2008年03月27日

不気味・・・




 人通りも、道路を行く車も、異様に少ない。
 雪景色のせいだけでなく、どこか寒々しい。見ていて、なんとなく、ゾッとした。
posted by 田北知見 at 17:25 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2008年03月24日

或る優秀かつ責任感の強い女性の一生――『天璋院 篤姫』展を見た。

 東京・両国の江戸東京博物館で、『天璋院 篤姫』展を観た。(4月6日まで)

 駅貼りポスターで、天璋院の、きりっとした姿、きかぬ気の強そうな顔と、
「女の道は、前へ進むしかない、
 引き返すのは恥でございます。」
という言葉(キャッチコピー)にシビれて、観に行きたかったのだ。
(以前、西太后展モンゴル競馬の時も書いたが、私はやはり、気の強い女性が好きだ。W)

■篤姫 波乱万丈の人生

 天璋院 篤姫は、幕末の1835(天保6)年に、薩摩で生まれた。

 1856(安政3)年、21歳で徳川将軍家定の正室として輿入れ。
 そのために、彼女はまず薩摩藩主 島津斉彬の養女となり、さらに、右大臣 近衛忠煕の養女となっている。
 当時、こうしたことは珍しくはないけれど、やはり、徳川家から島津家へ「正室を」との話があった時に、上記のややこしい手続きを踏んででも、「ぜひ彼女を」となったのは、一門のなかでも、彼女の賢さ、優秀さゆえなのだろう。

 というのは、当時、家定の次の将軍候補として、紀州藩の家茂と、一橋慶喜の名が挙がっており、一橋派だった斉彬は、篤姫に、大奥からの幕府工作を期待していたらしい。

 しかし、婚礼から、たった1年半後に、家定は病死。篤姫は23歳の若さで未亡人になってしまう。同年、斉彬も死亡。

 篤姫は、期待された幕府工作に力を発揮できず、それどころか、江戸城内(夫)と地元薩摩(養父)の、両方の後ろ盾を失い、どんなに落胆しただろう。
「この先、生きる甲斐は、あるのだろうか」
と思ったのではないか。

 しかしその後、次の将軍 家茂の後見役として、公武一和に側面から尽力。
 また、家茂上洛時には、家茂の正妻 和宮とともに、将軍不在の江戸城の留守をあずかったという。

 さらに時代は変遷し、戊辰戦争に際しての江戸城無血開城や、徳川家安堵にも、側面から尽力したようだ。
「官軍隊長宛 書状」なんかは、読んでて思わず涙ぐんでしまった。

■「なんで私が」と思わなかっただろうか

 篤姫は、藩主一門のお嬢様として生まれ、ふつうだったら、蝶よ花よで育てられ、そのまま奥様となって、何の苦労もない人生が送れたはずだ。
 なのに、賢く優秀で、責任感の強い人だったために、なんだか大変な人生を送ることになってしまった。

 結婚して、あっという間に夫に先立たれた時、
 実家の一門あてに、婚家の者たちの助命嘆願を行なった時、
「なんで私が」
と思わなかっただろうか。
 いや、彼女のことだからきっと、
「これが私の人生なのだ」
と、運命から与えられた役割を、一生懸命、まっとうしたのだろう。
posted by 田北知見 at 18:02 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(1) | 趣味に走ってスミマセン

2008年03月19日

映画『燃えよ! ピンポン』の試写会に行った。

 映画『燃えよ! ピンポン』の試写会に行った。(3月22日公開)

 アメリカのコメディ映画だ。
 結論からいう。
 すんっごく、おもしろかった。

■極上のエンターテインメント映画

 ストーリーは、もと天才卓球少年、いまはメタボ卓球芸人の主人公が、FBIの依頼を受けて、卓球の「裏」世界選手権?に出場…という話だ。
 笑いにつぐ笑い。カンフー・アクションあり、ホロリとさせるシーンあり。ちょっとロマンスも入っていて、極上のエンターテインメント映画に仕上がってると思った。

 物語の舞台も、制作も、生粋のアメリカ映画なのだが、全編、かなり中国テイスト。

 でも、世界選手権?の、会場や出てくるキャラクターは、日本風とか、アジアンテイストがごちゃ混ぜになってる。
 ゲイシャ・ガール風の女性や、スモウ・レスラー風の男性が出てきたり。

■ステレオタイプな日本人像?

