(東1)を入れる。22日終値は10円安の5450円。単位100株。チャートは10月4日につけた上場来高値6600円から反落し、以降は続落トレンドとなっていた。が、12月19日に直近安値5190円をつけてからは反発している。まずは6000円フシまでの戻りが目標となりそうだ。中期チャートで見ると高値圏とはいえ、PERは約16.9倍、PBRは約1.9倍と、とくに割高感は感じられない。16日付けのSMBC日興証券のレーティングでは、投資判断「1」(セクター平均以上)、目標株価6360円とされた。

★東京ガス〈9531〉(東1)

 都市ガス最大手の東京ガス<9531>(東1)を入れる。22日終値は2円高の354円。単位1000株。PERは約28.5倍、PBRは約1.1倍となっている。チャートは11月4日につけた直近安値313円から反発し、以降はジリ高トレンドで来ている。このままトレンド維持で、まずは380円フシ奪回を目指す。信用倍率は約0.4倍の売り長となっており、買い戻しによる踏み上げも期待できそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 15:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2011年12月16日

WSJ日本版のコラムから連想して、その他金融業セクター株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版で興味深いコラムを読んだ。11月15日付け(古くて恐縮だが、私が読んだのはつい先日だったので…)『キャピタル・ジャーナル―政治コラム』でGerald.F.Seib記者による「茶会党も反ウォール街運動も根底にあるものは同じ」というコラムだ。「占拠」運動はすでに全米各地で強制排除がなされ、収束しているという面からも、今さらめいた話かもしれないが…。

 同コラムによると、「茶会党運動は右派で教育のない人たちや急進派の集まりに過ぎず、『ウォール街を占拠せよ』運動は若くてだらしのない、左派の失業者の集まりだとみられている。」との前提を示した上で、しかし、一般的な見方とは反対に、「茶会党運動はブルーカラーよりもホワイトカラーの支持者が多く、『ウォール街を占拠せよ』運動の支持者で最も多いのは、若者ではなく中年だ。」と指摘している。最新の調査によると、「金融システムと政府のいずれも問題を解決しておらず、平均的米国人にとって役立っていないという思いが広がっていることが明らかになった。」という。

 『ウォール街を占拠せよ』運動を支持する人たちで目立つのは、50〜64歳、年収5万〜7万ドルの層であり、専門職や管理職の男性だというのだ。この層は、経済面や生活面で、アメリカにおいて最も安定的な層のはずなのだが…。

 コラムでは、「過去の経済停滞とは異なり、現在の経済停滞は米国経済の端にいる者に最も大きな影響を与えるのではなく、その真ん中に位置する者に影響を与えているのかもしれない。」「最も重要なのは、かつては経済システムのなかで自分は安全だと思っていた人たちの間で、大きな恐怖と怒りが出てきていると思われることだ。」と指摘されている。

 格差の大きい社会、競争が過度に厳しい社会は、「下層」の人にとってだけでなく、「上層」の人にとっても大変な社会だと私は思っていたが、「中間層」にとっても大変な社会らしい。誰にとっても大変な社会は、ありようとしては、あまり良くないんじゃないかと思うのだが、しかし「じゃあどうすればいいのだ」という答えも、今のところ見当たらない。

 上記の文とは関係ないが、ウォール街=金融から連想して、「その他金融」セクターで銘柄を見てみた。

★クレディセゾン〈8253〉(東1)

 流通系のクレジットカード会社で首位という、クレディセゾン<8253>(東1)を入れる。16日終値は27円高の1518円。単位100株。PERは約11.3倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートは11月25日につけた直近安値1275円から反発し、以降はジリ高トレンドで来ている。このままトレンド維持で、1600円フシ上抜けを目指す。

 業績は堅調。今期2012年3月期連結業績予想は、東日本大震災の影響による個人消費抑制で営業収益は前年比10.0%減の2570億円を見込んでいるものの、営業・経常・純利益は(前年が凹んだとはいえ)前年比2ケタ増益を見込んでおり、期中に一部上方修正を行なった。『会社四季報』には、次期2013年3月期は増収増益との予想値が出ている。

★フィデック〈8423〉(東1)

 売掛債権買取により、取引先企業のキャッシュフロー改善、コスト削減、各種債権の早期資金化などを行なう、フィデック<8423>(東1)を入れる。主な取引先はディスカウントストア、スーパー、百貨店、メーカー、通信販売会社など。16日終値は120円安の7940円。単位1株。PERは約5.1倍、PBRは約2.0倍となっている。チャートはこの3〜4ヵ月ほど、上値8500円ライン、下値8000円ラインの間でモミ合っている。今は下値ラインにあるため、底値拾いで上値8500円ラインまでの戻りを待つのも一手か。中期では1万円ライン回復も視野に入りそうだ。

業績は回復基調。今期2012年3月期連結業績予想は営業収益が前年比約2割増の26億6400万円としているほか、営業・経常利益はそれぞれ同約2倍の増益、純利益は6億8100万円と黒字転換を見込んでいる。『会社四季報』には、次期2013年3月期は増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:48 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2011年12月09日

