2007年04月13日

古くて新しい課題、「日中友好」。

 最近、山岸凉子のマンガ『日出処の天子』を再読した。
 中高生のころ、マンガ雑誌『LaLa』 を購読していた。ちょうど連載中だったので、リアルタイムで読んでいたのだが、きちんと通しで読んだのは、初めてだ。

 主人公は、厩戸王子(聖徳太子)で、当時の朝廷における権謀術数や、蘇我氏と物部氏の戦さなど、史実に基づいた内容も、えがかれているのだが、SF的というか、超常的というか、かなり不思議な解釈も入っている。

 また、講談社学術文庫で、桶谷繁雄の『金属と日本の歴史』を読んだ。

 古代から明治維新のころまで、日本における銅や鋳鉄、鋼鉄などの歴史について、「当時の技術ではこうだった」とか、「このような過程で技術が進化した」といった内容が書かれている。
 たとえば、東大寺 盧舎那仏像(奈良の大仏)は、こんな手法でつくられたのではないか、といった検証とか。
 日本刀は、実際にはどうやってつくるのか、とか。
 技術面から歴史を見る機会はなかなか無いので、おもしろかった。

■日中だけの問題ではない、
アジアのリーダーとして、他の地域に負けぬように


 それらの本を読んで、再認識した。
「やはり、古代において、中国っていうのは、圧倒的な先進国であり、超大国だったのだなあ」
と、しみじみ思った。
 我が国にとっては、文字も、コメも、仏教も、鉄も、すべて、海の向こうの大陸から(半島経由も含めて)来たのだ。
 何千年、何万年という両国の長い歴史で考えると、この小さな列島に住む人々が、かの大きな国に対して優位性を持っていた期間は、最近の、ほんの百数十年のことなのだなあ、とあらためて認識した。

 別に卑下するつもりはないのだが、客観的事実としての認識だ。

 聖徳太子の手紙に、
「日出づる国の天子、日没する国の天子に書をいたす。つつがなきや…」
とあるように、対等なパートナーとして。
 日中は、アジア域内の大国どうし、リーダーシップが求められている国として、パートナーシップを取っていかなければ。
 でないと、拡大するEUや、ひとり超大国として力を振るうアメリカ合衆国を中心としたアメリカ経済圏、台頭するロシアを中心とした東欧・中央アジア、中東、アフリカといった、他の経済・文化エリアに負けてしまう。(と、鼻息荒く思っているw)




posted by 田北知見 at 18:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり
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