 日本代表?の選手は、登場時に、サムライ・スウォードで気合一閃、ピンポン玉をまっぷたつにしたり。
 試合の時は、素っ裸に、まわし1本だし。
「あ〜、日本って、こういうイメージなんだ…」
と思った。(笑)

 というか、わざとステレオタイプに、おもしろおかしく、えがいてるんだと思うけど。
 ドイツの選手は、一瞬、SSふうの歩き方をしたり。
 アメリカの選手は、マイク・タイソンかボブ・サップか?みたいな、マッチョなアフリカ系男性だったり。
 接待役で出てくる、ハンサムで体格が良くて陽気なゲイたちも、「ん〜、アメリカっぽ〜い」という感じだ。

 また、ちょこっと出てくる、日本人・日系人俳優に、日本人の観客(私)としては、スルドク反応してしまった。

 マシ・オカ、初めて見た。
 彼が出てるアメリカのドラマ『ヒーローズ』、話題になってるとは知ってるんだけど、見たことはなかったので…。

 それと、やはりチョイ役で出てた人。辮髪ふうのヘアスタイルと、ゴツい顔つきから、てっきり中国系アメリカ人だろうと思ってた。
 エンドロールを見てたら、「ケイリー・ヒロユキ・タガワ」とあって、「あ、日本人/日系人なんだ」とビックリしたのだった。


 とにかく、おもしろい映画だ。オススメです。
posted by 田北知見 at 16:28 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味に走ってスミマセン

2008年03月18日

こんな国、私だったら、イヤだ。




 以前、シリアとヨルダンに行った時、この映像に出てくるような服装をした女性を多く見た。
 美しいなあ、とは思った。
 が、強制されるとなると、また話は違うと思う。

 聞いた話だが、イランでは、外国人観光客も、そういう服装を強制されるらしい。
 また、ちょっと話は違うが、戦時中の日本も似たようなものだったらしい。モンペ以外はダメとか、「パーマネント禁止」とか。

 そんな国はイヤだなあ。

 私が行ったシリア・ヨルダン旅行はツアーだったのだが、自由時間に1人で街を歩いた。
 イラクほど戒律に厳しくない国なので、外国人観光客は、上記の服装は強制されない。
 なので私は、最初は頭に何も着けずに歩いていた。
 けれど、周りの女性が全員、かぶりものをつけていると、また、男性たちからの凶暴な視線(「バチ当たりめ!」)を感じて、思わず、胸元に巻いていたショールを、頭からかぶった。

 イスラム圏では、男性が女性を殺しても、場合によっては罪にならないらしいと聞いたこともあるし。
 そうやって、精神的に、社会的に、女性はジワジワと人格を奪われていくんだなあ、と実感(疑似体験)した。

 そんな国はイヤだ。
posted by 田北知見 at 16:58 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと

2008年03月17日

中国・チベット自治区……(T_T)……



 どうして、こんなことに…?(T_T)
 イヤ、「どうして」かは、解っているのだが。
posted by 田北知見 at 16:56 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2008年03月13日

きょうの日経文化面

 きょう13日付け日本経済新聞 朝刊の文化面(最終ページ)は良かった。

■ 王羲之『蘭亭序』展

 右肩(紙面の右上位置)は、王羲之『蘭亭序』展についての記事だ。
 現在、東京・上野の東京国立博物館と、東京・根岸の台東区立書道博物館で、上記関連品・資料の展覧会がひらかれているという。

 私も今まで、あちこちの博物館や美術館で王羲之の摸本・拓本(たぶん…。シロートなので、コピーや模写とかでも、私には見分けがつかないのだ…とほほ)を見たことがある。
 私には書の良さや何かはサッパリ分からないので、
「ほう…これが『書聖』の字なのか…」
と思うくらいだ。シロート目には、
「みょうなクセがなくて、だから時代を超えて好まれるのかな」
くらいしか、分からない。

 というわけで、もし機会があったら、同展を見てみよう。
 たぶん、いろいろ解説もついてるだろうから、良さが理解できるようになるかも…?

