2007年04月18日

米バージニア工科大学で起きた、
銃乱射事件について。

 ニュース映像の写真では、ふつうの男の子に見えた。韓国の、いや、日本でも中国でも、 どこにでもいそうな男の子だ。

 16日に、米バージニア州のバージニア工科大学で起きた銃乱射事件の、チョ・スンヒ容疑者の写真を見た時の、私の感想だ。多くの人が、同じように思ったことだろう。

 報道によると、チョ容疑者は、クラスで「笑いのネタ」にされていたという。それは、彼がアジア人だということと、関係があるのだろうか。

 それとも、ただの変な、嫌なヤツだったのだろうか。
 欧米では、一般的に、韓国や日本や中国をはじめとしたアジア人男性の多くは、「男尊女卑で尊大な、イヤなヤツ」あるいは「暴力的なコミックやゲームに脳を冒された、ヘンなヤツ」というイメージがあるようだ。
 報道によると、チョ容疑者は、複数の女性に対するストーキングだかセクハラだかで、かなり問題になっていたそうだ。

 どちらにしても、無辜の人々を30人以上も殺してしまったのだ。どんな事情があろうとも、彼は、最悪の犯罪者の1人だ。



■アメリカ人のすごさ

 同事件の一連の報道で、
「アメリカ人って、やっぱりすごい」
と思ったことがある。

 たとえば、銃を持った犯人が教室に入って来ようとした時、ある教授は、自分を盾にして教え子を銃撃から守ろうとし、撃たれて亡くなった、とか。
(この教授は、厳密にはイスラエル人で、ナチスのホロコーストの時代を生き延びた人だったという)

 たとえば、別の教室では、犯人が一度立ち去って、再び戻って来ようとしたのだが、学生たちが協力して、ドアにバリケードを築いて押さえ、再入室させないようにした、とか。

 日本の学校で、同様の事件があったら、たぶん同じようにはならないだろう。

■台湾での体験

 事件の報道に接し、思い出した。
 もう10年以上前、台湾へ旅行した時の話だ。

 台北市内を歩いていた時に、たまたま、軍の施設の前を通った。門の前に、銃をかついた哨兵が立っていた。
 私はそれに気づかずに、連れと歩きながらふざけていたところだった。はずみで、嬌声をあげた。(私も連れも、当時は20代の女子だったのでw)
 すると、その哨兵は、ためらうことなく、銃をこちらへ向けた。安全装置が、かかっていたかどうかは分からない。
 連れは、一瞬で状況を判断し、
「逃げなきゃ!」
とか何とか叫んで、走り始めた。
 私は、その場に、ぼさっと突っ立って、
「何が起きたのか?」
を、見極めようとしていた。
 幸い、発砲は、されなかった。

 あとで、
「うーむ…。私のようなボケは、何かあったら、まず一番に死ぬな…(笑)」
と思った。

■アメリカでの体験

 やはり10年以上前、アメリカに旅行した時。
 確か、アリゾナ州フェニックスの『デニーズ』(ファミレス)で食事をしていた時だった。

 近くの席に1人で座っていた白人男性が、ずっと1人で喋っていた。
 私は英語がサッパリなので、連れ(台湾の時とは別の人)に、
「あの人、何を言ってるの?」
と訊いてみた。
 彼女は、アメリカに何年か住んでいるので、英語が解る。
「なんか、神様がどうの、とか言ってるみたい」
 日本にも、1人で喋っているヘンな人は、時々いる。
 しかし、その時、レストランのスタッフをはじめ、周囲のテーブルのアメリカ人客たちは、すごく緊張した雰囲気だった。皆、警戒したように、チラチラと彼のほうを見ている。
 結局、スタッフが通報したらしく、警官が何人か来て、彼を連れ去った。
 私は、彼女に、「なんであんなに緊迫してたのかな?」と、ノンキに訊いてみた。
 彼女は、こともなげに答えた。
「だって、足元に、大きなカバンがあったじゃない? あの中に、銃とか入ってるかもしれないし」
 そういえば、時々、アメリカのニュースで聞く話だ。怪しい男が、お店にいきなり入って来て、あるいは、いきなり立ち上がって、銃を乱射する話。
 私はその時、ようやく気がついて、ゾッとした。
 遅いっちゅーの(笑)。

 平和ボケ、なのだろう。
 いや、アメリカみたいな社会のほうが異常でしょ?と思いたいのだが。



posted by 田北知見 at 13:51 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと
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