2009年04月16日

不況と格差社会で注目のファミレス&Fフード銘柄(田北知見の銘柄ウオッチ)

田北知見の銘柄ウオッチ 最近、電車で20代前半くらいの女性どうしの会話が耳に入り、「マック(マクドナルド)で500円以上は出したくないよね」と言っていた。
 氷河期世代をはじめ、一定以下の年代の人の多くは、「なるべく無駄な出費を抑えたい」という傾向が強いらしい。よく、アンケートなどのデータにも出ている。「クルマは必要ない」とか、「お酒は安い居酒屋で、ちょっと飲めば充分」とか。一方で「気に入ったもの、必要性を感じるものには、お金を出すことをいとわない」とも。
 そういえば、モノやサービスも、二極分化しているという話もよく聞く。「高くて良いモノ」か、「とにかく安いモノ」の、どちらか。中途半端なものは売れにくいらしい。格差固定化社会で、従来は一番多いボリュームゾーンとして存在した「中流」層が、現在は細っているのかもしれない。現存するのは、ひとにぎりの「勝ち組」と、多くの「負け組の下流」層という社会構成になっているのかもしれない。

■モスフードサービス<8153>(東1)

 ファストフード『モスバーガー』を直営で約100店、FC点で約1300店、展開している。注文してからできるまでに時間がかかるうえ、100円マックのように安くはない。しかしジューシーな肉、パリパリの野菜など、味で勝負している。また、パンの代わりにご飯を使うライスバーガーなど、オリジナリティのあるメニューでも定評がある。
 今期2009年3月期連結業績予想は期中に上方修正して、売上高610億円(前年比2.1%減)、経常利益15億円(同17.4%増)、純損失3億円(前年は3億2500万円の損失計上)。『会社四季報』には、2010年3月期は増収増益、かつ、純損益は黒字転換との予想値が出ている。
 チャートを見ると、昨年10月10日につけた年初来安値945円から反発。以降は上昇トレンドとなっていた。3月17、18日につけた年初来高値1650円から反落し、この1ヵ月ほどは調整局面となっている。信用倍率は0.10倍の売り長となっており、調整一巡後は再び上値追いと見たい。押し目拾いで。15日終値は28円高の1536円。単位100株。

■ロイヤルホールディングス<8179>(東1)

 ファミリーレストラン『ロイヤルホスト』などを約800店、展開している。低価格路線のサイゼリヤやガスト(スカイラーク系)等と違い、ある程度の価格で、ある程度のおいしさを追求しているようだ。ドリンクバーのお茶の種類の豊富さ(店舗によるのかもしれないが)など、こだわりが見受けられる。
 今期2009年12月期連結業績予想は、売上高1120億円(前年比6.7%減)、経常利益18億円(同51.1%増)、純利益2億円(前年は55億9700万円の損失計上)。『会社四季報』には、2010年12月期も増収増益との予想値が出ている。
 チャートは3月25、26日につけた年初来高値1145円から反落し、続落トレンドとなっていた。ここ数日は1000円フシ前後でモミ合っている。信用倍率は0.15倍の売り長。買い戻しも期待できそうだ。下値を拾い、まずは1100円ラインまでの戻りを目指す。15日終値は2円安の997円。単位100株。


posted by 田北知見 at 12:03 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し
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