■エクストリームアイロニング

 紙面のまんなかには、「エクストリームアイロニング」を行なっている松澤等 氏の記事が載っていた。

 エクストリームアイロニングは、「山岳登頂し、その場でシャツにアイロンをかける」という、英国生まれのスポーツ?なのだそうだ。

 松澤氏は言う。
「厳しい環境下でアイロン、という組み合わせをバカバカしい冗談と思われることも少なくない」
「『なぜ?』と問われると僕はこう答える。『そこにしわがあるから』」

 また、おもしろかったのは、次の箇所だ。
「同じスポーツなのに国民性の違いがあり、欧州人はより高い山、より深い水深というように記録を狙い、米国や南半球の愛好者は切り立った岩肌などスリルを求める」
「僕ら日本人は、アイロン掛けという日常行為を大自然に持ち込むことで得られる癒やしや達成感、自然との調和を求める。禅や茶道の野点に近いものを感じている」

■私の履歴書

 左肩は有名&人気コーナー『私の履歴書』。
 現在は、潮田健次郎 住生活グループ前会長の連載中だ。
 目下、創業から、会社が軌道に乗るまでの、資金繰りなどが大変なところ(1950〜60年代)に来ている。

 実はきのう付けの記事中、次のような箇所があった。
「当時の私(潮田氏)は、重いリュックを背負って山の絶壁を登っていたようなものだ。リュックの中には家族や従業員の生活、取引先の債権などがぎっしり詰まっている」
「人はなぜ危険を承知で山に登るのか。…要は山登りが好きでたまらないということだろう」

 私はこれを読んで、
「え? 家族や従業員は、あなた(潮田氏)の重荷ではなく、あなたを支えたり、押し上げたりする存在ではないのか?」
「パーティーを組んでいるのではなく、自分ひとりで登っているつもりなのだろうか?」
と、気になっていた。

 しかしきょう付けの記事で、次の箇所を読んで、ホッとした。
「従業員に対する考え方が大きく変わった。それまでは『この会社は創業した私のものだ。…不満なら、よその会社に行けばいい』という思いがあった」
「しかし、…『従業員は私を頼りにしている…とことん面倒をみよう』と考えるようになった」

 経営シロートの私にも、
「そういう意識でないと、たぶん同社はその後、あそこまで大きくならなかっただろうな」
と思えるので。

■商工中金の広告

 そして、下の広告欄は、商工中金。
 イメージキャラクターは、吹石一恵ちゃん。かわいい…(???n?[?g)。
posted by 田北知見 at 17:52 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味に走ってスミマセン

2008年03月11日

「人里ちかくまで来る動物」について。




 ホッキョクグマ、動きとかが、なんか人間っぽい。
「ごろ〜ん、まふ〜ん」
みたいな感じで寝転がっているところなんて、かわいい。

 活動家の説明で、
「何度も街へ戻ってきて問題を起こすクマには、鎮静剤を使う」
とかってところも、動物というより、人間に近い扱いをしているように見える。

 ホッキョクグマが街へ出没するのは、やはり温暖化とかの影響なんだろうか?
 それとも、一般的に、冬はやはりエサが採れにくいので、人里ちかくまで来ちゃうということなのか。

 数年前、北海道の釧路〜網走〜知床を旅行した時、エゾシカについて、同様の話を聞いた。
 ふだんは山の中にいるのだが、冬はエサが採れにくいので、人里ちかくまで降りてくるそうだ。
 私も実際に、何度か見た。雪のなかで、木の皮?とかをバリバリ食べてた。

