2006年12月28日

さあ、2007年だ

 サラ・パレツキーの『ウィンディ・ストリ−ト』(山本やよい 訳)と、スー・グラフトンの『ロマンスのR』(嵯峨静江 訳)を読んだ。

 両作品とも、アメリカの女性探偵小説だ。1980年代から続いている人気シリーズで、新刊が出るたびに買って読んでいる。
 前者の主人公は、V.I.ウォーショースキー(通称 ヴィク)、後者の主人公は、キンジー・ミルホーン。両方とも女性探偵だ。

 1980年代に、『4Fミステリー』ブームの先駆けとなった作品だ。FはFemale(女性)のFで、主人公、著者、訳者が女性で、読者も女性が多いので、こう呼ばれていた。

 私が初めて読んだのは、20代の初めごろ、1990年代の初めごろだった。

 主人公のヴィクもキンジーも、タフで、すごくカッコいいと思った。
 タフっていうのは、体力的にも、精神的にも、だ。
 悪者を追って走ったり、塀を乗り越えたり、カーチェイスをやったり、銃を撃ったりもする。
 ピンチに立たされた時には、やはり人間なのだから、怖いと感じるし、それを認めることができる。その上で、それを乗り越える強さを持っている。
 それでいて、誰に対しても……それが犯罪者だろうが、刑事だろうが、いたいけな女の子だろうが……、誰に対しても、フェアで、適度にやさしく、適度にきびしい。
 そして、自分を律することができる。

 当時、20代前半でアホだった私は(今もアホだがw)、
「こんな女性になりたい」
と思った。いやマジで(笑)。

 そして、彼女たちの年齢に追いついた今。
 年齢だけは重ねたのだが(いや、馬齢かw)、中身は全然追いついていない。少しはマシになったかもしれないけど。というか、若いころがアホすぎたのだが。

 新しい年。少しでも進歩して、ヴィクとキンジーに近づけるよう、努力していこう。
 さあ、2007年だ。


posted by 田北知見 at 18:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。