2012年04月27日

「身近な国際化」から連想して、石油株――銘柄ウォッチ



田北知見の銘柄ウオッチ



 先日、ふだん行かないガソリンスタンドへ行ったところ、外国人のスタッフに接客されて、少しドギマギしてしまった。今時、コンビニエンスストアや飲食店や販売店などいろいろな場面で、中国系、東南アジア系、中東系、インド系など、さまざまな外国出身のスタッフに接客されることはさほど珍しくない。しかし、ガソリンスタンドの仕事は何となく「危険物を取り扱う資格職」というイメージがあるし、私が無知なだけかもしれないが、あまり外国人スタッフにお目にかかったことはなかったのだ。

 その人は相貌からして東南アジア系だと思われたが、流暢な日本語で車検や洗車などのセールストークを行なっていた。たぶん頑張って日本語を勉強し、また、もしかしたら資格等も持っておられるのかもしれない。・・・などと思いながらセールストークを聞いていたのだが、同時に、その人の顔を見ながら「以前、どこかでお会いしたことなかったかな?」と既視感を覚えていた。後で気づいたのだが、個人的にお会いしたことがあるわけではなく、お笑いタレントの「小島よしお」さんにちょっと似ていたのでデジャヴを感じていたのだった。

 ガソリンスタンドから連想して、石油関連銘柄をウォッチしてみた。

★国際石油開発帝石〈1605〉(東1)

 原油や天然ガスの開発・生産事業を行なっている国際石油開発帝石<1605>(東1)を入れる。27日終値は3000円高の53万円。単位1株。PERは約11.1倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは2月27日につけた年初来高値61万1000円から反落し、続落していたものの、下値52万円フシにあたり、この半月ほどはリバウンドのジリ高傾向にある。まずは55万円フシまでの戻りを目指す。中期では60万円ライン回復も視野に入る。

★昭和シェル石油〈5002〉(東1)

 石油元売の大手、昭和シェル石油<5002>(東1)を入れる。27日終値は15円安の505円。単位100株。PERは約17.3倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートは2月27日につけた年初来高値から反落し、続落トレンドで来ていた。が、4月11日に年初来安値488円まで売られたところで反発。以降はモミ合いながらも下値抵抗線を切り上げている。まずは550円フシまでの戻りを目指す。

 本日27日に発表された2012年12月期第1四半期(1〜3月)連結決算は、売上高7007億2500万円(前年同期比1.4%増、対通期予想進捗率26.6%)、営業利益141億5700万円(同63.6%減、45.7%)、経常利益141億8300万円(同63.9%減、47.3%)、純利益62億9000万円(同69.3%減、57.2%)となった。石油事業では電力向け需要が旺盛で堅調に推移した一方、原油価格上昇の製品市況価格への反映が立ち遅れる状況もあったという。太陽電池事業は堅調に推移しており、米国の大型太陽光発電所への太陽電池納入契約締結、発電電力の一般電気事業者への融通などを行なったという。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。



posted by 田北知見 at 16:31 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年04月20日

美と健康に・・・『ビューティ』サイト関連株――銘柄ウォッチ



田北知見の銘柄ウオッチ


 ネットのバナー広告で興味を引かれ、「美と健康に関する、企業と専門家によるコラボレーションサイト」という『Beauty&Co.』(ビューティ・アンド・コー)を見てみた。資生堂が今月から本格スタートさせたサイトらしい。ネットショッピングモール、読み物、参加者のオススメ商品を紹介するコーナーなどで構成されている。主催は資生堂だが、サイトへの参加企業はJTB、アフタヌーンティ、講談社、ル・クルーゼ ジャポン、パナソニック、サンエー・インターナショナルなど多岐に亘っている。

 扱われている内容は化粧品やファッションだけでなく、グラスワインや生花など生活を豊かに彩る物や、お酒、レストラン、旅行等さまざま。また、企業からの発信や参加者のクチコミだけでなく、美容ジャーナリストや女性誌編集者といった、プロや目利きの方々のコメントなども掲載されるようで、なかなか充実している印象だ。

 関連銘柄をウォッチしてみた。

★資生堂〈4911〉(東1)

資生堂<4911>(東1)の20日終値は18円高の1433円。単位100株。PERは約33.7倍、PBRは約1.8倍となっている。チャートは4月11日につけた直近安値1388円から反発し、以降は凸凹しながらも下値抵抗線を切り上げてきているように見える。中期で見るとまだまだ安値圏にあり、上値余地は大きいようだ。上昇トレンド維持で、まずは1500円フシ上抜けを目指す。JPモルガン証券の4月5日付けレーティングでは、投資判断「オーバーウェイト」、目標株価1700円とされた。

★TSIホールディングス〈3608〉(東1)

 『ビューティ・・・』サイト参加企業のひとつ、サンエー・インターナショナルは『ナチュラルビューティ』などのブランドを展開するアパレル企業。同社が東京スタイルとともに昨年設立した持ち株会社TSIホールディングス<3608>(東1)を入れる。20日終値は17円安の425円。単位100株。PBRは約0.4倍となっている。

 チャートは3月29日につけた直近高値538円から反落。4月13日に発表した2012年2月期連結決算が予想より下ブレしたことも嫌気され、続落トレンドを形成中だ。ただ、今期は前年比増収、経常損益は黒字転換、営業・純損失幅は縮小の見込み。今後の地合いにもよろうが、底値の350円ラインを待って拾い、中期でリバウンドを狙うのも一手か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:36 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年04月13日

