2006年02月24日

「女性会長銘柄」というセクター その1 三洋電機

 「女性会長銘柄」。そんなセクターはない。私が勝手に作ってみた。w
 といっても、すぐに思い浮かぶのは、三洋電機(6764)とダイエー(8263)のみなのだが。

 三洋電機の野中ともよ代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)。
 もともとはキャスター、ジャーナリストで、2002年6月に同社の社外取締役に就任。2005年6月、同社の経営悪化が取りざたされる中で現職に就いた。
 同年4月にこの人事が発表されるやいなや、経営再建に期待が高まり、株価は急反発。……ということには、ならなかった。
「経営者としての経験はなく、経営手腕は未知数」
「あくまで『新体制』を象徴する存在であり、実際は井植敏雅伸社長が主導権を握ることになろう」
と評された。
 このためばかりではないだろうが、株価はしばらくジリ安となった。

 同社はその後、中核事業として、冷熱機器、電池・電装部品、携帯電話の3事業を核とした経営再建を進めている。不採算部門の事業撤退や、人員削減を行なう一方、携帯電話事業でノキア(フィンランド)と合弁会社設立を発表するなど、さまざまな施策を展開している。
 これらが野中会長の陣頭指揮によるものなのか、私にはわからないが。
 1月末に発表された2006年3月期第3四半期連結決算では、売上高は前年同期比微増、利益は営業・税引前・純とも前年同期比で大幅に改善した。
 が、通期では減益、税引前・純損益とも、赤字幅が前年に比べさらに拡大する見通し。
 株価は、昨年10月には最安値237円をつけた。ここのところは200円台後半で推移している。

 同社はまた、三井住友銀行などから出資と取締役の派遣も受けている。業界では
「2007年3月期の業績いかんで、経営陣の入れ替えもあろう」
と観測している。
 その時、野中会長は?
 会社の危機を乗り切った立役者となっているか。それとも、優秀なつなぎ役だったと評されるのだろうか。


posted by 田北知見 at 11:33 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し
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