2007年03月16日

ライブドア裁判の判決。堀江被告は、
だました投資家にお金を返して、
裸一貫から出直すというのは、どうだろう?

 3月16日午前、東京地裁はライブドア前社長の堀江貴文被告に対し、証券取引法違反(偽計・風説の流布、有価証券報告書の虚偽記載)で、懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。

 報道によると、証券取引法違反の罪だけに問われた被告への実刑判決は異例だという。

 以前このブログで、2006年6月5日、村上世彰の件の時に、『〜について思ったこと』カテゴリで『潔い人、しぶとい人』と題して、私も少し触れたが、やはりちょっと「見せしめ」っぽいニオイを感じなくもない。

 堀江被告は即日、控訴した。

■株式投資ちゅうのは、きびしいものなのだが…

 もちろん、シロート目には、堀江被告は「有罪」だと思う。
 同被告側は、裁判で「知らなかった」「こっちこそ被害者だ」という線で押しているようだが、やはり、社長だったのだから、実際に自分が手を触れて(汚して)いなくても、監督責任のようなものはあると思うので。

 それに、庶民感情としては、やはりムカつく。
 ライブドア株のせいで虎の子を失って、途方に暮れている人は多いのに、堀江被告は(違法ではないとはいえ)裁判期間中に海外旅行したりと、結構いいご身分でないの、と、思ってしまう。

 しかし一方で、個人株主・機関投資家が、
「粉飾などの違法行為でつり上げた株価で株を買わされ、損害を受けた」
として、損害賠償請求の訴訟を起こしていることに対しても、私はなんだか、「うーむ…」と思ってしまう。「株式投資とは、そんなものじゃないか?」と思うので。

 弊社のベテランは、
「この業界に入って数十年、一夜にして大金持ちになった人をたくさん見てきた。そして、同じくらいの数、首を吊った人を見てきた」
と言う。(えーと…、多分、ものの例えで、実際に首吊り現場をたくさん見たという意味ではないと思うが…)

 それを聞いた当時、私はこの業界に入ったばかりだったので、
「なんちゅう恐ろしい(きびしい)業界に入ってしまったんだ…」
と青ざめた。

 もちろん、上記の訴訟は、「粉飾などの違法行為による」というところがキモだというのはわかるが。
「損害を受けた資金が、少しでも戻ってくれば…」
と思う気持ちはわかる。一部だけでも、戻ってくるといいね、と思う。

 私個人としては、昔アメリカであった、O・J・シンプソン裁判みたいになればいいな、と思っている。刑事で無罪、民事で有罪だ。

 懲役刑は気の毒なので、そこは無罪。あるいは、執行猶予。
 で、だまされた気の毒な投資家にお金を返して、堀江被告は裸一貫からやりなおす。
 そういうのは、どうだろう?


posted by 田北知見 at 18:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事ネタいじり
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堀江被告に実刑 懲役2年6月
Excerpt:    今日(3月16日)の話題と言えばこれでしょう。    懲役2年半の判決は、
Weblog: taki-log@たきもと事務所
Tracked: 2007-03-17 17:17

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