2007年08月14日

モンゴル旅行 つれづれぐさ(1)
飛行機、市場、寺院、宮殿、ゲル

 2007年8月4日〜12日に、モンゴルへ旅行してきた。その印象を、つれづれに書いていく。

■行き帰りの飛行機

 普段は、東京からモンゴルの首都ウランバートルに行く直行便は出ていない。韓国や中国やロシアのどこかを経由して行くことになる。

 以前は、もっと不便で、
「中国の北京から、一昼夜かけて汽車で」とか、
「ソ連のモスクワやイルクーツクなどの都市から、飛行機で」
とか、日本から、ウランバートルへ行くだけで2〜3日かかっていたそうだ。

 また、その汽車や飛行機も、途上国特有の、スゴイものらしい。(笑)

 私が今回、行ったのは、複数の旅行会社でチャーターした、日航機だ。しかも羽田から。
 JALの快適な機材と、意外に美味しい機内食で、たったの5時間。
 なんだか、ラクすぎて、申し訳ないくらいだった。(笑)

■市場で「うっ」

 ツアーで行ったのだが、深夜着だったので、午前中フリーだった。
 1人で、ホテル近くの市場へ行って見た。

 野菜、果物、日用品のほか、コメなども売っていた。
 一般的な途上国の市場のイメージと異なり、わりあいに静かで、とくに大声で呼びかけたり、押し売りっぽさはまったくない。

 でも、クルマが歩行者に向かってドンドン突っ込んでくるのでコワイ。

 肉屋の並ぶ一角では、すごい匂いとハエの大群。トラックからバンバン降ろされる「商品」のなかには、牛の頭がそのままゴロンとあったり。(目も毛皮もツノも、そのままついている)
 今までも、途上国の市場で、羊を解体するところとかを見て、鍛えてきた(?)私だが、さすがに、そこだけは、「うっ」となってしまった。

■ 寺院、宮殿、博物館

ウランバートル市内観光では、お寺や、もと宮殿で今は博物館となっている所を見た。

 建物の感じは、中国風というか、琉球風というか、韓国風というか。日本の本州でいうと、日光東照宮みたいな感じだ。
 色は、黄色やミドリなどの極彩色。屋根は、反りが大きくて、スソがハネているようなカタチ。

 中にある家具やしつらえ、仏像・仏具なども、上記の「アジア風」が混在している。

 モンゴルの仏教はチベット系なので、同じ小乗仏教系の、東南アジア風・南アジア風も混じっていたりする。なんだか、つかみどころがないような、それでいて、どこか既視感を覚えるような、不思議な感じがした。

 歴史博物館にも行ったのだが、あまり説明がなくて、ガッカリだった。

 チンギス・ハーンのことや、革命で社会主義国になった前後の経緯、社会主義をやめて以降、この国はどんな変化を遂げたのか。
 また、元寇や、ハルハ河戦争(ノモンハン事件)などは、モンゴル側では、どのような位置づけにあるのか。
 等々、知りたいことがいっぱいあったのだが。残念だ。

■ゲル(遊牧民のテント)宿泊

 ウランバートルに2泊して、観光した後、ゴビ砂漠へ。
 飛行機で1時間半ほど南へ行った、南ゴビにある、ダランザドガド(←地名)で、ゲルに2泊した。

 その後は、飛行機でウランバートルへ戻り、市内から50キロメートルほど離れた、ウンドゥルドブ(←地名)へ移動し、そこでもゲルに1泊した。

〈ゲルとは〉

 ゲルは、木枠と羊毛のフェルトでできた、遊牧民のテントのことだ。中国では、包(パオ)、ヨーロッパではユルトというらしい。

 といっても、旅行者用のゲルが並んでいるキャンプ地みたいな感じで、別棟に、トイレ、シャワー、食堂がある。

 ゲルの中は、床にはじゅうたんが敷いてあるし、真ん中にストーブがあり、両サイドにべッドがある。小さい机とイスもある。
 テントといっても、中で大人がふつうに立てるくらいの高さがある。

 なので、私はとくに不自由は感じなかった。ふだんから、テレビとか見ないし。うるさいのは苦手なので、音がないのも、快適だった。

〈水・お湯関係がちょっと不自由〉

 が、トイレ・洗面・シャワーが別棟というのは、やはりちょっと不便だなあと思った。

 また、水が貴重なので、シャワーがちょろちょろしか出ない。ボイラー(か何か知らないが、お湯を沸かす機械)の不具合なのか、時々、冷水になったりするので、そのあたりは結構キビしかった。

 同じツアーの人で、途上国の旅行や、キャンプなどのアウトドアに慣れている人なんかは、「シャワーはパス。風邪ひいちゃうから」という人もいた。

〈寒さと火について〉

 そう、寒かったのだ。8月なのに。
 標高が高いうえに、乾燥しているので、昼間は日差しが強くて暑く、夜になると、夏でも氷点下になることがある。

 私は、用意していった、ジャージの重ね着と、使い捨てカイロで乗り切ったが、ツアーのメンバーのなかには、寒さで眠れなかったという人もいた。

 東京では、夜、寝る前にエアコンを消しても、寒さで目が覚めるとか、寒くて眠れない、なんてことはあんまりない。
 やっぱり、ここの自然は厳しいし、いくらフェルトと防水シートでできているといっても、やはりテントなのだ。
 改めて、遊牧生活の厳しさを、肌で感じた気がした。

 係の人がゲルに入って来て、ストーブに火を焚いてくれた。
 そうすると今度は、ゲルの中がものすごく暖かくなる。

 東京でふつうに生活していると、裸火に当たることって、あんまりない。
「火って、こんなに暖かいんだ」
と、今さらのように実感した。

 〈以下次号〉←次号って…なんじゃそりゃ!?


posted by 田北知見 at 16:24 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 趣味に走ってスミマセン
この記事へのコメント
ウランバートルゥ!
ゲルに3泊ぅ!!
ゴビ砂漠ぅ!!!
ゲルの中で裸火に当たって「こんなに暖かいんだ」と思った!!!!

うらやましいです、行ってみたいです、月の砂漠にらくだはゆらゆら行きましたか?天は蒼々ってどんな色でしたか?草茫々って阿蘇の草千里みたいなものですか?裸馬は乗りましたか?日本人と同じ顔って本当ですか(関係ないですけど、「おなじかお」って、スガシカオとちょっと似ていませんか)馬乳酒は明治ブルガリアヨーグルトを温かくしたような味ですか?飲んでお腹こわしませんか、他の乳製品は美味しいですか?羊肉はどうですか?羊毛製品にウールマークはついているんですか?海は死にますか、山は死にますか、教えてくださ〜い〜♪

日本人が正倉院の頃から膨らませてきたイメージの文化的遺伝子のせいでしょうか、モンゴルとかゴビ砂漠とか聞くと冷静でいられなくなりますね!
株の話はしばらくいいですから(よくないんでしょうね)早く次号を!
楽しみにしています。
Posted by 鼻水たらしてひざのスリ傷にかさぶたをつけたた夢見る昭和の子供 at 2007年08月15日 10:14
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