 また、以前、聞いた話だが、群馬県かどこかの、奥地の温泉地で、露天風呂に入っていたら、サルやカモシカが近くまで来たそうだ。
「さすがカモシカだけあって、美しい脚をしていた」
という話だ。(笑)

 他のサイトでは、中国で、(天然の)パンダが、人の住んでいる村まで来ちゃって、村は大騒ぎ、みたいなニュースも見た。
 家のドアをあけると、目の前にパンダがいて、「アイヤー、大熊猫!?」と驚く村人。
 とかって、想像すると、可笑しい。
 現地の専門家が、
「エサを採っていて、道に迷ったのではないか」
と、真顔でコメントしていたのも、可笑しかった。
posted by 田北知見 at 17:08 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(1) | 趣味に走ってスミマセン

2008年03月10日

ブリヂストン美術館の『腕を組んですわるサルタンバンク』

 東京・京橋にある『ブリヂストン美術館』へ行った。
 企画展『コレクションの新地平〜20世紀美術の息吹』(4月13日まで)を観に行ったのだが、これまでも、同美術館は何度か行ったことがある。
 印象派を中心に、19世紀〜20世紀初めの作品が充実しているので、私の好みのツボどまんなか(笑)なのだ。

 上記の企画展は全体に良かったが、同館所蔵品で、あらためて、良さを知った作品があった。
 パブロ・ピカソの『腕を組んですわるサルタンバンク』だ。

■ピカソの『腕を組んですわるサルタンバンク』

 サルタンバンク(大道芸人)が腕と足を組んで椅子に座っている絵だ。

 同館所蔵になる前は、著名天才ピアニスト ヴラジーミル・ホロヴィッツ(1904〜1989)の持ち物だったらしい。
 自宅のピアノ室に飾られていたとも聞いた。

 そう聞くと、この絵のサルタンバンクは、ホロヴィッツのピアノに、じっと聴き入っているように見える。
 また、
「このサルタンバンクは、天才ピアニストの奏でるピアノを、ずっと聴いていたんだなあ」
と思うと、クラシック音楽を聴かせた牛の肉がやわらかくなるように、また、熟成中の焼酎がまろやかに美味しくなるように、この絵も、よりいっそう美しさが増すような気がしたのだった。
posted by 田北知見 at 16:35 | 東京 ???? | Comment(1) | TrackBack(0) | よいこの美術鑑賞

2008年03月07日

ペンギンのベイブちゃん誘拐事件。




 そ…そんな…。
 心配だなあ…。(汗)
posted by 田北知見 at 16:51 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味に走ってスミマセン

2008年03月06日

海外での「現地化」

 今朝の日経新聞で、
「米娯楽大手のウォルト・ディズニーは、日本でアニメーションの制作に乗り出す」
「東映アニメーションなどと共同で、日本やアジアの視聴者の好みを採り入れた作品を作り、4月以降、放送する」
「ディズニーが企画の段階から主要作品を米国以外で制作するのは初めて」
と報じられた。

■ディズニーの「コンテンツ 現地化」

 記事を読んで、気になったのは、次の箇所だ。

 ディズニーは『ミッキーマウス』『スティッチ!』などの主要なキャラクターや作品を米国内で制作してきた。これまで代表作の基幹工程を米国外に出した例はない。長年、米国生まれのコンテンツをそのまま世界に普及させる戦略を採ってきたが、多様な文化の国・地域で受け入れられるためには、企画段階からの「現地化」も必要と判断した。


〈引用おわり〉

■ウォルマートのコミュニティーに対応した店づくり

 これを読んで思い出したのは、『ニューズウィーク日本版』3.12号の
「生き残るにはアラブ系を狙え」
と題した、要旨、次のような記事だ。

 米ミシガン州ディアボーンには、50万人近くのアラブ系住民が暮らす。
 同地に、3月3日、全米に3500店舗を持つ小売チェーン、ウォルマートの支店がオープンした。
 他の店舗と違うのは、一般商品に加えて、アラブ系を対象にした550種類のアイテムをそろえている点だ。
 中東料理に欠かせないカボチャやナス。中東ポップスのCDや、イスラム教徒向けのグリーティングカード。イスラム教の戒律に従って処理された精肉専用のコーナーもある。
 ウォルマートは過去2年間、試験的に「コミュニティーをターゲットにした店づくり」を行なってきた。
 シカゴとアトランタでは、アフリカ系の顧客を意識した商品を増やし、アーミッシュの多い地域では、馬をつなぐ場所を設けるなどだ。

■アメリカ企業のマーケティング手法が変化?