「ケルトの女性たち」の美しい歌声から・・・連想株――銘柄ウォッチ






田北知見の銘柄ウオッチ 先日、サイモン&ガーファンクルの歌う『スカボロ・フェア』を久し振りに聴きたくなったので、とりあえずネットで検索をかけてみたところ、ケルティック・ウーマン(Celtic Woman=ケルトの女性)というグループの歌に行き当たった。アイルランド出身の女性4人(時期等によって人数やメンバーが変わるらしい)グループで、歌を基本に、時によって1人がヴァイオリンなどで伴奏をつける場合もあるようだ。

 デビューは10年くらい前らしく、国許だけでなく、アメリカでアルバムがビルボード世界音楽チャート1位となるなどヒットしたそうだ。また、日本でもコマーシャルソングに使われたり、オリンピックで日本人選手がフィギュアスケートの音楽に使ったりと、かなり有名なグループのようだ。私は不勉強で知らなかったのだが・・・。

 いくつか動画を見てみたところ、歌も素晴らしいが、バックに流れているイメージ映像にも心を惹かれた。アイルランドの荒々しい海と断崖、みずみずしい緑の草地、独特な形をしたケルト十字、ケルト的な石積みの遺跡、等々・・・。そうした映像を眺めながら美しい透明な歌声を聴いていると、心がしみじみして来るのだった。

 連想銘柄を見てみた。

★東芝〈6502〉(東1)

 日本ではケルティック・ウーマンのアルバムはEMIから出ているようなので、そこからの連想で東芝<6502>(東1)を入れる。13日終値は2円高の340円。単位1000株。PERは約22.2倍、PBRは約1.8倍となっている。チャートは3月19日と同21日につけた年初来高値383円から反落し、続落トレンドで来ている。340円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングか。ただ、信用倍率は6倍台の買い長となっており、目先の上値は重そうに見える。しかし中期チャートでは安値圏にあるので、拾っておいて中期で上昇するのをジックリ待つのも一手かもしれない。

★ニチイ学館〈9792〉(東1)

 「アイルランド→英語→英会話」という連想で、ニチイ学館<9792>(東1)を入れる。同社は医療事務の講座・派遣事業で有名だが、英語講座などもあり、また、最近では「英会話教育事業に本格参入」といった材料もある。今月から英会話スクール『COCO塾』(ココジュク)を首都圏などにオープンし、初年度92校の展開を予定しているそうだ。

 ニチイ学館の13日終値は39円高の1124円。単位100株。PERは約15.5倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは昨年3月につけた上場来安値545円を底に、凸凹しながらも上昇トレンドを形成している。本日13日は一時1129円の年初来高値まで買われる場面もあった。今後の地合いにもよろうが、押し目小すくいで上値追いの局面か。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:55 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2012年04月06日

カルティエ、公式サイトの映画ばりの動画から・・・連想株――銘柄ウォッチ








田北知見の銘柄ウオッチ フランスの宝飾品ブランド、カルティエのインターネット公式サイトで『カルティエのオデュッセイア(冒険・放浪の旅)』(L´ODYSSÉE DE Cartier)という動画を見た。パンテール(パンサー=豹)が、ヨーロッパ各地や中国、インドなど、さまざまな場所へ行き、ロシア風の貴族が乗った馬車と一緒に雪の上を走ったり、龍や象と会ったり、クラシックタイプの飛行機に乗ったり・・・といったさまざまなシーンを編集した、ブランドのイメージフィルムだ。

 同ブランドでは昔から、貴金属と宝石で豹をかたどった指輪やブレスレットなどの商品シリーズがあり、また、インドの王族からの注文に始まったという腕時計のシリーズなどもある。そうした商品群のイメージをインスパイアした内容となっている。

 このようなイメージ動画は多くのブランドで制作・掲載しており珍しくはないのだが、今回驚いたのは、その質の高さだ。撮影には本物の豹が使われており、この道数十年というベテラン動物トレーナーが指導。しかも、動物虐待にならないように、撮影は細心の注意を払って行なわれ、撮影期間中は定期的に獣医師の診断を豹に受けさせたという徹底ぶりだ。また、音楽は著名なプロが作曲したオリジナル曲で、録音はヨーロッパの名門スタジオで行なわれたという。また、映像や音楽だけでなく、CGや効果音も映画ばりのレベルとなっているのだ。

 さすが老舗名門ブランドはやることが違う・・・と感心するとともに、もちろんそれらの経費も商品に乗っているわけで、そうした高い商品を、イメージ代も含めて買いたいという顧客が多く存在するのだなあ・・・と思ったのだった。

 動物からの連想で医薬品銘柄と、CGからの連想でIT系銘柄を見てみた。

★武田薬品工業〈4502〉(東1)

 製薬で国内首位の武田薬品工業<4502>(東1)を入れる。6日終値は40円高の3550円。単位100株。PERは約21.6倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは昨年11月25日につけた直近安値3020円を底に、中期で上昇トレンドとなっていたが、今年3月26日に年初来高値3790円をつけて以降は、地合いの軟化もあり反落している。中期で見ても安値圏にあり、拾い時と見る。3800円フシ上抜けを目指す。

★ディー・エヌ・エー〈2432〉(東1)

 携帯向けゲーム『モバゲー』事業などを行なっている、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)を入れる。6日終値は9円安の2384円。単位100株。PERは約11.0倍、PBRは約3.9倍となっている。チャートは1月19日につけた上場来安値1750円から反発したものの、2月に2800円ラインでダブルトップを形成して以降は出直り局面。軟調な地合いに負けずジリ高トレンドを維持している好チャートで、まずは2800円フシ上抜けを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

posted by 田北知見 at 16:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

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