■アラ石のクウェート・カフジ油田撤退
今朝の日経報道で、
「元祖 『日の丸 油田』に幕」
「アラビア石油、カフジ撤退」
という記事が出ていた。以下に一部、引用する。
>AOCホールディングス傘下の、石油開発会社であるアラビア石油は、クウェート・カフジ油田の操業から撤退する。来年1月4日に期限切れを迎える、技術者派遣契約の更新交渉が、不調に終わったため。カフジ油田は日本企業にとって、戦後初の自主開発油田だったが、半世紀に及ぶ、元祖「日の丸油田」の役割を終える。
>操業経験を積んだクウェートは、人件費の高い、約50人のアラ石社員を、自国技術者に置き換えたほうが得策と判断、(交渉の)打ち切りを決めたもようだ。
>カネとヒトを出す見返りに資源を得る、従来戦略が、曲がり角に来たことを象徴する。
>原油高で、潤沢なオイルマネーを手にし、資源開発の経験も積んだ産油(諸)国にとり、消費国からカネとヒトを得る魅力は薄れつつある。
>ヒトとカネの流れは双方向になりつつある。環境技術の移転も含め、資源獲得には多元的な関係構築が欠かせない。
〈引用おわり〉
■資源はその国の人たちのもの?
この記事を見て思い出したのが、下に掲載する、AFPの報道だ。
また、以前、このブログでも、タンザニアやモンゴルの話で、ちょっと似たようなことを書いたりした。
今回のクウェートに限らず、ロシアにしろ、アジアの途上国・新興国にしろ、
「先におカネと技術を出させといて、さんざんおいしいトコ取りをしたところで、『はい、ごくろーさん』かい?」
という気もするし、
「でも、資源はもともと、その国の(人たちの)ものだ」
とも思うし。
…うーむ…。難しい問題だ…。
2007年12月27日
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