2006年04月25日

風通しの良い企業社会がいいな

 東京製鐵(5423)は先週20日の大引け後に、決算とトップ人事を発表した。
 決算は前年比減収減益となったが、過去最高だった前年実績の利益額に続く過去2番目の数字となった。
 トップ人事では、池谷正成社長が代表権のない相談役に就き、西本利一・高松工場長が社長に就く人事を発表した。6月の株主総会の承認を経て就任する。
 西本氏は45歳。報道によると、創業者一族以外から初の社長就任となる。
 同社発表によると、
「経営トップの若返りにより、一層の活性化と社業の発展を図るため」
としている。
 株価を見ると、翌21日の始値は2285円と、前日終値2445円からギャップダウンで始まったものの、後場には2455円にまで戻した。
 きょう25日の始値は2405円と、きのうの終値2380円からギャップアップで始まっている。きのうからきょう寄り付きの市場全体が全面安となっている中で、である。
 ネットの掲示板を見ると、経営陣の若返りを歓迎し、今後の同社の展望に期待する声がけっこう出ている。

 私がいつも行っている美容院は、数十店を展開するチェーン店だ。その会社では、だいたい27歳くらいで店長になると聞いて仰天した。
 でも、美容業界では、早い人は18歳とかで入社するのだから、27歳といってもすでに勤続10年なわけだ。なるほど、と納得した。
 私が身を置いている業界は、20〜30代は若手、40〜50代が働き盛り、60〜70代でも現役バリバリ、という世界だ。中高年のベテランは、ベテランなりの持ち味の良さがあって、そこはもちろん尊敬している。

 たぶん10年くらい前のことだったと思うが、日経ウーマン誌で、「企画をとおす手法」というような内容の記事があった。
「男性上司を説得するためには、『これなら成功します』ではなく、『これなら失敗しません』と言いましょう」
みたいなことが書かれていたと記憶している。
 当時の男性正社員は、失敗さえしなければ、収入も肩書きも自然に上がっていき、定年までつつがなく勤め上げられた時代だったからだろう。
 そのころの同誌には、「女性が男性社会で生き残る(勝ち残る、ではなく)ためのノウハウ」みたいな記事が、時々出ていたような憶えがある。
 先日読んだ30代向けの女性誌には、
「気をつけよう−−女性の中間管理職が陥りやすい失敗。部下掌握術」
みたいな記事が載っていた。

 若い人や女性の管理職が増えているらしい。というか、老若男女、そして、人それぞれの持ち味を活かして仕事ができるほうがいいよね。
 時代の風が、変わりつつあるようだ。この風が、バブル期みたいに一時的なものではなく、確実に浸透していけばいいなと思う。


posted by 田北知見 at 10:53 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し
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