2006年10月04日

高度に洗練された、アジア的な「なあなあ」

 確か、今年の8月に小泉首相(当時)が靖国神社に参拝した時のことだったと思う。
 中国や韓国でもさまざまな抗議行動があったが、その一環(?)として、台湾の活動家が、抗議のために、確か尖閣諸島(釣魚島)に上陸しようと船で近づいたと記憶している。(記憶違いだったらすみません)
 その時、日本の海保だか海自だかの船が近づいて威嚇(というのか?)すると、台湾船は引き返した。

 私は、そのニュースを読んだ時、これぞアジア的な「なあなあ」だ、すばらしい、と思った。
 誰も傷つけず、傷つかず、必要以上に事を荒立てず、お互いにメンツは保ちつつ、それでいて、お互いの気持ちはちゃんと伝わっている。(台湾にとっては「抗議」の気持ち。日本にとっては「その気持ちは解るけど、こちらとしても上陸を許すわけにはいかないのだ。解ってくれ」という気持ち。台湾にとっては「解った。しかし不満と抗議はしっかり伝えたからな」という気持ち)

 「なあなあ」とは、お互いのメンツを立てつつ、相手の気持ちをお互い思いやり、直接言動には出さないが、しっかりと意思は伝え合う、という、非常に高度かつ洗練された、(たぶん)アジア特有の、対人または外交手段である。(と、勝手に決めているw)

 たとえば、いきなりぶっ放してくる、ロシ…あの国や、自分たちと価値観の違うヤツらはならず者だと決めつけて、やたら戦争を仕掛けたがる、アメ…あの国などに、こうした高度かつ洗練された外交はできないものだろうか。
 そしてできれば、き…あの国も、どうか、こうした穏やかな外交をしてくれますように。(と祈っている)


posted by 田北知見 at 15:32 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと
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