 私のシロート考えでは、アメリカ企業(製品・コンテンツ)のマーケティング手法って、これまで日本でやったみたいに、
(例:コーラ、コーヒー、ファストフード、カジュアルファッション 等々)
「まずは物量作戦で一挙に普及させる」
(スーパーで大量に安売りしたり、ドミナント出店)
「それと、イメージ戦略」
(ステキなアメリカ、カッコいいアメリカ、豊かなアメリカの、商品・ブランドである)
「やり方は、あくまで、すばらしいアメリカ式、合理的なアメリカ式で!!!」
という感じだ。

 しかし、ここへ来て、少し方向転換してきたのだろうか。

 一時期の「世界中で、ひとり勝ち」の地位から滑落しつつあるからかもしれない。
 単に、地域や民族の嗜好に合わせたほうが買われる/儲かる と、それこそ「合理的に」判断しただけかもしれない。
 また、「多文化容認」こそがアメリカ式ということかもしれない。

■日本企業の カイゼン、モッタイナイ&「人材の多様化」

 ひるがえって、日本はどうだろうか。

 外から来たものを、うまく取り入れてアレンジするのは上手だと、よく言われるが。
 外に出した、日本生まれの価値観は、「カイゼン」「モッタイナイ」くらいかな?

 ここで、『東洋経済オンライン』サイト『四季報速報』3月6日付けの、資生堂〈4911〉の記事を思い出した。
 記事では、資生堂の中国市場展開を中心に、報道・分析されている。
 そのなかで、ただひとつ、不安材料として、「人材の育成」が挙げられている。
 競合のロレアル(フランス系)やP&G(アメリカ系)などと比べて、海外での人材育成ノウハウに乏しいと指摘されている。

 現地採用の人材を抜擢・活用できるかどうかも、「現地化」度合いのバロメーターのひとつだろう。
 日本企業は、国内でさえ「人材の多様化」がニガテだからなあ…。

 たとえば、ちょうど話に出たので、資生堂を例に挙げると、あんなに女性率の高い(7割)大手優良企業でさえ、ようやく「初の女性副社長が誕生」って、ニュースになったくらいだし。
(本年4月1日付けで、岩田喜美枝 取締役常務執行役員が、執行役員副社長に昇格。女性の副社長は初めて。6月下旬の定時株主総会で西森誠二副社長に代わり、代表権を持つ予定。…でも、岩田氏は厚労省出身で、社内のはえぬきじゃないんだよね…)
posted by 田北知見 at 19:03 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタいじり

2008年03月05日

『墓場鬼太郎』(ハカバ キタロウ)と 東映アニメーション

 先日、ヤフーニュースを見ていたら、アニメ「鬼太郎」についてのネタが出ていた。
 以下に、転載させていただく。

■“リアル鬼太郎” 大人に人気

 水木しげるのオリジナル原作に近い鬼太郎のアニメが、大人のコアなファンに人気だ。正式なタイトルは「墓場鬼太郎」(フジテレビ系、木曜深夜0:45ほか、全11回)。深夜枠にもかかわらず、平均視聴率5.0%を記録。なぜ、今リアル鬼太郎なのか?

