2006年08月14日

誇り高い国として

 一時期、「日本の外交は土下座外交だ」と揶揄されていた。「あの戦争について、なぜそんなにいつまでも謝り続けなければならないのか」「なにを他国に遠慮する必要があるんだ」と批判が高まった時期があった。

 政治経済がボロボロで、世界中で「日本人と見たら密入国者かドロボーと思え」とか「日本人っていうと…テロリスト?」とか思われているような悲惨な国が土下座するのであれば、気の毒でみじめな感じがするが、日本はそうではなくて、世界トップクラスの経済力と技術力を持つ「大国」なのだから、悪かったことは潔く謝り、他国に配慮することこそ、
「うむ、さすがは」
と、さらなる尊敬を勝ち得る道ではないだろうか。

 私は海外旅行先で何度か、
「日本人? ならオッケーだ」
という態度を取られたことがある。
 最初は邪険に扱われても、私が日本人だとわかったとたん、扱いが良くなったりするのだ。
 エジプトでは、露店の男の子が言っていた。
「日本人? きちんとしてていい人ばかりだ。僕は好きだね」
 いい人というか、いいカモってことかもしれないが(笑)。いやたぶん、信用できる国民ってことだと思う。こういう信用力というのは、新興国とかが一朝一夕で築けるものではないのだ。

 自民党の次期総裁選候補の1人が、
「自信と誇りのもてる日本に」
と主張しているが、日本は現在、充分に自信と誇りの持てる国だと私は思っている。これ以上、「僕ちゃん、偉いんだぜ」と威張る必要はないと思うのだが。
 他者への配慮こそ、誇り高い国(人)のすべきことだと思う。


posted by 田北知見 at 14:18 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと
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