2007年05月15日

全国 城めぐり

 過日、日経の文化面に「古城の旅 往時への慕情」として、全国950ヵ所の城・城址を踏襲した方のお話が載っていた。
 それに触発されて、私も「お城ネタ」。
 今まで行ったなかから、いくつか、印象に残ったお城の話を。

■弘前城(青森県弘前市)

 行ったのは冬で、ちょうど『雪燈籠まつり』を見れた。雪でつくった灯籠に、灯りがともっていて、それが何十本、何百本と立っているのだ。幻想的で、美しかった。

■鶴ヶ城(福島県会津若松市)

 ちょうど桜のシーズンに行った。桜吹雪が美しかった。
 まるで、幕末、徳川幕府に殉じて、散っていった武士たちのように……。
 なんていうと、気恥ずかしいが(笑)。しかも、ここはぜひ、「武士」を「もののふ」と読んでいただき、二重に気恥ずかしさを感じていただきたい(笑)。

 飯盛山にも行ってみた。戊辰戦争の際に、白虎隊が自刃したという場所から、鶴ヶ城を遠望した。かなり遠い。
 私は、
「あんなに遠くの城がハッキリ見えるなんて、昔の人は、目が良かったんだなあ」
などと、マヌケな感想を持ってしまった。
 しかし、今と違って、高い大きな建物はそう多くなかっただろうし、煙が盛大に上がっていれば、確かに、落城と誤認したかも。
「よく見えなければ、あたら若い命を散らすこともなかったのに」
と、詮無いことを思ったり。


■松本城(長野県松本市)


 黒くてシックな見た目がステキだと思った。
 確か、江戸時代前期の天守がそのまま残っているのは、全国でも数例しかないと聞いた憶えがある。(他は、再現や再建されたものが多い)
 松本城が残ったのは、戦国末期〜江戸時代〜幕末をつうじて、「非戦」を貫いたからだと聞いて、さらに感動した憶えがある。

■小田原城(神奈川県小田原市)

 天守閣の、一方の窓からは、遠くの山腹に、豊臣秀吉が建てた『一夜城』が見える。別の窓からは、海が見える。1590(天正18)年当時、海上には、秀吉の小田原攻めに協力する、毛利氏をはじめとした各水軍がズラリと並んでいただろう。
 小田原北条氏 最後の当主 氏直は、ここからその光景を眺め、
「ぬぬう…サルめ…」
と、歯軋りしたのではないか、と想像した。

■掛川城(静岡県掛川市)

 二の丸御殿の庭を歩いていたら、向こうから、ちょんまげ、羽織り・袴に、刀を差した、立派な武士が歩いて来て、仰天した。
 映画のロケ撮影が行なわれていたのだった。(笑)

■岐阜城(岐阜県岐阜市)

 原型が、中世の城(砦)のせいか、近世的な、「堀があって、周囲に武家町や商人・職人町が広がっていて」というのと違う。山頂に、ポツーンと建っている感じ。
 しかも、私が行ったのは、夕方。薄暗くなった空をしょって、あたりを睥睨するように建っている。空には、大量のカラスが、ギャアギャアと鳴きながら飛んでいる。なんかブキミだった。
 織田信長が、南蛮かぶれのマントと、フリルの襟をつけた、うつけ者のかっこうをして、
「むははははははは…」
と笑っているような気がした。

■福山城(広島県福山市)

 JR・新幹線 福山駅の、あまりに近くにあるので、ビックリした。ホントに、線路と石垣の間は、数メートルしかないって感じなのだ。

 福山市に行ったのは、出張だった。
 以前、ほんの短期間、在籍した会社だったのだが、その会社に入社して3日目に、出張に行ったのだった。うーむ…、そういうのって、ふつうかな…?(笑)
 いま気づいたのだが、上記の、松本や掛川も、別の会社に在籍していた時、出張で行ったのだった。アポが金曜日とか月曜日だったので、自費で泊まって、土日に観光したのだ。

■知覧城址(鹿児島県知覧町)

 中世の城址ということで、ほとんど何も残っていない。一見、ただの小さな山にしか見えない。草も木もボウボウで、私が行った時は、雨だったせいもあるのか、人も、全くいなかった。すごく良かった。

■首里城(沖縄県那覇市)

 門や屋根の感じが、日本本土の城と、少し違う感じがした。色とか、デザインとか、中国っぽい気がする。それと、「御庭」が。
 御庭は、琉球ことばで「うなー」と読むらしい。正殿の正面にあり、門や塀に囲まれた広場だ。それって、北京の紫禁城とかにあるよね、確か(私は行ったことがないので、実物を見たわけではないが)。
 その後、香港旅行の際に、レパルス・ベイに行った。そこで見た、寺院の感じとかも、似てると思った。
 さらに、韓国 ソウルに行った時、景福宮で、やはり御庭があり、似てる、と思った。
 もちろん、中国がオリジナルなのだとは思うが…。

■串崎城址(山口県下関市)

 最後はめちゃくちゃ我田引水で(笑)、自分の出身地 山口県下関市にある城址を挙げる。

 私は、全都道府県、最低1ヵ所ずつは、旅行・観光したことがある。旅行好きの人と話をすると、よく、
「どこが一番良かった?」とか、
「どこが一番オススメ?」
という話になる。私は、
「全都道府県、あちこち行った上で、一番、良いと思うのは」
山口県の、下関市と萩市だと、いつも言うことにしている。なんちゅう身びいき(笑)。

 串崎(櫛崎とも)城址は、伝承によると、藤原純友 配下の豪族が城を構えていたと言われる場所。つづく中世には、大内氏の重臣が城を築いたそうだ。
 江戸時代は、毛利藩の支藩の館があった。現在は石垣が一部残り、一部再現されているのみ。
 城跡よりも、むしろ、あのあたりの海辺や、古い町並みを維持している、城下町の雰囲気がとても良い。

 萩市の指月(しづき)城址も、そういうところがある。
 城跡自体よりも、周囲の、江戸時代の雰囲気を残した(これも地元の人たちの努力で維持保存している)町並みが美しいのだ。


posted by 田北知見 at 15:12 | 東京 ☔ | Comment(1) | TrackBack(1) | 趣味に走ってスミマセン
この記事へのコメント
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Posted by ブログランキング at 2007年05月15日 21:28
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