 「グロテスクな表現はテレビコードぎりぎり。露悪的にならないよう、何度もやり直しをしたところも少なくない」

 30年以上ゲゲゲの鬼太郎の製作にかかわっている、東映アニメーションの清水慎治・企画部長は話す。

 「墓場−」は鬼太郎の原点で、昭和34年、貸本の漫画として発表された。その後少年雑誌にも連載され、43年にアニメ化された。この際、子供には暗すぎるとされ、「ゲゲゲ−」に改題。勧善懲悪のヒーローものに方向転換したという経緯がある。

 作品の舞台は昭和30年代。幽霊族最後の生き残りとして墓の中から鬼太郎が生まれ、人間社会にさまざまな怪奇現象がわき起こるという物語。映像はリアルなホラータッチで、たとえば第1話。目玉おやじの誕生シーンでは、鬼太郎の父親である包帯男の目玉が離れ、手足が生える…。

 あえてオリジナル版にこだわった理由は? 

 「実は20年前から墓場をテレビ化したかったが、ハード過ぎてテレビには無理とされてきた」と清水部長。今回、ようやく実現した背景について「便利さや明るさに満たされた現代の大人が、鬼太郎に登場するような昭和時代の日本にノスタルジーを感じるようになったからでは」と分析。デジタル技術の進展で表現が豊かになったことも、アニメ化を後押ししたという。

 一方、同局では子供向け(?)の「ゲゲゲの鬼太郎」(日曜9:00)も放映中。こちらは、マンガチックな妖怪キャラが登場するおなじみのストーリーだが、今回はネコ娘がかわいらしい美少女にアレンジされており、新たなファン層を拡大している。


〈引用おわり〉

■妖怪アニメの思ひ出

 私はこの記事を読んで、とりあえず、ハカバキタロウの公式サイトを見てみたが…、こ…こわいっす…。(笑)

 やはし、子供向けの『ゲゲゲの鬼太郎』のほうが、見てて安心。
 ただ、こっちの鬼太郎は、髪がサラサラで、ネコ娘もかわいくて、現代ふうアレンジ。
 私が子供の時に見たバージョンは、もうちょっと暗くておどろおどろしかった。

 当時は「妖怪もの」のアニメが流行っていた気がする。(いや、リアルタイムではなく再放送だったか?)

 私が好きだったのは、『ドロロン えん魔くん』
 原作が永井豪だけあって、雪子姫(←キャラクターの名前)のお色気シーンがよくあり、子供心にドキドキしたものだ。(笑)
 妹は『妖怪人間ベム』がお気に入り?だったらしい。(リメイク版ではなく、オリジナルの、もっとおどろおどろしいほう)

 私は大人になった今でも、夜、雲に半分おおわれた、ドヨ〜ンとした月を見ると、
「妖怪もののアニメみたいだなあ…」
と、フト思うことがある。

■東映アニメーション

 先日読んだ、『経済界』3.18号では、「クール・ジャパンの旗手 アニメ頑張れ!」特集があり、その1社として、東映アニメーション〈4816・ジャスダック〉が出ていた。

 やはりその記事でも、
「深夜枠で水木作品の『墓場鬼太郎』が大ヒット」
と取り上げられている。

 インタビューで、高橋浩社長は、
「作品がヒットするには、何よりも企画力が必要」
と指摘。視聴者の変化に合わせて次々と新しい企画を打ち出すことが重要だという。

 また、同社はアニメ業界のリーディングカンパニーを標榜しているが、高橋社長は、
「リーディングカンパニーというのは、単に売り上げのトップを目指すという意味ではない」
「他社に先駆けてトライ、挑戦をして、業界を牽引していく存在でありたい」
とも語っている。
posted by 田北知見 at 17:33 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常→銘柄探し

2008年03月04日

春が来ている・・・

 きのう、会社帰りに道を歩いていたら、どこからともなく、沈丁花の匂いが漂ってきた。

 会社帰りのスーパーで、「桜風味」のマドレーヌを売っていたので、買ってみた。

 スギ花粉がいっぱい飛んでいる。ハックション!

