2007年05月28日

政策「アメとムチ」に疑問を感じる

 きょう28日付けの日経新聞に、
「経済政策、参院選にらみ アメを先行、ムチを先送り」
という記事が載っていた。

 記事のいう「アメ」は、「地域間格差の解消や、中小企業対策、格差是正など、国民受けしやすい政策」。
 その一例として、住民税などの一部を出身地などに納める「ふるさと納税」、公的年金の支払い漏れへの救済策検討、中小企業再生支援ネットワークの創設、パート労働者と正社員の差別待遇を禁止する改正パートタイム労働法、などが挙げられている。

 一方、「ムチ」は、消費税を含む税財制改革や農産物市場の開放など、「痛みを伴う政策」や「改革」のことを言っているらしい。
 具体的には、消費税率上げ、道路特定財源の見直しなど。

■甘いどころか、行なって当然の政策じゃないか

 ムチはともかく、「アメ」と指摘されている部分に疑問を感じる。

 地域間格差の解消や、中小企業対策、不況でまっとうな労働市場から閉め出された人々の救済策が「アメ」か? 
 地方や中小企業、ワーキングプアという、「改革」のシワ寄せで、最も痛みを感じているところ・人たちへの配慮が「アメ」か?
 甘いものどころか、行なって当たり前の政策じゃないか。

 だいたい、「政策」を、アメだのムチだのって。まるで、「政治・官庁=お上」で、国民はドレイみたいな言い方だ。
 ふだんは経済業界紙として、公務員攻撃など、「官」や「公」の弊害を指摘しているはずの同紙が。
 なんだかんだいって、「官尊民卑」な気分から、抜け切れてないのではないか。
 国のあるじは政治家でも官僚でもない。国民だ。

 と、つい、ムキになって憤ってしまった。


posted by 田北知見 at 15:03 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり
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