風邪を引いて実感…「漢方薬」銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 風邪を引いてしまった。といっても微熱程度だし、喉や鼻の状態もそれほどひどくはないので、家にあった漢方薬と、ひたいに貼って熱をさます効果のある冷シートを使って治らないかどうか、やってみることにした。それで2日ほど寝ていたところ、おおむね治った…ような気がする。睡眠を多く取ったことも、良かったのかもしれない。

 中高年人口のボリュームが大きくなるという理由で医療・医薬品関連株が買われる傾向にあるが、そのひとつとして漢方薬というのもアリかもしれないと思った。ちょっとした風邪くらいなら、病院へ行ったり処方薬・売薬を使うのではなく漢方薬で治すとか。加齢につれて、ハッキリとした病気を持っていない人でも、体の調子を整えるために漢方薬を飲んだり、健康食品やドリンク剤を飲む人も多いだろう。また、冷シートから連想したことだが、湿布薬や腰痛対応ベルトなどの周辺商品も多数発売されており、これもある程度の市場が見込まれる。

 こうしたことは従来から言われていることだが、自分自身の体が不調になると、実感として身に迫ってきた。そこで、漢方薬銘柄を見てみた。

★ツムラ〈4540〉(東1)

 医療用漢方薬で国内シェア8割を超えるというツムラ<4540>(東1)を入れる。9日終値は9円高の2239円。単位1000株。PERは約13倍、PBRは約1.7倍となっている。チャートは続落トレンドで来ていたが、11月17日につけた年初来安値2012円で底打ち。以降はリバウンドトレンドを形成中だ。中期で2500円フシまでの戻りを目指す。少し前の物で恐縮だが、11月10日付けのレーティングで、野村証券は投資判断「ニュートラル」(中立)、目標株価2400円とし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「アウトパフォーム」(強気)、目標株価3000円とした。

★ロート製薬〈4527〉(主市場大1)

 目薬で首位、最近は化粧品でも有名だが、漢方薬も扱っているロート製薬<4527>(主市場大1)を入れる。9日終値は1円高の981円。単位1000株。PERは約13.8倍、PBRは約1.5倍となっている。チャートはこの1ヵ月ほど、上値980円ライン、下値960円ラインのレンジでモミ合っている。下値960円ラインを待って拾い、上値980円ライン上抜けを待つのも一手か。11月10日付けの三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレーティングでは投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価1100円とされ、同15日付けの野村証券のレーティングでは、投資判断「バイ」(買い)、目標株価1300円とされた。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:22 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2011年12月02日

女性スタッフ活用のニュースから…陸運業セクター株――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ ヤフーのニュースサイトで、「女性大量採用、佐川急便の狙い」という記事を見た。『ダイヤモンド・オンライン』からの「女性宅配スタッフを大量採用する佐川急便の狙いと勝算」という記事だ。それによると、佐川急便の現在の女性従業員(正社員、準社員、契約社員)は全体の14%で8000人だが、数年後には1万5000人にまで引き上げたいという。

近年はネット通販などで個人宅へ届ける小型・軽量な宅配荷物が増えていることや、その利用客の約7割が女性であり、夜間に受け取る機会が増えているため、女性スタッフによる宅配で安心感につなげる狙いがあることなどが理由だそうだ。さらに、午前と夜間に集中的に必要となる宅配員を、パート的な勤務のできる主婦層で補いたいという目的もあるそうだ。

 記事を読む限りでは、企業間取引などの大型トラック運送はこれまでどおり男性ドライバーが中心となって行ない、宅配などのセールスドライバーに女性スタッフが増えるということだろうと思われる。そういえば、郵便のほうでは、すでに女性配達員を多く見かけるようになった。配送などの業界は「男性の世界」と思われていたが、サービス業として考えれば、確かに女性を活用できる部分は大きいだろう。それに、少子高齢化の現在、業界を問わず、性別関係なく人材を活用できないと、企業としては勝ち残っていけないのかもしれないな、と思ったのだった。

 陸運業セクターで銘柄を見てみた。

★日本通運〈9062〉(東1)

 陸運だけでなく、海運・空運、引っ越しなどを含めた総合物流事業を行なっている、日本通運<9062>(東1)を入れる。2日終値は1円高の289円。単位1000株。PERは約13.3倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは7〜8月に340円ラインで直近の高値圏を形成し、以降は続落トレンドで来ていたが、11月24日につけた直近安値280円から反発している。このままリバウンドトレンドに転じると見たい。まずは次のフシである310円台までの戻りを、中期で340円フシまでの戻りを目指す。

★ヤマトホールディングス〈9064〉(東1)

 宅配便首位のヤマトホールディングス<9064>(東1)を入れる。2日終値は4円安の1231円。単位100株。PERは約20.9倍、PBRは約1.0倍となっている。チャートは9月28日につけた年初来高値1429円から反落し、以降は凸凹しながらも続落トレンドを形成。しかしここ数日は下値1200円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングか。まずは1300円フシまでの戻りが目標となりそうだ。モルガン・スタンレーMUFG証券の11月28日付けのレーティング(投資対象期間12〜18ヵ月)では、投資判断「イコールウェート」(中立)、目標株価1500円とされた。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:12 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。