2006年09月14日

エスプール〈2471・HC〉さんを
取材して思ったこと。

 株式会社証券日刊新聞社の株式専門紙『証券日刊』の『社名と企業戦略』コーナーの取材で、過日、エスプール〈2471・HC〉さんにおうかがいして、浦上壮平 代表取締役会長兼社長と、石田敦信 社長室長のお話を聞いた。
(記事は『証券日刊』の9月15日号と、株式会社日本インタビュ新聞社のサイト『経営者紀行』に掲載しましたので、ぜひご覧ください)

 最も印象に残ったのは、浦上社長の、明朗闊達な人柄と解りやすい話し方だ。
 同社は人材派遣会社で、特徴は、派遣登録者の8割を20代の若年層で占めている点と、作業系と営業系に特化しており、かつ成果や効率を追求する独自のシステムだ。作業系は物流センターやコールセンター、事務センターの伝票処理などで、営業系は、クレジットカードの販促、インターネット会員の勧誘、携帯電話の販売支援などである。

 同社が派遣登録者の募集ターゲットの中心としているのはフリーターや学生だ。
 ただ、応募者の中には「仕事感」が弱く、鼻毛が出ている人、素足にゴムぞうりで来る人などもいて、服装や身だしなみなど、社会人としての基本から教えなければならない人も多いという。

 そういえば私も以前、電車の貼り広告で「髪型自由のアルバイト、あります」みたいなコピーを見たことがある。その広告のモデルはアフロヘアだった。アフロがカッコ悪いとは思わないが、若い人のなかには、私のような年寄りにはよくわからない(笑)価値観があるのだろうな、と思った。
 また、ネット上では、「1日だけでもOK」という超激短アルバイトの募集サイトも時々見かける。これから好況期に向けて人手不足が懸念されており、1日だけでも働いてくれる、多様な人材(笑)を募集しなければならない時代なのだろう。

 浦上社長が同社を起業した理由のひとつは、
「いったんフリーターになると、やる気や能力があっても、責任ある仕事をまかされるチャンスは来ないと聞いた。彼らが働く場をつくりたい、若い人にモチベーションを与える仕事をさせたいと思った」
ということだ。
 そのために、派遣者が仕事しやすく、成果や効率を追求できる同社独自のシステムがある。(それはどんなものか…証券日刊の記事をぜひご覧ください)
 さらに同社では、社員180人のうち半数に近い人が「たたき上げ」で、管理能力や営業力を買われて派遣登録者から正社員に抜てきされた人も多いそうだ。
 こういうのが本当の「再チャレンジできる社会」(いや、この場合、「会社」か)だと思う。トコシエに安い賃金のまま、単純労働を続けなければならない人が増える社会にならないでほしいと私は思う。


posted by 田北知見 at 11:24 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | 企業訪問
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

派遣労働者の賃金
Excerpt: 派遣労働者の賃金については....
Weblog: 就職・再就職情報ブログ
Tracked: 2006-09-30 23:53

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。