2009年07月09日

円高メリット銘柄を狙う。海外旅行銘柄――銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 円高・ドル安だ。9日は一時、1ドル=91円台まで騰がる場面も出た。円高メリット銘柄はいろいろあるが、そのひとつが、海外旅行銘柄だろう。夏休みシーズンに向け、また、秋の行楽シーズンに向けて、動意づきも期待できそうだ。原油高一服で、航空会社の燃料サーチャージも、ほぼなくなったようだ。

 海外…約半年前に、南ア、ボツワナ、ザンビア、ジンバブエに、ツアーで行って以来だ。また、いつかどこかへ旅行したい。インドなんか、どうだろう。今日の日経朝刊に、インドの景気展望について、インド国際経済関係研究所のR・クマール所長のインタビュー記事が載っていたが、「インドの7〜9月期の成長率は5.8%、10〜12月期は6.5%と回復し、2009年通年では6.0%成長となるだろう」と観測されていた。6%…すごい…。

 また、その記事によると、インドは、7〜9月の雨季の降雨量によって、景気の動向も変わるという。雨量によって農作物の生産高が変わり、それにより農家の収入が左右され、個人消費の動向が左右されるからだという。アジア的で、いい話(?)だと思った。

★ANA〈9202〉

 全日本空輸<9202>(東1)の9日終値は1円安の294円。チャートはこの1〜2ヵ月、350円台から290円台まで、続落トレンドで来ている。8日につけた年初来安値291円から、反発のきざしが出ている。8日、9日とも、日足はトンボ(十字線、寄り付き同時線)となっているので、リバウンドに転じると見たい。まずは次のフシであり25日移動平均線でもある、330〜340円あたりまでの戻りが目標か。信用倍率は0.63倍の売り長なので、買い戻しが入ることも期待できそうだ。

 今期連結業績予想は、前年比減収だが、営業・経常利益は増益、純損益は前年の損失計上から黒字転換を見込んでいる。1日に発表した1500億円規模の公募増資は、希薄化懸念でまずは悪材料視されたようだが、『東洋経済オンライン』3日付け『四季報速報』によると、「中長期的に資金調達を有利に進めたい狙い」「自己資本比率が増資により20%台後半にまで上昇する見込みで、財務安定化が期待できる」と指摘されている。

★HIS〈9603〉
 エイチ・アイ・エス<9603>(東1)は円高メリット銘柄の物色に遭い、9日は一時200円高の2250円まで買われ、6月24日につけた年初来高値2200円を更新した。9日終値は110円高の2115円。チャート的には高値圏にあり、信用倍率は9.92倍の買い長で、買い残が増えている。目先、利益確定売りで調整が入りそうだ。カラ売り…は恐いので、押し目拾いでリバウンドを待つのが無難だろう。

 業績は堅調。今10月期連結業績予想は、前年比微減収だが、営業・経常・純利益は2ケタ増益を見込んでいる。『会社四季報』には、次期2010年10月期は増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。



posted by 田北知見 at 16:49 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し
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