 …春だなあ…。
posted by 田北知見 at 17:58 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと

2008年03月03日

「プレミアム」について。

 過日、東洋経済オンラインで『遠藤功のプレミアム戦略』()という記事を読んだ。

 内容を、私なりにかなり乱暴にまとめさせていただくと、
「プレミアムとは、通常のブランディングより遥かに高い位置にある、ぶっちぎりのブランディング」
「切り詰めたコストを積み上げた価格設定ではなく、先に価格を決めて、それに見合う高いレベルのものづくりと、イメージづくりなどの戦略を行なうこと」
「日本の(一部の)ものづくりも、そうあるべきだ。でないと、欧米先進国のような高付加価値のものに追いつかず、新興国には追い抜かれて負ける」
ということらしい。

■工業化に、ちょっと先んじただけ?

 これを読んで、私は、
「しかし、日本のものづくりで、そんなことができるのかなあ…?」
と思った。
(イヤ、「できるできない」ではなく、やらなきゃ勝ち残れない、という話だというのは、解っているのだが)

 欧米のように、歴史や文化その他により、国のイメージじたいに「プレミアム感」が漂うわけではなく。
 それでいて、新興国のような、がむしゃらさは、もうない。
 日本なんてしょせん、他のアジアの国より、ちょっと先に工業国になれただけの国じゃないか。と、ちょっと卑下してみたり。

■ポルシェ、フェラーリ、トヨタ

 たとえば、記事中に、ポルシェの例が出てくる。
 遠藤氏は、ドイツの同社ドライビング・サーキットでの体験を語っている。

 私も国内で、ポルシェに何度か同乗させていただいたことがある。公道なので、もちろん時速300キロなんて出ないのだが、確かに、あの加速感は、車シロートの私ですら、「さすが」と感じた。

 一方で、たとえばトヨタ車に同乗させていただく機会も多い。
 その時の感想は、やはり、「乗っていて疲れない」「ずいぶんいろいろ便利な機能がついてる(車種やオプションにもよるのだろうが)んだなあ」とか、そういう感じだ。
 良い悪いは別として、大げさにいうと、日本車というか、日本のものづくりを象徴している気がする。

 また、以前、村上龍がエッセイに書いていた話を思い出した。
 F1レースのフェラーリ・チームで、エンツォ・フェラーリが存命中のエピソードだ。

 レース中、車両に不具合があり、
「だましだまし、ゆっくり走れば完走はできそうだが、優勝は望めない」
「無理して飛ばせば優勝できそうだが、途中でリタイアする可能性は高い」
という状況になった。
 スタッフ全員が、「どうします?」という感じで、エンツォ・フェラーリを見た。彼はすかさず言った。
「われわれは、イタリア人だろう」
 その瞬間、「後先気にせず、とにかく飛ばせるところまで飛ばそう」と決まったそうだ。

 そのエピソードを紹介したうえで、村上は、要旨、次のようなことを書いている。
「これが『われわれは、日本人だろう』と言ったら、どういう意味になるのだろう。『会議をひらいて慎重に決めよう』か?」

■欧米コンプレックスは過去のものか

 一方で、
「欧米(ブランド)には、かなわない」
という私の価値観は、一定以上の年代の日本人だけが持っているんだろうか。と思うこともある。

 たとえば、先日、若い人(といっても30代前半)と、
「もし何でも買えるとしたら、クルマは何を買うか」
みたいな雑談をしていた。

 その人が、
「俺だったら、レクサス」
と言ったので、私はビックリした。
 私だったら、それくらいのお金を払うなら、ジャガーとかベンツを買うと思う。
 そう言うと、その人は、
「あー、なるほど…」
と言いつつも、淡々と、レクサスの良さ、すごさをいくつか挙げてみせたのだった。

 一定以下の年代の人にとっては、どこの国のものかはあんまり関係なくて、自分にとって良いものは良い、好きなものは好き、ということなんだろうか。
 もしそういうカスタマーが(国を問わず)増えてくるならば、良いものを誠実につくることのできる日本に、勝機(商機?)はあるのかもしれない。と誇らしげに思ってみたり。
posted by 田北知見 at 18:19 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 〜について思ったこと